。
昔は高価なイメージだったフルサイズ一眼カメラも今では10万円台で購入できる時代です。ちょっと高めのAPS-Cやマイクロフォーサーズと同程度の価格で高感度に優れているため画質のコストパフォーマンスが良好。
今回はそんなフルサイズ一眼の中でも人気の高い「EOS 6D Mark II」「Nikon D750」「α7 II」を見比べてみましょう。
外観比較
正面
- カメラ前部に操作ボタンが多いのはD750。右手で扱うプレビュー・Fnボタンの他、左側にブラケットやフォーカスモード・セレクターを搭載している。6D2やα7IIにも対応するボタンは存在するが、調光補正・ブラケットボタンは無い。
- 6D Mark IIは他の2機種と違いレリーズケーブル接続端子が前部左下に配置されている。他のアクセサリードアから独立しているので使用時でも耐候性に優れています。
背面
- それぞれの機種でボタン配置が大きく異なりますが、扱う事ができる機能についてはとても似ています。
- 6D Mark II以外はAF-Onボタンがありません。D750とα7 IIは「AEロックボタン」に置き換える必要があります。
- フォーカスエリアの移動はそれぞれ「マルチコントローラー」「マルチセレクター」「前後ダイヤルor十字ボタン」で操作可能。α7 IIの十字ボタンで操作できるようになったのは最近のことで、ファームウェアアップデートを実施する必要があります。
- D750は3機種中で唯一「レリーズモードダイヤル(ドライブ変更)」を搭載。直観的な操作が可能な一方で、左肩に配置されているので左手が塞がっているような状況では操作が難しい。一方で6D2は右肩にドライブボタン、α7 IIはFnボタンにドライブ機能を設定可能。
- 6D2は2軸で横方向に展開するバリアングルモニタ、D750とα7 IIは上下に展開するチルト式。可動範囲が大きくハイアングルやローアングルにおける自由度の高さは6D2が最も良好。チルト式はモニタの位置がレンズ光軸から大きくズレない事がメリットですが、アングルの自由度が高いバリアングルが個人的に好み。
上面
- D750が左手を使った操作(フロント左側や左肩ダイヤル)が多いことに比べて、6D2は主に右肩に操作が集中しています。左手が塞がっていたり、ファインダーを覗きながらの操作が可能ですが、ボタンが並列していますので押し間違いの可能性が高い。5つ配置されているボタンはそれぞれ感触に差を付けられてはいますが、慣れは必要でしょう。
- D750には露出調整ボタン、α7 IIには露出調整ダイヤルが存在しますが、6D2にはどちらもありません。ただし、(P/Av/Tv)時にサブコマンドダイヤルにてダイレクトに操作可能です。
ファインダー比較
α7 IIのカバーエリアは魅力的だが、位相差AF対応は一眼レフ勢と比べてドッコイドッコイ。測光センサーと連動出来る一眼レフと比べてやや分が悪いか?
