このページでは「EOS R3」と「α1」の外観やスペックの違いを見比べています。
更新履歴
- 2021-09-14:「EOS R3」が正式発表されたので「α1 ILCE-1」と外観やスペックを見比べるページを作成しました。空白は現在対応中。
Index
基本情報と価格の確認
EOS R3 | ILCE-1 | |
発売日 | 2021年 11月 | 2021年3月19日 |
小売希望価格 | オープン | オープン |
初値 | ?673,200 | ?782,633 |
商品ページ | 商品ページ | 商品ページ |
仕様表 | 仕様表 | 仕様表 |
説明書 | 説明書 | 説明書 |
データベース | データベース |
EOS R3
ポイント
後日追記予定
EOS R3 | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
α1
ポイント
後日追記予定
α1 ILCE-1 | |||
ソニー公式 | |||
楽天市場 | Amazon | キタムラ | Yahoo |
外観の違い
正面
また、前面左下にはN3タイプのレリーズケーブルに対応。α1が側面のUSBポートであるのに対して防塵防滴性の面で有利。
α1はボタンこそ無いものの、「可視光+IRセンサー」をカメラ前面に搭載。難しいシーンでも中庸で安定感のあるAWBを期待できる。
背面
ソニーはボディが小さくボタン数こそ少ないものの、自由なボタンカスタマイズに対応。小型軽量ながら柔軟性の高いボタン配置が可能。
上面
防塵防滴
スペックの違い
イメージセンサー
EOS R3 | ILCE-1 | |
センサーサイズ | フルサイズ | フルサイズ |
センサー形式 | DP CMOS 裏面照射×積層型 |
裏面照射×積層型 |
有効画素数(万画素) | 2410 | 5010 |
最大記録画素 | 6000×4000 | ?8640 x 5760 |
アスペクト比 | 3:2 ×1.6 1:1 4:3 16:9 |
3:2 16:9 4:3 1:1 |
ローパスフィルター | あり | 不明 |
手振れ補正(補正段数) | 8 | 5.5 |
光学IS連携(補正段数) | 8 | |
除塵機能 | シャッター閉幕機能 超音波 |
帯電防止コート 超音波 |
ボディ内手ぶれ補正はメーカー公称値を見る限りではキヤノンが有利。レンズの協調補正にも対応しているので、特に長焦点でシャッタースピードの閾値を超えた際の安定感には違いがあると思われます。
プロセッサー
EOS R3 | ILCE-1 | |
画像処理エンジン | DIGIC X | BIONZ XR |
RAW出力形式 | 14bit RAW C-RAW |
14bit 圧縮 ロスレス圧縮 非圧縮 |
その他出力 | HEIF | HEIF |
記録メディア | CFexpress B×1 SD UHS-II×1 |
SDXC UHS-II×2 CFexpress A×2 |
メディアスロット | 2 | 2 |
30fps連写時のRAW | 14bit RAW | 圧縮RAW |
メモリカードスロットには大きな違いがあり、EOS R3は高速転送が可能なCFexpress Type Bに対応。ただし、片方のスロットはSD UHS-II限定であり、書き込み速度に大きな差が発生する。SDカードがボトルネックとなったり、(書き込みカードが切り替わり)急に連写速度が低下する可能性がある点には注意が必要。
その一方でソニーはどちらのスロットもCFexpres Type AとSD UHS-IIに対応。Tyoe Bほどの高速処理に対応していないものの、両スロットでCFexpres Aカードを利用できるのは魅力的。
露出
EOS R3 | ILCE-1 | |
測光方式 | 384分割 | 1200分割 |
測光方式 | 評価測光 部分測光 スポット 中央重点 |
マルチ 中央重点 スポット(N/L) 画面全体平均 ハイライト重点 |
測光範囲 | -3?20 | -3?20 |
