チルト液晶が欲しい!
何を隠そう前回の記事(Canonミラーレスを中古で組もう!)を書いていたら自分が欲しくなってきた。(笑
それも中古のM、M2ではなくM3。なんて言ったってAPS-Cサイズのセンサーでコンパクト、EVF、タッチパネル、チルト液晶と私がサブ機に要求する機能が全部入っている。ついでに言えばWiFiも!残念ながら防塵防滴ではないが、そこはそこ!これはこれ!
生憎と私はKマウントユーザーなので、当初はK-S2が気になってしょうがなかった。しかし、やはり可動液晶にタッチパネルは必須と言う持論がある。また、OM-D E-M5Mark2も高水準なスペックで纏まっており、旧モデルのE-M5やE-M10も価格が落ちつてきて目移りする。
PENTAX K-01を使ってみて感じたが、1600万画素は足りないと感じてしまう。2400万画素ないとだめねえ、と言う思いが沸々と…。やはり等倍が気になるわけですよ。K-S2で2000万画素ローパスレス、M3で2400万画素、E-M5MarkIIは1600万画素だけどハイレゾショットで4000万画素相当…。
その日の内にキタムラに出向いてM3をポチポチ。E-M5MK2をポチポチ。K-S2置いてねえ!って事でケーズデンキまで車を走らせポチポチ。
今回はそんな可動液晶に纏わるカメラ沼の記事。
追記:この記事を書いている間に、衝動を止めることが出来ずEOS M3を購入してしまった(笑
1:可動液晶について
アングルが自由自在
仰角(ローアングル)や俯角(ハイアングル)で撮影する際にはかなり便利。
仰角で想定されるシーン
- 地べたに寝転んでる猫を同じ高さにカメラを持っていったとき
- 人物と近景の建造物を写すとき
- 自撮り
俯角で想定されるシーン
- イベント会場などで人垣の上から撮る時
- 崖やビルの屋上などの高所から下を撮る時
- 花や動物などを上から撮る時
などなど…。活用できるシーンは多い。近づく・離れるだけでは面白い構図にならない時など特に便利だ。ミドル機以上の一眼レフ機に可動液晶を搭載しているモデルは少ない(EOS 70DやD750、α77IIなど)もちろん手持ちのPENTAX K-3やPENTAX K-01に可動液晶はついていないので、変わったアングルを撮影する事が出来ない。出来ないわけではないが、そこまでのカメラ魂を見せつけることが出来ない。
タッチパネルであること
持論だが、可動液晶とタッチパネルはセットで必要とも言っていい。
ハイアングル・ローアングルであるほど、構図の維持とピントの調整が大変だったりする。タッチAFが出来ないと、いちいちフォーカスエリアを設定し直すか、いっそMFでピント合わせるか…。ある程度のアクション数が必要になってくる。
その点タッチAFが出来るとピントを合わせたい箇所にタッチするだけ、あとはシャッターボタンを押せばそのポイントでAFが作動してくれる。
機種によって作動の仕方が違う。CanonのタッチAFは設定後にカメラがぶれても被写体を追ってフォーカスエリアの変更をしてくれる。AF自体は遅いものの、その辺のアルゴリズムはさすがCanonと言ったところ。
2:サブ機に求める機動性
小さいこと
大きければ、そもそもメインの一眼レフを使うので…。小さい事によりカバンへの収納性が良かったり、狭い場所・混雑している場所にもカメラを持ち運び易かったりとメリットが大きい。祭りの様な所にデカイ一眼レフなんか持っていけないよね!旅行で結構歩く時にデカイバックは持ち歩きたく無いよね!