ただし、α7 IIはコントラストAFでフレーム周辺部までカバーしているため風景撮影で重宝します。
スペック比較
画像処理
センサー
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
有効画素数 | 2620万画素 | 2432万画素 | 2430万画素 |
ローパスフィルター | あり | あり | あり |
クロップ | なし | DX、×1.2 | APS-C 超解像ズーム |
DxOMarkスコア | 総合評価 85 色深度 24.4 DR 11.9 許容ISO 2862 |
総合評価 93 色深度 24.8 DR 14.5 許容ISO 2956 |
総合評価 90 色深度 24.9 DR 13.6 許容ISO 2449 |
D750やα7IIはクロップ可能
D750は×1.2、×1.5が、α7 IIにはAPS-C(×1.5・超解像ズーム)のクロップモードが搭載されている。
主に役立つシーンは望遠レンズで「もうちょっとアップで撮りたいな」と言う的に便利。もちろん、通常撮影後にあとからクロップするのと基本的には一緒(超解像ズームは別)。
EOSシステムはEF-Sレンズが物理的に装着負荷のためクロップ機能は備わっていません。
処理エンジン・記録形式・方法
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
画像処理エンジン | DIGIC 7 | EXPEED 4 | BIONZ X |
RAW形式 | 14bit | 12/14bit ロスレス、圧縮 |
14bit 非圧縮対応 |
メディアスロット | SD、SDHC、SDXC UHS-I対応 |
SD、SDHC、SDXC UHS-I対応 デュアルスロット |
SD、SDHC、SDXC UHS-I対応 メモリースティック PRO デュオ |
EOS 6D Mark IIは最新の画像処理エンジンを搭載
デジタルカメラのコアとも言える画像処理エンジンは「DIGIC 7」であり2017年の最新モデルです。
従来エンジンと比べ処理速度が向上しているので大型センサーの膨大な情報量を効果的に変換することが可能となりました。細部のディテールや豊かな諧調性、ISO感度や連写速度、動画機能など多岐にわたって影響を及ぼします。
旧モデル6DのDIGIC 5+と比べるとAWBなどを始めとした描写傾向が大きく異なります。基本的には5D4などDIGIC 6+の進化版と思えば問題ないでしょう。
D750はデュアルSDカードスロット
上位機種と同じくSDカードスロットを2基搭載しています。
失敗出来ない状況においてカード書き込みエラーのリスクを減らすためのバックアップとして、RAWとJPEGを分けて保存したりすることが可能です。
片方にEye-Fiを仕込むという手もありますね。
露出制御
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
測光方式 | 7560画素RGB +IR測光センサー |
91KピクセルRGBセンサー | 1200分割ライブビュー分析 |
測光範囲 | EV 1?20 | 0?20EV | EV-1- EV20 |
ISO感度 | 100?40000 | 100?12800 | 100-25600 |
拡張ISO感度 | 50/51200/102400 | ISO 50?51200 | ISO 50 |
露出補正 | ±5段 | ±5段 | ±5段 |
DR拡張 | 高輝度・諧調優先 | アクティブD-ライティング | Dレンジオプティマイザー |
備考 | アンチフリッカー | ハイライト重点測光 AF・測光位置可動 |
DROブラケット マルチショットNR |
EOS 6D Mark IIにはフリッカー低減モードが実装されている
屋内、特に古い蛍光灯の下で撮影するのであれば重視したい機能。
人工灯のちらつきを抑えて不自然な色被りを防ぎます。
D750にはAF連動測光が搭載されている
1点AF時にフォーカスフレームに連動した箇所でAEが作動します。被写体と全体的な輝度に差がある場合などに便利です。
ソニー製のデジカメでも導入が進み始めていますが、α7 IIはそれ以前のモデルですので搭載されていません。
連写・AF
オートフォーカス
EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II | |
方式 | 位相差検出 | 位相差検出 | ファストハイブリッドAF |
測距点 | 45点 | 51点 | 117点?位相差 25点?コントラスト |
クロス測距点 | 45点? | 15点 | ー |
F8対応点 | 27点 | 11点 | 位相差全点 (ソニー公式) |
F2.8対応 | 1点 | ー | ー |