露出モード | AUTO FV P S A M B C3枠 |
AUTO P S A M C3枠 |
常用ISO感度 | 100~102400 | 100?32000 |
拡張ISO感度 | 50 204800 |
50 102400 |
露出補正 | ±3 | ±5 |
フリッカー低減 | 対応 24fps連写対応 |
対応 30fps連写対応 |
DR補正 | 2段階 | 5段階 |
オートフォーカス
EOS R3 | ILCE-1 | |
AF方式 | DPCMOS AF II | ハイブリッド |
測距点 | 1053点 | 759点 |
F8対応 | F22 | F22 |
カバーエリア | 最大100×100% | |
測距輝度範囲 | -7.5?20EV (F1.2 ISO 100) |
-4?20 (F2.0 レンズ) |
フォーカスモード | ワンショット サーボ |
AF-S AF-A AF-C DMF MF |
測距エリアモード | スポット1点 1点 領域拡大4点 領域拡大8点 Flexゾーン1~3 視線入力AF |
ワイド ゾーン 中央 フレキシブル(S/M/L) 拡張フレキシブル ロックオン |
顔検出 | 対応 | 対応 |
瞳検出 | 対応 | 瞳AF 左右切替対応 |
追従特性カスタマイズ | 被写体追従特性 速度変化追従性 Case1~4 Case Auto |
追従感度 |
被写体検出機能 | EOS iTR AF X 人(瞳・顔・頭部・身体) 動物(犬・猫・鳥) スポーツカー(バイク・車) |
動物瞳 鳥瞳 リアルタイムトラッキング |
MFアシスト | フォーカガイド ピーキング |
ピーキング |
ライブビュー拡大 | ×8.5 |
EOS R3のポイント
被写体検出機能が優れており、初動で任意の被写体を捕捉しやすく、瞬間的なシャッターチャンスに強い。ソニーは強力な追従AFを備えているものの、初動で掴み損ねることがあり、追従中に被写体を補正するのも難しい場合(顔検出や瞳検出が動作しないような状況)がある。さらに視線入力AFにより指を使わずにAFポイントの補正が可能。
毎秒120回の演算が可能なα1ほどの応答性ではないかもしれませんが、AFシステム全体の使いやすさは有利に立てる可能性あり。
α1のポイント
EOS R3のような被写体検出機能は無いものの、毎秒120回(EOS R3の2倍)のAF/AE演算能力を備え、独自の物体認識アルゴリズムを使ったトラッキングAFは確かに強力で応答性が高い。(顔や瞳を検出できない場合の)初動こそEOS R3ほどではないものの、狙った後の追従性は非常に良好。どちらかと言えば近距離で激しく動く被写体に適している印象あり。
ドライブ
EOS R3 | ILCE-1 | |
シャッター速度 | 1/8000?30秒 | 1/8000?30秒 |
電子先幕シャッター | 1/8000?30秒 | 1/8000?30秒 |
電子シャッター速度 | 1/64000?30秒 | 1/32000?30秒 |
フラッシュ同調 | ?1/200秒(メカ) ?1/250秒(電子先幕) ~1/180秒(電子) |
FF:?1/400秒 APS-C:?1/500秒 ES FF:1/200秒 ES APS-C:1/250秒 |
高速連続撮影 AF/AE固定 | 約12.0コマ/秒(メカ) 約30.0コマ/秒(電子) |
?30コマ/秒(電子) ?10コマ/秒(メカ) |
高速連続撮影 AF/AE追従 | 約12.0コマ/秒(メカ) 約30.0コマ/秒(電子) |
?30コマ/秒(電子) ?10コマ/秒(メカ) |
連続撮影枚数 | 【電子】 RAW:150枚(CFex) RAW:150枚(SD UHS-II) 【メカニカル】 RAW:1000枚以上(CFex) RAW:290枚(SD UHS-II) |
圧縮RAW:238 ロスレス:96 非圧縮RAW:82 |
シャッター耐久 | 50万回 | 50万回 |
低速限界設定 | 対応 オート 7段階 |