それに、小さいカメラは嫁さんが嫌がらない!(笑) 重くてごついカメラは嫌!って仰ります故、小さい事は大正義。
多機能性
腰を据えて撮影するならメインカメラを使えば良い。ゆっくりと撮影するなら多少機能性を犠牲にしてでも画質の良い写真を撮りたい。
サブカメラは手軽に素早く撮ることができて、かつ満足出来る撮影がしたい時に使う。つまりAvやTvよりもオートで任せっぱなしに出来るカメラの方が良い。細かい設定は省いて、アングルとフレーミングさえ気にしていればあとはある程度調整してくれる、そんなカメラ。
それにSNSで使う機会も多い。そんな時に便利な機能がWiFiで直接転送だったり、自撮り機能だったり。
3:PENTAX K-S2の特徴
- 視野率100%プリズムファインダー
- 防塵防滴
- 手振れ内蔵
- 豊富なKマウントレンズ群
- Kマウントで初のバリアングル
- 非タッチパネル
Kマウント初のバリアングル機と言うことで、PENTAXユーザーならば気になっている1機種では無いだろうか?おまけにお家芸である防塵防滴機構になっているので、K-3などのサブ機として十分通用する。手振れ補正内蔵で古くから続くKマウントレンズ群をアダプタ無しでそのまま使えるのも良い。おまけにPENTAX一眼初のWiFi内蔵型。
また、エントリー機の様な位置づけの割にプリズムファインダー視野率100%と他社の競合機よりもファインダーが優れている。バリアングルで変化球も投げることが出来れば、ファインダーを使った直球ストレートもこなせる。
惜しむらくはバリアングルがタッチパネルでは無いこと。
値下がりしてきており、最近7万円を切ってきた。K-3IIに需要が流れてしまったのだろうか?K-5IIやK-3ユーザーならば、K-3IIよりもK-S2を買ったほうが新鮮さを感じると思う。K-S2は結構記事を書いているので下記も参照して欲しい。
- K-S2は買か?機能面から考える
- K-S2と8000DとD5500を比べてみる
- K-S2のタッチパネルを考える
- ローパスフィルターレス機を買うならどれだ?
- K-S2を使ってみて、良いとこ悪いとこ
- K-3IIかK-S2か
4:OLYMPUS OM-D E-M5 MarkII
- ハイレゾショット
- 防塵防滴
- 手振れ内蔵
- タッチパネル
- センサーが小さい
何と言ってもハイレゾショット。センサーサイズの壁を打ち破る新兵器として超解像撮影技術を積んだOM-Dシリーズの最新作。このコンパクトなミラーレスボディに手ぶれ補正5段分や防塵防滴、236万ドットのEVF、バリアングルモニターを搭載している。ほんとマイクロフォーサーズじゃなけりゃ買っていた。迷う余地が無い。
センサーサイズの小ささもハイレゾショットでカバー出来るので(動かない被写体に限るが)弱点があまりない。
問題はボディとレンズの価格。フォーサーズ規格が比較的新しいマウントなので、そこまで型落ちレンズの在庫がなかったり、中古もあまり見かけない。ボディもAPS-C並の価格。この金額を出すのであれば、もうちょっと背伸びしてα7とかも見えてきちゃう。
5:Canon EOS M3
- APS-Cサイズだけどコンパクト
- タッチパネル
- チルト式EVFが装着可能
- EFマウントがアダプタで装着可能
- EF-Mレンズが純正4種類しかない
- 非防塵防滴
APS-Cサイズのセンサーを積んでいる割りにはコンパクト。EF-M22mmF2の単焦点と組み合わせれば高級コンデジよりも小さく感じる。
EOS MシリーズはMとM2は女性向けのイメージだったが、M3で路線を一新。一眼カメラユーザーのスーパーサブ的なポジションをイメージしているみたいで、電子ダイヤルがしっかり2つ付いていたり、旧モデルと違いグリップ性も大幅に向上している。EFマウントアダプタを装着すれば古いEFマウントレンズ以外は問題なく動作する。
特筆すべきはPowerShotG1X MarkII用のEVFが装着出来る事。このEVFはチルト機構が付いており、上に90度ほどずらす事が出来る。二眼カメラっぽくウェストアングルで撮影できる。また、花撮りをする時も地面ギリギリからカメラを上に向けた状態でもEVFを上から覗ける事が素晴らしい。おまけにピーキングや露出シュミレーションをEVFでリアルタイムに確認出来るのでマニュアルレンズをアダプタで付けても面白い。
おまけに、上の2機種よりも安いんだな。今ならEVFがキットでボディ+数千円で付いてくる。そろそろ在庫が無くなるので買いたい方はお早めに。防塵防滴こそついていないものの、私が求める他の条件をバッチリ満たしている。最有力候補。
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