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FUJIFILM X-M5 レビューVol.2 ダイナミックレンジ編

富士フイルム「FUJIFILM X-M5」のレビュー第二弾 ダイナミックレンジ編を公開。従来通り、良好な結果が得られる2600万画素センサーのようです。

簡単なまとめ

2600万画素 X-Trans CMOS 4 イメージセンサーらしい結果であり、特に驚きはありません。これまで通り、ベースISOで良好なパフォーマンスを発揮。ハイライトが必要な場合は状況に応じてD-Rng設定を操作できるようにしておくと良さそうです。

The results are as you would expect from a 26-megapixel X-Trans CMOS 4 image sensor, so there are no surprises. As before, it delivers good performance at base ISO. If you need highlights, it's a good idea to be able to manipulate the D-Rng settings depending on the situation.

FUJIFILM X-M5のレビュー一覧

ダイナミックレンジ

撮影環境

上の画像は露出調整を施していない参考画像。(EOS R7テスト時のもの)

  • FUJIFILM X-M5 +  Fringer EF-FEII + SIGMA 70mm F2.8 DG HSM
  • 光環境を固定(NANLITE Poavotube II 6C)
  • CCTモード 100% 5600K
  • ISO 160 F5.6 1/5s が適正露出
  • ±5EVの露出補正で撮影
  • ロスレス圧縮RAW・圧縮RAW
  • Adobe Lightroom Classic CC 現像
    ・全ての撮影結果を適正露出に戻す
    ・シャープネスオフ
    ・ノイズリダクションオフ
    ・レンズ補正オフ

ロスレス圧縮RAW

競合他社のAPS-Cミラーレスカメラと比べて遜色のない結果。僅かにハイライトが飛びやすいようにも見えますが、シャドウのノイズは良く抑えられています。状況に応じてD-Rng設定を変更することで問題無いはず。

圧縮RAW

正直に言えばロスレス圧縮RAWとほぼ変わりません。ノイズが僅かに増えたかな?という程度で、現像ソフトのノイズ低減を少し利用すると差が分からなくなる程度。そもそもRAWの圧縮率に大きな差が無いので、画質差も小さい。(例えばキヤノンのC-RAWは暗部の情報を切り捨てる傾向がある。その分ファイルサイズが大幅に減少)

画質への影響が少ないため、ダイナミックレンジにこだわるシーンでもなければ圧縮RAWで問題ないと思います。

まとめ

2600万画素 X-Trans CMOS 4 イメージセンサーらしい結果であり、特に驚きはありません。これまで通り、ベースISOで良好なパフォーマンスを発揮。ハイライトが必要な場合は状況に応じてD-Rng設定を操作できるようにしておくと良さそうです。

前述したように、ロスレス圧縮RAWと圧縮RAWの違いが他社ほど顕著ではなく、画質重視ならロスレス圧縮RAW、ファイルサイズ重視ながら圧縮RAWで何も心配することなく使えばOK。もう少し圧縮率の高い設定があるとよかったのですが、4000万画素 X-Trans CMOS 5 HRが普及すると需要が高まるかもしれません。

参考情報

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