対応 オート調整あり |
プリ連写機能 | - | |
セルフタイマー | 2/10秒 | 2/5/10秒 |
EOS R3のポイント
前代未聞の1/64000秒の高速シャッターに対応。大口径レンズを使った際の露出や極端な光量のシチュエーションにおいて柔軟性のある露出設定が可能。電子シャッター時の幕速はα1ほどではないものの、スピードライト使用時に1/180秒の同調速度に対応しています。
メカニカルシャッターはα1よりも少し高速な12コマ秒連写に対応。電子シャッターが実用的な両機において、メカニカルシャッターを優先して使う機会は少ないと思うものの、どうしても必要な場合は僅かに有利となる。
EOS R3はCFexpress Type Bカードを採用しており、バッファクリア速度はCFexpress Type Aを採用するα1よりも優れています。その結果もあり、電子シャッターを使った連写撮影でも150枚の連続撮影に対応。バッファが詰まった後の連写でもそこそこの枚数を稼ぐことが出来るはず。EOS R3がC-RAW(圧縮RAW)を使うことでどれほど撮影枚数が伸びるのかは不明。
α1のポイント
まず注目したいのはフラッシュ同調速度。電子シャッターにおける同調速度が低画素センサーのEOS R3よりも高速で、さらにメカニカルシャッター時に1/400秒を利用できるのが魅力的。さらにAPS-Cクロップ時は1/500秒まで利用することが出来る。
連続撮影枚数はEOS R3ほどではないものの、圧縮RAWならば高速連写でも200以上の撮影が可能となる大容量のバッファを搭載。膨大な撮影枚数が必要な場合を除いて十分なバッファ性能を備えている見て問題無いと思われます。
ファインダー・モニター
EOS R3 | ILCE-1 | |
ファインダー方式 | 0.5型 OLED | 0.64型 OLED |
ファインダー解像度(ドット) | 576 | 944 |
アイポイント(mm) | 23 | 約25mm |
最大ファインダー倍率 | 0.76 | 約0.90倍 |
視度調整範囲 | -4?+2m-1 | -4?+3m-1 |
フッ素コーティング | 対応 | |
フレームレート | 60/120fps | 60/120/240 fps |
モニター形式 | TFTカラー | TFTカラー |
モニター解像度(ドット) | 415 | 144 |
モニターサイズ | 3.2型 | 3.0型 |
可動方式 | バリアングル | チルト |
タッチパネル | 対応 | 対応 |
サブ液晶モニタ | ドットマトリクス表示パネル |
動画
EOS R3 | ILCE-1 | |
映像記録方式 | MPEG-4 AVC/H.264 MPEG-H HEVC/H.26 |
|
音声記録方式 | LPCM AAC |
LPCM AAC-LC |
記録形式 | MP4 RAW |
XAVC S XAVC HS |
8K | 6K RAW ~60p ~2600Mbps |
8K ?30p ?400Mbps 4:2:0 10bit |
4K | 6Kサンプリング DCI/UHD ALL-I/IPB ~60p ~940Mbps |
5.8Kサンプリング ?120p UHD 4:2:0 10 bit ?600Mbps S/SI |
FHD | ALL-I/IPB ~60p ~180Mbps |
?120p 4:2:0 8 bit 222Mbps |
ハイスピード | ?120fps 4K ALL-I |
?240fps |
動画クロップ | 6K/4K DCI フル 4K UHD ×1.06 6Kサンプリング(フル) |
フル画角 8K・4K 4K 120p(10%) 5.8Kサンプリング(Super35) |
連続撮影時間 | 最長6時間 | |
内部記録 外部出力 |
4K 60p 4:2:2 10bit HDR PQ対応 |
8K 4:2:0 8bit |
タイムラプス動画 | - | - |
