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XF27mmF2.8 R WR レンズレビューVol.2 解像チャート編

「XF27mmF2.8 R WR」のレビュー第二回 解像チャート編を公開しました。

簡易的なまとめ

少なくとも中央は絞り開放から良好な解像性能を発揮するレンズです。ただし、公式が言及している「40MPフル対応レンズ(40Mセンサーの性能を画面全体で体感できるレンズ)」とは言えないように見えます。周辺や隅はパフォーマンス低下が目立ち、これは遠景の解像テストも同様。満足のいく結果を得るにはF5.6-8まで絞りたいところ。

At least in the center, this lens delivers good resolution performance even at wide-open aperture. However, it does not appear to live up to the official description of a “lens fully compatible with 40MP sensors (a lens that lets you experience the full performance of a 40MP sensor across the entire frame).” Performance degradation is noticeable in the periphery and corners, and this is also true in resolution tests of distant subjects. To achieve satisfactory results, you’ll want to stop down to f/5.6–8.

*当ブログのレビューは冒頭に断りが無い限り、自費購入となっています。

XF27mmF2.8 R WRのレビュー一覧

解像力チャート

撮影環境

テスト環境

  • カメラボディ:FUJIFILM X-E5
  • 交換レンズ:XF27mmF2.8 R WR
  • パール光学工業株式会社
    【HR23348】ISO12233準拠 8K解像力テストチャート(スチルカメラ用)
  • オリンパス HYRes 3.1 解析ソフト
  • 屋内で照明環境が一定
  • 三脚・セルフタイマー10秒・電子シャッター
  • RAW出力
  • ISO 125 固定
  • Adobe Lightroom Classic CCでRAW現像
    ・シャープネス オフ
    ・ノイズリダクション オフ
    ・色収差補正オフ
  • 解析するポイントごとにピントを合わせて撮影
    (像面湾曲は近接で測定が難しいので無限遠時にチェック)
  • 近接でのテストであることに注意(無限遠側はさらに良好となる可能性あり)

補足

今回はRAW出力を元にしてシャープネスをオフの状態で検証。ボディ出力のJPEGやRAW現像でシャープネスを整えるとより数値が向上する可能性あり。今回の数値はあくまでも「最低値」とお考え下さい。

テスト結果

中央は絞り開放から非常に良好ですが、周辺・隅に向かってパフォーマンスが低下します。遠景のテストでも似たような結果が得られており、近接によるパフォーマンス低下ではありません。

開放こそソフトですが、絞ると周辺・隅は徐々に改善します。F5.6-8.0まで絞ることで十分に良好な結果となる。遠景のテストと同じような傾向です。F8まで絞ってしまえば、全体的に均質性の高いシャープな画質。

中央

F2.8から良好で絞りによる改善効果は薄い。

周辺

F2.8は少しソフトですが、F8のピークに向かって徐々に改善します。

四隅

周辺部と同程度か少しソフト。やはりF8のピークに向かって少しずつ改善します。

数値確認

Center Mid Corner
F2.8 4183 2834 2104
F4.0 4020 3153 2439
F5.6 4041 3618 3139
F8.0 4020 3661 3690
F11 3343 3275 3324
F16 2659 2461 2505

競合製品比較

テスト機が異なるので参考までに。
27mmで最も優れたパフォーマンスを発揮するのは「VILTROX AF 27mm F1.2 Pro」ですが、サイズ・価格が大きく異なります。

7Artisans・TTArtisanが直接競合。少なくとも2600万画素モデルでは良好なパフォーマンスを発揮するレンズでした。ただし、中央の解像性能のみを考慮すると、XF27mmF2.8が最も優れたレンズです。

まとめ

少なくとも中央は絞り開放から良好な解像性能を発揮するレンズです。ただし、公式が言及している「40MPフル対応レンズ(40Mセンサーの性能を画面全体で体感できるレンズ)」とは言えないように見えます。周辺や隅はパフォーマンス低下が目立ち、これは遠景の解像テストも同様。満足のいく結果を得るにはF5.6-8まで絞りたいところ。

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XF27mmF2.8 R WR
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作例

オリジナルデータはFlickrにて公開

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