測距輝度範囲 | EV −3?18 | -3?+19EV | EV-1-20 |
備考 | ラージゾーンAF | 3D-トラッキング | フレキシブルスポット ロックオンAF 瞳AF・顔検出 |
EOS 6D Mark IIは6Dからの進化が大きい
45点オールクロス測距となり、6Dの11点から大きな変化を遂げています。
さらに5D Mark IIIでは中央1点だったF8対応測距点が27点まで拡大。ただし、注意したいのはEOS 5D Mark IVのF8対応測距点と比べて条件が違うこと。27点を活用できるのは100-400L II×1.4と200-400L×2.0のみ。他の開放F8となるレンズは中央1点のみとなるようです。
AFのカバーエリアは5D系よりもやや狭く「6D系のカバーエリアで密度が濃くなった」と認識しておいた方が良いでしょう。どのみち、上位モデルでも極端に広いAFエリアではありませんので、フレームの80%をカバーしているライブビューAFも積極的に使ってきたいですね。
参考:6D2商品ページ
シャッター・ドライブ
EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II | |
シャッター速度 | 1/4000?30秒 | 1/4000?30秒 | 1/8000-30秒 |
フラッシュ同調速度 | ?1/180秒 | 1/200秒 | 1/250秒 |
内蔵フラッシュ | なし | GN約12 | なし |
高速連続撮影 速度 | 6.5コマ/秒 | 約6.5コマ/秒 | 約5コマ/秒 |
連続撮影可能枚数 | JPEG:約150枚 RAW:約21枚 JPEG+RAW:約17枚 |
最大87コマ (FINE L) |
50枚 (EX FINE) |
備考 | スマイルシャッター 電子先幕 センサーシフト式5軸手振れ補正 (4.5段) |
連写性能は6D2とD750が同程度
このクラス(2400万画素の非連写モデル)としては最高クラスの連写性能です。
α7 IIは手ぶれ補正搭載モデル
α7 II ILCE-7M2はフルサイズの一眼カメラとしては初めてボディ内手ぶれ補正を実装したモデルです。
手ぶれ補正を搭載していない古いレンズでも手ぶれ補正の恩恵を受けるほか、レンズに手ぶれ補正を搭載する必要性が低下するのでレンズの小型化にも繋がっています
操作性
ファインダー
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
方式 | ペンタプリズム | ペンタプリズム | 0.5型電子式 OLED 2,359,296 ドット |
視野率 | 約98% | 約100% | 100% |
アイポイント (s) |
約21mm | 21mm | 27mm |
倍率 | 約0.71倍 | 約0.7倍 | 約0.71倍 |
? | インテリジェントビューファインダーII | B型クリアマットスクリーンIII |
電子ファインダーのα7 II
OLEDの電子ファインダーを搭載したα7 IIは高輝度なシーンでの視認性が光学ファインダーの一眼レフと比べて優れています。
さらに露出や仕上がりをファインダーで覗きながら確認できるのは便利ですね。
マニュアルフォーカシング時にピーキングや拡大機能も使える点は一眼レフには出来ない芸当です。
ライブビュー・モニタ
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
オートフォーカス方式 | デュアルピクセル AF | コントラストAF | ファストハイブリッドAF |
モニター形式 | TFT液晶 | TFT液晶 | TFT液晶 |
モニターサイズ | 3.0型 | 3.2型 約122.9万ドット |
3.0型 約122.9万ドット |
タッチパネル | あり | なし | なし |
モニター可動ギミック | バリアングル | チルト式 | チルト式 |
備考 | 検出輝度 EV ?2.5?18 |
白画素 |
タッチパネルの操作性とライブビュー性能は6D2が抜群
キヤノンはいち早くタッチパネルを主力機に導入し、タッチ操作のインターフェイスが最も充実したメーカーです。(個人的にはパナソニックも秀逸)最も成熟したライブビュー性能と言えるでしょう。
キヤノン独自の像面位相差AFである「デュアルピクセル CMOS AF」を搭載。従来のコントラスト式AFよりもライブビューAF速度が格段に向上している。
フレームの80%をカバーしているのでα7 IIの像面位相差AFエリアよりも広い。
動体撮影における追従性能は完璧ではないが、ライブビューを使った動体撮影の可能性の幅を広げるものに違いない。特に動画撮影におけるデュアルピクセルAFの利便性は計り知れず、タッチパネルやバリアングルモニタと連携すれば無類の使い勝手を発揮する。