動画撮影機能 | TC/UB ゼブラ ピーキング アクティブ電子IS ハイブリッドAF HLG プロキシ AFトランジション速度 AF乗り移り感度 フレキシブル露出設定 |
|
動画プロファイル | Canon Log 3 | PP1-PP11 (S-Log2/3) |
電子手ぶれ補正 | 対応 | 対応 |
備考 | HDR PQ |
作画機能
EOS R3 | ILCE-1 | |
HDR撮影 | 対応 | HLG撮影 |
多重露光 | 2~9枚 加算 加算平均 比較明合成 比較暗合成 C-RAW対応 機能・操作優先 連続撮影優先 |
- |
インターバル撮影 | 撮影間隔 回数 |
撮影間隔 回数 |
高解像撮影 | - | ピクセルシフトマルチ撮影 |
ブラケット | AE/WB/フォーカス | AE/WB/DRO |
その他機能 | ESマルチショットNR | ゼブラ ピーキング |
ボディ内RAW現像 | 対応 HEIF→JPEG可能 |
- |
レンズ補正 | 周辺光量 歪曲収差 DLO (強め対応) 色収差 回折 |
周辺光量 倍率色収差 歪曲収差 回折補正 |
仕上がり設定 | 8種 | 10種 PP1-11 |
プロファイル調整機能 | ・シャープネス 7段 ・細かさ 5段 ・しきい値 5段 ・コントラスト 8段 ・色の濃さ 8段 ・色あい 8段 ・明瞭度 |
コントラスト ±9 ハイライト ±9 シャドウ ±9 フェード ~9 彩度 ±9 シャープネス ~9 シャープネスレンジ ~5 明瞭度 ~9 |
ホワイトバランス | AWB 2種 太陽光 日陰 くもり 白熱電球 白色蛍光灯 ストロボ マニュアル 色温度 (2500?10000K) WB補正 AWB高精度化 |
可視光+IRセンサー ・オート 3種 ・太陽 ・日陰 ・曇天 ・電球 ・蛍光灯 4種 ・フラッシュ ・色温度 (2500?9900) ・色フィルター ・カスタム 3枠 ・水中オート |
デジタルフィルター | - |
インターフェース
EOS R3 | ILCE-1 | |
デジタル端子 | USB 3.2 | USB 3.2 Micro USB |
特殊端子 | 1000BASE-T LAN RJ-45 |
LAN 1000BASE-T |
シンクロ端子 | あり | あり |
HDMI端子 | D | A |
外部マイク端子 | 3.5mm | 3.5mm |
ヘッドフォン端子 | 3.5mm | 3.5mm |
リモコン端子 | N3 | USB Micro B |
ワイヤレスリモコン | BR-E1 | RMT-DSLR2 |
WiFi | 802.11b/g/n/a/ac | 802.11b/g/n/a/ac 2×2 MIMO |
Bluetooth | 5 | 5 |
NFC | - | 対応 |
GPS | あり | - |
環境センサー | - | - |
テザー撮影 | EOS Utility | Imaging Edge |
フラッシュ | - | - |
電子水準器 | 2軸 | 2軸 |
電源・ボディ
EOS R3 | ILCE-1 | |
バッテリー | LP-E19 | NP-FZ100 |
縦位置グリップ | - | VG-C4EM |
USB充電 | PD対応 | PB対応 C端子のみ |
USB給電 | PD対応 | PB対応 C端子のみ |
撮影可能枚数 | 620枚(EVF) 860枚(LCD) |
430枚EVF 530枚LCD |
ボディ材質 | マグネシウム合金 | トップカバー フロントカバー リアカバー 内部フレーム |
ボディサイズ 幅 | 150 | 128.9 |
ボディサイズ 高 | 142.6 | 96.9 |
ボディサイズ 奥 | 87.2 | 80.8 |
質量(メディア・バッテリー含) | 1015 | 約737g |
質量(ボディのみ) | 822 | 約652g |
防塵防滴 | 対応 | 配慮した設計 |
動作温度 | 0℃?40℃ |
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