DpreviewがPENTAX K-1 Mark IIの「一部レビューでテスト結果が最適でなかった」として再テストの結果と所感を掲載しています。
Dpreview
- PENTAX K-1 Mark IIのレビュー当時はFA77mm F1.8 Limitedのサンプルが無かったため、DFA50mmマクロを使用した。しかし、重視していた中央領域はFA77mmよりもシャープであり、レンズの違いで評価の結果が変わらないと結論付けレビューを公開した。
 - 残念ながら、レビューを公開した後にISO12800のテスト結果にエラーが判明した。(プロファイルが誤ってオートとなっていた)
 - これらの違いを考慮して、リコーからK-1 Mark II・K-1・FA77mm F1.8を送ってもらい再撮影した。
 - 再撮影の結果、K-1 Mark IIのアクセラレータユニットがユーザーの介入出来ないRAW出力に対してノイズリダクションを適用していることは明らかだ。
 - さらに、正しいプロファイルを使ったISO12800はJPEGの色が大幅に改善している。
 - レビューの文とスコアを部分的に調整したが、全体の評価を大きく変更するまでには至らなかった。他社と比べてオートフォーカスの競争力や高画素機に回避不可のノイズリダクションが適用されるためだ。
 - 画質は良好で「悪いカメラ」と言う訳では無いが、K-1を500ドル支払ってアップグレードするのはおススメ出来ない。
 
とのこと。
残念ながらK-1 Mark IIの評価が覆ることはありませんでしたが、K-1 Mark IIとK-1とで全く同じ個体のレンズを使ってテストしているので参考になる画質比較です。(K-1 Mark IIが極僅かに前ピンと感じますが、誤差の範囲と言える程度でしょう)
感度別の比較は初回と比べて大きく変化ありません。ISO800?ISO6400あたりまでのディテールはK-1有利ですが、ISO12800以降の高感度域ではMark IIの方が低ノイズで色再現がやや良好のように見えますね。
やはり風景撮影なら三脚立ててISO400までを維持、手持ち撮影ならK-1よりノイズレスな高感度撮影を楽しめるカメラとして使うのが良さそうです。
スポンサーリンク
購入早見表
| 楽天市場 | Amazon | カメラのキタムラ | Yahoo | |
| PENTAX K-1 Mark II ボディキット | 新品・中古情報 | 
新品・中古情報 | 
新品・中古情報 | 
|
| PENTAX K-1 Mark II+28-105WR | 新品・中古情報 | 
新品・中古情報 | 
新品・中古情報 | 
|
| PENTAX K-1 | 新品・中古情報 | 
新品・中古情報 | 
新品・中古情報 | 
サイト案内情報
ペンタックス関連記事
- キヤノン ヴィンテージ風カメラは全てをゼロから作る必要がある
 - PENTAX K-3 Mark III がMonochromeモデルを除いて生産完了
 - PENTAX K-3 Mark III 20-40キット シルバーが生産完了
 - PetaPixelが評価するカメラ・レンズメーカー【2024】
 - 仏リコー「一眼レフの売り上げが下降傾向にあるのは目に見えている」
 - リコーイメージングが「PENTAX 17」を10月25日 受注再開と告知
 - PENTAX K-1 / K-1 Mark II 用プレミアム機能「天体写真アシスト」販売開始
 - PENTAX 17を検討する際には期待値を管理することが不可欠
 - PENTAX 17 想定を大幅に上回る注文で一時受注停止
 - PENTAX 17 初回出荷分が売り切れ始める【更新】
 
Facebookで最新情報やカメラ・レンズのレビューを発信しています。
「いいね!」を押すとFacebookの最新情報が届きます。