DPReviewがパナソニックのミラーレス「LUMIX G90」のチェックポイントをピックアップしています。
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LUMIX G99
- 2000万画素ライブMOSセンサーはLUMIX G9に搭載されているものと非所によく似たセンサーである。G9はとても優れた画質なので、このセンサーの導入は良いことだ。
- G8と同様にDual.IS IIに対応する5軸手ぶれ補正を搭載している。
- DFD技術のAFシステムは改良されたものをG99に搭載しているとパナソニックは述べている。
- G8では小さすぎ、G9では大きすぎると感じたユーザーにとってG99はちょうど良いカメラボディとなるだろう。G8と比べてしっかりとしたグリップを備え、余分なスペースにはISO・WB・露出補正ボタンが追加された。
- バリアングルモニタの解像度は104万ドットから124万ドットに増えている。タッチインタフェースは市場でも優れた機能性を誇っている。(訳注:仕様表を見る限りでは104万ドットですが…)
- EVFはG8と同じスペックだが、アイカップは使用材料が変わり、形状も微調整されている。
- G8と同様、ポップアップフラッシュを内蔵している。ただし、同調速度は1/160秒から1/200秒に改善している。
- ヘッドホン端子が追加され、マイク端子はバリアングルと干渉しない配置となっている。
- USB-C端子が良かったのだが、残念ながらMicro-B端子だ。USB経由で充電や給電が可能である。
- バッテリーは引き続き「DMW-BLC12」を使用する。さらにバッテリーグリップ「DMW-BGG1」に対応している、
- V-log Lを内蔵したGH以外の最初のモデルだ。ただし、G99の動画は8bitなのでログの有効性は制限されてしまっている。ビットレートはG8と同程度だ。
- 新しい動画機能として、FHD 120fpsのハイスピード動画を利用可能だ。
- 4K動画が全画素読み出しでは無く×1.25クロップである点には注意が必要だ。広角レンズで著しいクロップが発生してしまう。さらに、低照度におけるノイズ耐性にも影響を及ぼすはずだ。
とのこと。
2000万画素センサーの導入で静止画画質の向上は期待できそうですね。とは言え、LUMIX G9の実勢価格に近い初値でスタートするので、それならLUMIX G9を選ぶと言う人も多そうです。また、GX7 Mark IIIが同じ2000万画素センサーで10万円を切る価格設定となっているので悩ましいところ。
LUMIX G8は無制限録画やバリアングルなど動画撮影に使いやすく、価格もソコソコで防塵防滴ボディとコストパフォーマンスに優れたモデルでした。G99はヘッドホン端子とV-log Lの追加が嬉しい反面、クロップ倍率と従来通りの8bit動画である点からアップデートの恩恵がスポイルされているように感じます。
と言ってもクロップ倍率はG8と比べてそう大きな変更は無いと思うので、G8に慣れていれば特に問題とは感じないかもしれません。(GX8やGX7 Mark IIIは1.47倍だったりしますし)
全体的に見るとLUMIX G8の高バランス(機能・サイズ・価格)が少し崩れてしまったという印象はあるものの、発売以降の値下がり次第で人気が出るモデルとなるかもしれません。
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