「X-M5」と「X-S20」の外観やスペックの違い

X-S20と同じイメージセンサー・プロセッサを使用した小型軽量・低価格モデル。画質やAF、連写などの基本性能はよく似ていますが、ボディサイズから操作性やグリップ、バッテリー、インターフェースなどいくつか点でハード的に大きな違い（妥協点）があります。

一部の撮影機能（主に動画）を除けば「X-S20のダウングレード・低価格版」と考えて間違いないですが、Vlog系の撮影機能やマイク機能が向上しています。カメラ単体で動画撮影をする機会が多いのであれば、面白い選択肢となるかもしれません。

静止画用カメラとしても、小型軽量を活かせるレンズと組み合わせることで面白い使い勝手となる可能性あり。ただし、ボディ内手振れ補正が非搭載のため、OIS非搭載レンズ使い辛くなる点に注意が必要。

X-M5よりも高価な機種ですが、操作性や手振れ補正、ファインダー、バッテリー性能など、X-M5よりもハード的に優れている点が多い。画質やAFにアドバンテージはないものの、価格とサイズにこだわりが無ければX-S20を選ぶのが無難。見た目はX-M5のほうが良いという人も多いと思いますが、長い目で見て使いやすいカメラを選ぶのであればこちら。

もちろん携帯性を最重要とするならばX-M5は大いにアリだと思います。手振れ補正やファインダーが必要ない場合は前述したようにX-M5のコストパフォーマンスが高い。