使い勝手と性能のバランスはD750を大きく突き放し、α7 IIよりも便利と言う事が可能。ライブビューを重視するなら6D2がオススメ。
コントラストAFのD750はライブビューAFで不利
EOS 6D Mark IIやα7 IIの像面位相差AFに対し、D750のコントラストAFはフォーカススピードの面でどうしても遅れる。
動画
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
映像記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 | H.264/MPEG-4 AVC | MPEG-4 AVC/H.264 |
音声記録方式 | AAC | リニアPCM | LPCM 2ch Dolby Digital MPEG-4 AAC-LC 2ch |
記録形式 | MP4 | MOV | XAVC S AVCHD MP4 |
記録サイズ・フレームレート | FHD 60p HD 60p |
FHD 60p HD 60p |
FHD 60p HD 30p |
備考 | HDR動画 5軸電子手ぶれ補正 4Kタイムラプスムービー ショートムービー機能 |
HDMI出力対応 ショートムービー機能 |
ピクチャープロファイル HDMI出力対応 YCbCr 4:2:2 8bit |
その他機能
作画機能
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
HDR撮影 | あり | あり | あり スカイHDR(別売) |
多重露光 | あり | あり | あり(別売) |
ボディ内RAW現像 | あり | あり | なし |
タイムラプス | あり | あり | あり(別売) |
仕上がり設定 | ピクチャースタイル | ピクチャーコントロール | クリエイティブスタイル (13+C1?6種類) カラープロファイル |
レンズ補正 | 色収差補正 歪曲収差補正 周辺光量補正 回折補正 |
周辺光量 倍率色収差 歪曲収差 |
周辺光量 倍率色収差 歪曲収差 回折低減 レンズ補正(別売) |
備考 | WBブラケット機能 ピーキング MFアシスト PlayMemories Camera Apps 全画素超解像ズーム |
回折補正に対応
処理エンジンの世代が新しくなり、新しく「回折補正」に対応しました。大きく絞り込むことで発生する「回折現象」による解像力低下を低減させる機能はこDIGIC 5+を搭載する6Dや5D3には搭載されていません。
α7 IIはピーキング・MFアシストが利用可能
ピント面の繊細な調整が求められるマクロレンズやポートレートを始め、マニュアルフォーカス時にピント面を見やすくできる機能を持っています。
さらにネイティブなEマウントレンズ(電子制御式)であれば、フォーカスリングを回転させるだけで自動的に拡大表示までしてくれる便利機能付き。さらにこれらの機能を背面モニターだけでなく、電子ビューファインダーで使える点はグッド。
マニュアルフォーカスレンズ主体であれば、間違いなくα7 IIが使いやすいでしょう。
α7 IIは追加機能を公式ウェブサイトからダウンロードできる
最近のソニー製デジタルカメラは「PlayMemories Camera Apps」というウェブサイトから追加機能をダウンロードして作画機能を強化する事が可能。
例えばHDR合成の自由度が増した「スカイHDR」や社外製レンズに倍率色収差などを自動補正する「レンズ補正」など個性的なアプリがある。どれも500?1000円程度と安価で気軽に追加できるのはグッド。
参考サイト
インターフェース・搭載機能
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
映像/音声出力・デジタル端子 | あり | Hi-Speed USB | Hi-Speed USB |
シンクロ端子 | なし | なし | なし |
HDMI | Type C | Type C | タイプD |
外部マイク入力端子 | φ3.5mm | φ3.5mm | 3.5 mm |
内蔵フラッシュ | なし | あり | なし |
ヘッドホン端子 | なし | φ3.5mm | 3.5 mm |
リモコン端子 | あり | MC-DC2 | |
ワイヤレスリモコン | RC-6対応 | ML-L3対応 | RMT-DSLR2 |
WiFi | あり | あり b/g |
あり |
Bluetooth | あり | なし | なし |
NFC | あり | なし | あり |
GPS | あり | なし | なし |
電子水準器 | 2軸 | 2軸 | 2軸 |
防塵防滴 | 対応 | 対応 | 配慮した設計 |
