DPReviewが「α7 V ILCE-7M5」の動画画質のレビューを公開。オープンゲートや高解像度の動画撮影に非対応や、「画角優先」オフの時のクロップ倍率などを指摘。しかし、ディテールが豊富な4K動画は競争力があると評価しています。
DPReview:Sony a7 V video studio scene: what do you really need?
- α7 Vの4K 24fps動画は7Kからのオーバーサンプリング。サブサンプリングやラインスキップモードに切り替える選択肢(あるいは実質的な必要性)はない。
- オーバーサンプリングでの映像は十分なディテールを保ち、EOS R6 Mark IIIやLUMIX DC-S1M2のようなカメラと遜色ない。
- 競合製品には高解像度オプション(Canonは7K、Panasonicは6K)があり、より多くの細部を捉えられる。非常に細かいディテールを持つ被写体を撮影する場合や、ポストプロダクションでトリミングする余地を残したい場合に役立つ可能性がある。高解像度はα7 Vに欠けている機能。
- 4K 60fpsに切り替えると状況はやや複雑になる。α7 Vには「画角優先」モードがあり、高フレームレートで全幅録画を行うにはこれを有効にする必要がある。無効にすると1.17倍のクロップが発生する。
- 全幅モード有効時にノイズリダクションが無効化されると説明しているが、ベースISOでは顕著な差異は確認できなかった。モードを有効にした状態の4K 60fps映像はCanonやPanasonicの映像よりもわずかにディテールが豊富。
- 4K 120fps時に1.52倍クロップが必要。S1IIの1.24倍クロップや、サブサンプリングだが全幅のEOS R6 IIIと比べて、センサーの使用領域が少なく(画角の変化も大きい)ことを意味する。
- 4K 60fpsと同様、120fpsで画角優先をオフにするとさらにクロップがかかり、合計1.79倍となる。とはいえ、α7Vの4K 120fpsはEOS R6 IIIよりもディテールが豊富で、S1IIと同等の競争力がある。
- 4K 24fpsのAPS-Cモードから4K 120fpsモードに移行しても、詳細度の目立った低下は見られない。
ライバル機と比べてα7Vに「欠けている」機能について多くの議論がある。だが、それらが本当に自分にとって重要なのか、それとも単なるブランド論争なのか考える価値はある。
パナソニックやキヤノンはセンサー全体の出力を捉えるオープンゲート撮影を可能とするが、ソニーは16:9のUHD 4K撮影のみ。ワークフローで高解像度撮影が必要だったり、アナモルフィックレンズを使用したり、縦横両方向の配信を同時に考慮した構図を求めたりする場合、それらの他メーカー機の方が適している。
高品質な4K映像の撮影がニーズを十分に満たすと考える人は非常に多く、α7 Vはこの点で競争力があると言える。
DPReviewのレビューによると、オープンゲートや高解像撮影などの機能が欠けているものの、4K動画に限って言えば競争力のあるカメラのようです。オープンゲートやRAW動画の内部記録などが必要なければ「これで十分」と言えるかもしれませんね。(実勢価格はZ6III=α7 V<R6 III<S1M2)
注意点があるとすれば「画角優先」モードのオンオフでしょうか。クロップ倍率の変化やNRの無効化など運用上の事故が多そうな設定かもしれません。
- 発売日:
・ボディ:12月19日
・レンズキット:2026年春以降 - 予約開始日:2025年12月9日(火)10時
- 希望小売価格:
- 市場推定価格:
・ボディ:約42万円前後
・レンズキット:不明 - B&H:2,899ドル
2025年12月に登場したα7 スタンダードシリーズの最新モデル。
従来と同じ3300万画素の解像性能ながら、部分積層型CMOSセンサーと新型プロセッサによる高速処理に対応。AFの強化をはじめ、ブラックアウトフリーの連続撮影や4K 120p、被写体認識などを実現しています。
