- 2017.8.24:あらかたスペックリークされたのでスペック表を追記しました。詳細は明日更新します
- 2017.8.23:このページはによる公式未発表の「OM-D E-M10 Mark III」を特集しています。公式発表後に正確な情報に切り替えますが、それまでは噂情報やリーク情報を元にデータを記載していますのでご注意ください。画像リークはありましたが、現在、スペックに関する情報はありません。
E-M10 Mark IIIの変更点 外観編
正面
- OM-Dのロゴ位置が移動
- 軍艦部のデザインが若干変更
- グリップの形状が僅かに変更
- レンズリリースボタンの形状がE-PL8っぽくなっている
- フロント・モードダイヤルの全高が僅かに低くなった
背面
- 内蔵スピーカーの位置が微調整されている
- 十字ボタンに役割を示すマークが印字されている
- 背面ダイヤルの全高が僅かに低くなった
- Fn1ボタンに「AF/AEロック」機能が印字されている。
上面
- 小さかったモードダイヤルはE-M5 IIやE-M1 IIと同程度のサイズに戻っています。
- モードダイヤルには「フォトストーリーモード」が無くなり「AP」が追加されている。
- 軍艦部の意匠が若干変更
- シャドウ&ハイライトボタン(Fn2ボタン)の印字が拡大(Fn2ボタン)に変更
- Fn3ボタンが機能マーク(ショートカット)に変更。(カスタム不可)
- 録画ボタンのデザインがPEN-Fっぽくなっている(カスタム不可)
- グリップが僅かに大きくなっている
アドバンスフォトモード(AP)
OM-D E-M10 Mark IIIにおける大きな進化ポイント。
従来はメニューモードを開きいちいちオン・オフを切り替える必要があった特殊な撮影機能が一まとめになっている。色々と表現を変えて撮影してみたい人にはオススメできるモードですね。
E-M10 Mark IIIには追加グリップが無い
OM-D E-M10 Mark IIIにはMark IIにあった追加グリップ「ECG-2」のようなオプションパーツがありません。
革製のボディジャケットで対応するしかなさそうです。
E-M10 Mark IIIの変更点 スペック編
画像処理・センサー
センサー
E-M10 III | E-M10 II | |
?4/3型Live MOS | ||
有効画素数 | 1605万画素 | |
手ぶれ補正 | ?4.0段?5軸式 | |
防塵機能 | SSWF:超音波防塵フィルター |
- ?センサーはスペックを見る限りでは違いが無い。
- 手ぶれ補正はMark IIと同じく5軸4段の補正効果を持っている。E-M1 Mark IIの5軸5.5段と比べて効きが悪いように見えてしまうが、オリンパス機で4段分もあればかなりしっかりと補正される。ちなみに3軸式のPEN E-PL8(3.5段)よりも補正効果は高い。
処理エンジン・記録形式・方法
E-M10 III | E-M10 II | |
画像処理エンジン | ?True Pic VIII | TruePic VII |
RAW形式 | ?12bitロスレス | |
メディアスロット | SD UHS-II対応 |
- ??Mark IIと比べ、デジカメの頭脳とも言うべき画像処理エンジンが更新されている。明らかにE-M10 Mark IIから進化しているポイント。4K動画への対応やAFシステムの更新など目に見えるスペックが向上している他、高感度ノイズ処理などの改善も期待できる。
- その一方で連写性能は従来機のままだったりするため、ボトルネックがセンサー側にあるのかもしれませんね。
露出制御
E-M10 III | E-M10 II | |
測光方式 | ?324分割デジタルESP測光 | |
測光範囲 | ?EV -2?20 | |
ISO感度 | ?200?25600 | |
拡張ISO感度 | ?100 | |
露出補正 | ?+/- 5 | |
備考 |
- ?露出制御は特に変化なし。このカテゴリで言えば上位モデルとあまり差が無い。(ただし、E-M1 Mark IIの拡張感度ISO 64相当のみ使用不可)
連写・AF
オートフォーカス
E-M10 III | E-M10 II | |
方式 | ?ハイスピードイメージャAF (コントラストAF) | |
測距点 | 121点 | 81点 |
備考 | AFターゲットパッド 拡大枠AF スーパースポットAF |
AFターゲットパッド 拡大枠AF スーパースポットAF スモール1点 |
- 最新の処理エンジンを導入したことでオートフォーカスシステムも更新されている。121点のフォーカスポイントと言えば、オリンパスのハイエンドカメラ「OM-D E-M1 Mark II」と同じポイント数。
- ただし、イメージセンサーは従来機通り。E-M1 Mark IIのコントラストAF+像面位相差AFのハイブリッドでは無くコントラストAFのみ。
シャッター・ドライブ
E-M10 III | E-M10 II | |
シャッター速度 | 1/4000?60秒 | |
電子シャッター速度 | 1/16000-30秒 (APモード限定) |
1/16000?60秒 |
フラッシュ同調速度 | ?1/250秒 | |
高速連続撮影 速度 | ?約8.5コマ/秒 | |
連続撮影可能枚数 | ?RAW:22コマ JPEG:36コマ | |
?ハイレゾショット不可 静音撮影 低振動撮影 |
- ?ドライブ関連は特に大きな変更点は無し。
- 何故か電子シャッター時の長時間露光が1段減少している
