2025年3月26日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開。反射透過面を利用した「24mm F0.7」「12mm F1.0」などのコンパクトな光学系に関する実施例を複数掲載しています。
概要
- 【公開番号】P2025040484
- 【公開日】2025-03-25
- 【発明の名称】撮像光学系およびそれを有する撮像装置
- 【出願日】2023-09-12
- 【出願人】
【識別番号】000001007
【氏名又は名称】キヤノン株式会社- 【背景技術】
【0002】
近年、スマートフォンカメラの普及や高級カメラ市場における一眼レフカメラからミラーレスカメラへのシフトなどを背景に、撮像光学系の小型化への需要が高まりつつある。また、ドローンや車載カメラなどの市場においては、カメラの小型化もさることながら、より広い視野を撮像するための広角仕様の撮像レンズへの需要が高まりつつある。特許文献1には、二つの反射透過面を用いた小型な撮像光学系が開示されている。- 【0004】
しかしながら、特許文献1の撮像光学系は、広角化という観点では十分とは言えない。また、良好な光学性能についても必ずしも確保できているとは言えない。- 【0005】
本発明は、広角かつ明るいFナンバーで小型な撮像光学系を提供することを目的とする。実施例1
- 焦点距離:24.00
- F値:0.70
- 半画角:42.04
- 全長:85.00
- バックフォーカス:5.00
実施例2
- 焦点距離:12.06
- F値:1.00
- 半画角:50.23
- 全長:76.50
- バックフォーカス:11.50
実施例3
- 焦点距離:11.00
- F値:2.03
- 半画角:63.04
- 全長:100.00
- バックフォーカス:13.60
実施例4
- 焦点距離:6.21
- F値:2.00
- 半画角:105.0
- 全長:58.60
- バックフォーカス:13.60
同じようなコンセプトの標準レンズを想定した特許がありますが、今回は超広角レンズを想定している模様。車載カメラについても言及しており、デジタルカメラ以外での活用を考えているのかもしれませんね。
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