備考 | 豊富なマウントアダプタ カスタマイズボタン10か所 カスタマイズ機能56種類 |
6D Mark IIはWiFi・Bluetooth・GPS搭載モデル
このクラスとしては珍しく、無線通信環境がてんこ盛りのカメラです。
キヤノン製デジタルカメラにおいてBluetoothの導入はここ最近の話であり、まだ多機能ではありません(ペアリングによる自動接続を可能とし、後はWiFi接続に切り替わる)。とは言え、従来のWiFi環境と比べてスマートフォンなどとの親和性が高まっています。
D750はコマンダー機能付フラッシュ搭載
D750にはヘッドホン端子があるが…
D750にはマイク端子に加えてヘッドホン出力端子が存在します。これにより、音声のリアルタイムなモニタリングが可能です。
ただし、4K動画対応機種が増える中でD750を使ってモニタリングが必要な動画撮影をする方はそう多くないでしょう。とは言えあるに越したことはありません。
一方で6D2はバリアングル・タッチパネル・DPAFと動画で使いやすい機能が揃っていますがヘッドホン端子が無いのは残念と感じる方がいるかもしれません。
αEマウントにはアダプタでEFもFも付く
シグマ EF-Eアダプタ MC-11やメタボーンズのスピードブースターなど様々な種類のマウントアダプタが存在する。
特にキヤノンEF用アダプタはオートフォーカス対応というモデルも多く、シグマMC-11はシグマ純正レンズを使えば正確にレンズ情報がEXIFに記載されている。
あくまでも互換性があるサードパーティ製なので過信しないように。
ボディ・電源
? | EOS 6D Mark II | Nikon D750 | α7II |
ボディ | ポリカーボネイト | 炭素繊維複合素材(前面) マグネシウム合金(背面) モノコック構造 |
マグネシウム合金(前・上) |
バッテリー | LP-E6N LP-E6 |
EN-EL15 | NP-FW50 USB充電対応 (給電撮影不可) |
バッテリーグリップ | BG-E21 | MB-D16 | VG-C2EM |
撮影可能枚数の目安 | 約1200枚 | 約1230コマ | 約350枚 |
大き | 144.0 ×110.5 ×74.8 mm |
140.5 ×113 ×78mm |
126.9 ×95.7 ×59.7mm |
質量 (CIPAガイドライン) | 約765 g | 約840g | 約599g |
質量 ボディのみ | 685g | 約750g | 約556g |
α7 IIはUSB充電に対応
バッテリー寿命が短いα7シリーズにとって唯一の救いははUSB充電に対応していること。これによって出先で充電の必要性が出てきた場合にモバイルバッテリーで応急処置が可能。
ただし、給電しながらの撮影は出来ない。
どれを買うべきか?
EOS 6D Mark II:使いやすさで選ぶならこれ
キヤノンらしい洗練されたエルゴノミクスが光る2017年の最新モデル。
とにかくサクサク、キビキビ動く。
レスポンスが良く使いやすいタッチパネルを備えたバリアングルモニタや快速ライブビューAFはD750やα7IIには無い特徴。さらにGPS/WiFi/Bluetoooth/NFCと通信接続機能が充実。これだけ備えたカメラはとても貴重。
画質にトコトンこだわると、D750やα7IIと比べてダイナミックが劣るものの、使いやすさを考慮すると有り余るメリットが存在します。発売から間もないため、比較してやや高価ですが個人的に一押し。使用できるレンズも豊富。
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Nikon D750:画質にこだわるならばこれ
普通に使うとEOS 6D Mark IIと同程度の画質ですが、RAWファイルをパソコンで現像する場合の柔軟性が高い。価格を考慮すると画質に関するコストパフォーマンスはとても良好。
少し古いモデルですのでタッチパネルやBluetoothなど今時な機能は備えていない点に注意。
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α7 II ILCE-7M2:価格とサイズを抑えたいのであればこれ
手振れ補正を内蔵するフルサイズ一眼ながら10万円チョイで購入できるハイコストパフォーマンスなカメラ。さらに一眼レフと比べてとてもコンパクトなボディは大きな強みとなるでしょう。
ちょっと前までは高価な対応レンズしかありませんでしたが、充実し始めている今ならば一眼システム全体で魅力的な選択肢となるはず。
度々キャッシュバックキャンペーンが展開され、10万円ほどで購入できる機会が多い。チャンスは見逃さないように気を付けたい。
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