さらに、プロセッサの統合による低消費電力化でバッテリーライフの改善。モニターの可動方式強化やフルマグネシウムボディ化、デュアルUSB-Cポートなど、外側も様々な改良が施されています。販売価格は高くなってしまいましたが、競合他社の部分積層型CMOSモデルと同程度。
| α7 V | |||
| ソニーストア |
|||
| 楽天市場 |
Amazon | キタムラ |
|
| ビックカメラ | マップカメラ | ||
| メルカリ |
キタムラで中古在庫を探す |
||
主な仕様
| イメージセンサー | タイプ:Exmor RS CMOS 有効画素:約3300万画素 |
| センサー除塵 | アンチダスト機能 |
| プロセッサ | BIONZ XR2 |
| 手振れ補正 | 中央7.5段 周辺6.5段 |
| RAW | 14bit 30fps対応 ロスレス圧縮 圧縮 画質優先 圧縮 |
| ISO | 100 - 51200 拡張 50 / 204800 |
| ストレージ | Slot1:CFe A / SD UHS-II Slot2:SD UHS-II |
| AF | 検出方式: 測距点:759点 測距輝度範囲:-4EV F2.0 |
| 被写体検出 | オート 人物 動物 鳥 昆虫 車 列車 飛行機 |
| シャッター | メカニカル:1/8000-30 秒 電子先幕:1/8000-30 秒 電子:1/16000-30 秒 |
| フラッシュ同調速度 | 1/250 秒 (フルサイズ) 1/320 秒 (APS-Cサイズ) |
| 連続撮影速度 | 電子:最高約30コマ/秒 メカ:最高約10コマ/秒 |
| 連続撮影枚数 | RAW: 95枚 |
| ファインダー | サイズ:0.5型 解像度:369万ドット 倍率:約0.78倍 |
| モニター | サイズ:3.2型 解像度:210万ドット 可動方式:4軸チルト |
| 動画フレームレート | 4K 120p Super35 4K 60p Fullframe |
| 動画出力 | XAVC HS 4K, XAVC S 4K XAVC S HD XAVC S-I HD |
| USB | 1:USB-C USB3.2 10Gbps 2:USB-C USB2.0 |
| マイク/ヘッドホン | マイク:3.5mm ヘッドホン:3.5 mm |
| HDMI | Type-A |
| Wi-Fi | IEEE 802.11a/b/g/n/ac/ax |
| Bluetooth | Ver. 5.3 |
| その他ポート類 | - |
| バッテリー | タイプ:NP-FZ100 撮影可能枚数: ・ファインダー:630枚 ・モニター:750 枚 |
| サイズ | 約130.3 x 96.4 x 82.4 mm |
| 重量 | バッテリー含む:約695 g 本体のみ:約610 g |
| 製造国 | タイ |
関連カメラ
関連記事
- 機能的ではないが高品質な4K動画は競争力がある|ILCE-7M5 2026年1月16日
- 2026年に最も売れるであろうカメラ|ILCE-7M5 2026年1月8日
- 部分積層型CMOSによる画質への顕著な影響はない|α7 V 2026年1月8日
- ソニー α7 V レビュー シャッター方式によるダイナミックレンジ比較 2026年1月3日
- ソニー α7 V レビュー メニュー編 2025年12月31日
- α7 IVを大きく超える進化|ILCE-7M5 2025年12月28日
- ソニー α7 V レビュー 連写・ドライブ編【更新】 2025年12月28日
- ソニー α7 V レビュー 低照度AF比較 2025年12月26日
- VILTROXがα7 Vに対応するレンズ用最新ファームウェアを追加配信 2025年12月24日
- VILTROXがα7 Vに対応するレンズ用最新ファームウェアを配信開始 2025年12月22日
広告
*手動広告を試験的に導入しています。 ![]()
期間限定セール
アウトレットなど
キャッシュバック
カメラメーカー直販・店舗リンク(楽天市場)