- 電子シャッターモードはAPモードのみ使用可能
操作性
ファインダー
E-M10 III | E-M10 II | |
方式 | 電子OLEDビューファインダー 約236万ドット | |
視野率 | ?約100% | |
アイポイント | ?約19.2mm | |
倍率 | ?061倍 | |
備考 | OVFシミュレーション |
- ?ファインダーについて特に大きな変更点はなし
モニタ
E-M10 III | E-M10 II | |
モニターサイズ | ?3.0型 約104万ドット | |
モニター可動ギミック | ?チルト | |
タッチパネル | ?対応 |
- モニターについて特に大きな変更点はなし。
動画
E-M10 III | E-M10 II | |
映像記録方式 | MPEG-4AVC/H.264 | MPEG-4AVC/H.264 Motion JPEG |
音声記録方式 | リニアPCM | |
記録サイズ・フレームレート | 4K 30p FHD 60p HD 120p |
FHD 60p HD 60p 640×480 120p |
手ぶれ補正 | ?M-IS1(電子有) M-IS2(電子無) | |
外部出力 | 対応 | 4:2:2 8bit |
- ?オリンパス機としては2機種目となる4K動画対応モデル。そしてオリンパス機としては初となるHD スローモーション動画対応モデルです。
その他機能
作画機能
E-M10 III | E-M10 II | |
HDR撮影 | ?対応 | |
多重露光 | ?対応 | |
ボディ内RAW現像 | ?対応 | |
ブラケット撮影 | AEブラケット フォーカスブラケット (8コマ) |
ISOブラケット AEブラケット WBブラケット フラッシュブラケット アートフィルターブラケット フォーカスブラケット (最大999コマ) |
深度合成 | ?非対応 | |
Advance Photo Mode(AP) | ピクチャーモード アートフィルター カラークリエーター デジタルシフト 罫線設定 |
- ?デジタルシフトなど特殊機能がアドバンスフォトモードにまとめられています。全体的な使い勝手が向上している一方、ブラケットの種類は大幅に省略されている点に注意。また、フォーカスブラケットの自由度が大きく低下しています。
インターフェース・搭載機能
E-M10 III | E-M10 II | |
映像/音声出力・デジタル端子 | USB2.0 Micro-B | USB 2.0 Multi |
HDMI | ?タイプD | |
外部マイク入力端子 | ?なし | |
ヘッドフォン端子 | ?なし | |
リモコン | ?なし | RM-UC1 |
WiFi | ?搭載 | |
内蔵フラッシュ | 搭載 | 搭載 コマンダー機能 |
電子水準器 | ?2軸 | |
防塵防滴 | ?非対応 |
- ついにオリンパス独自のUSBケーブル端子が廃止され、通常のMicro-B端子に変更された。これで純正ケーブルを紛失したとしても市販のデジタル通信ケーブルで対応できるように。
- Mark IIには実装されている内蔵フラッシュのコマンダー機能(外部フラッシュの遠隔操作システム)が省略されている。特にフラッシュを利用した撮影をしているのであれば気を付けた方が良いでしょう。
ボディ・電源
E-M10 III | E-M10 II | |
バッテリー | ?BLS-50 | |
追加グリップ | ECG-3 | |
撮影可能枚数の目安 | 約330枚 | 約320枚 |
大きさ | 121.5×83.6×49.5mm | 119.5mm×83.1mm×46.7mm |
質量 (CIPAガイドライン) | 約410g | 約390g |
質量 ボディのみ | 362g | 約342g |
- ?処理エンジンがより省エネ化されたのか撮影枚数が若干向上している。
どちらを買うべきか?
手軽な操作性を重視するならE-M10 Mark III
現在のOM-D E-M10 Mark IIとの価格差を考慮するとやや割高感は否めないものの、細かい部分は確実にパワーアップしている。
特にアドバンスフォトモードとして組み込まれた機能は従来機(E-M1 Mark Iiを含めて)には無い便利なモード。
さらにオリンパス2機種目となる4K動画機能を持ち、オリンパスミラーレス初となるスローモーション動画に対応している。
一方で機能の簡略化されている部分も多く、特殊撮影の細かな調整が出来なくなっている。手軽に楽しみたい場合には軽快なユーザーインターフェースだが、従来のOM-Dユーザーにとっては「自由度が低下した」と感じるはず。
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一般的な撮影ならこれでも十分! OM-D E-M10 Mark II
金に糸目を付けぬならばE-M10 Mark IIIをオススメしますが、コスパを考えるとコチラが有利。
ハイレゾショットや防塵防滴など魅力的な機能性はありませんが、シャッターボタンを押して撮影する画質で言えば上位機種と比べてそこまで大きな差はありません。
そして、最も手頃な価格で携帯性に優れている点はファミリーカメラとして使いやすいポジションにあると言えるものです。PEN系と違ってファインダーが搭載されており、しかも発色の良いOLED仕様というのもポイントの一つ。
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