このウェブサイトをご覧になっている方の情報によると…
Nikon D850に搭載されている4600万画素センサーはニコンの仕様書に基づき、ソニーα7R IIのセンサーをベースとしてカスタマイズ製造されたものだ。
とのこと。
情報ルートに関しても記述がありますが、今回は割愛させて頂きます。デジカメinfoに投稿してもネタを採用してくれなかったそうです。
今のところ、この情報の信憑性は半々。「α7R IIベースのセンサーではないかもしれない」という可能性もあります。
「自社設計の製造委託である」と言う点いついては海外の情報サイトがニコンとの対談にて確認しているようです。
そこで、既出のD850に関するパフォーマンスデータを見てみましょう。
Nikon D850 | α7R II ILCE-7RM2 | α99 II ILCE-99M2 | |
総画素数 | 4689万画素 | 約4360万画素 | 約4360万画素 |
有効画素数 | 4575万画素 | 約4240万画素 | 約4240万画素 |
位相差センサー | 非搭載 | 搭載 | 搭載 |
上記のように画素数は近いですが、より高画素センサーとなっています。
一方でD850にはイメージセンサー上に位相差センサーが配置されていません。それが通常のフォトダイオードに置き換わっているとすると、どれだけ画素数に影響を与えるのか気になるところです。
Photons to photosが最速でD850に関するダイナミックレンジテストを公開しています。
暫定的なものであり、従来通りのテスト方法では無いことに注意してください。
これを見る限りではα7R IIと言うよりもD810と似た性能になっています。
一方でISOノイズのテスト結果はD810よりもα7R IIと似たパフォーマンスを示しています。
特にISO400前後におけるパフォーマンスの変化は特徴的と言えるものでしょう。
ただし、このグラフから「α7RM2のセンサーと同じだ」と言うのは時期尚早。
ここ最近登場したソニー製一眼カメラは同じような傾向を示しています。
それもα6300のようなAPS-Cモデルにも当てはまっている。
ちなみにNikon D7500やX-T2など「X-Trans CMOS III」を搭載するフジフイルム機も同様の傾向。
比較的あたらしいキヤノンのEOS M6などはこの傾向を示していません。興味深いですね。
「オリンパス設計・ソニー製造」とも言われているOM-D E-M1 Mark IIもこの特徴は持っていません。
と言う訳で、「Nikon D850のセンサーはα7R IIベースである」と言う情報は今のところ半信半疑。しかし「”ソニー製である”と言う点には引っかかる部分がある」と言う感じでしょうか。
(情報提供ありがとうございました。もし追加情報があれば喜んで掲載させて頂きます)
参考サイト
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