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ソニーE→ニコンZ用レンズアダプタ「Megadap ETZ11」の追加情報

ニコンZカメラ用のソニーEマウントレンズアダプター「Megadap ETZ11」に関するインプレッションがWeiboで発信されはじめました。互換性が向上して使いやすくなっているみたいですね。

Megadap ETZ11のメリット

  • Eマウントレンズの脱着ボタンを改善
  • TZE-01と異なり、絞りリングとAF/MFスイッチに対応
  • 仕上がりはとても良好だ。以前のTZE-01は少しガタツキがあった
  • ベースは真鍮製だ
  • TZE-01はFE14mm F1.8 GM装着時に無関係なプロファイルが動作して画角が狭くなってしまうが、このアダプターはそうならない
  • Z 50やZ fcなどAPS-Cカメラに対応している。以前は回路基板がカメラ側と干渉していた
  • TZE-01は保護回路がなく、サムヤンレンズとの組み合わせで回路を破損する可能性があると言われている。このアダプタには保護回路が追加されている
  • アダプターの先が電子接点に対応していなくてもシャッターを切ることが可能
    (訳注:TZE-01はEマウントのフルマニュアルレンズが動作しない仕様だったので、このことかなと)

TZE-01と同じところ

  • 大口径・広角レンズでも優れた画質で、光軸・バックフォーカスなどに問題は見られない
  • TZE-01のファームウェアアップデート後と似たフォーカス性能だ。ただし、動画撮影中に高速移動する被写体を追従する場合はまだ良好ではない
  • 風景撮影時の浅い被写界深度ならば問題は無い
  • 一部のレンズでは動画時のAFがとても良好だ
  • 位相差AFのみ対応しており、コントラストAFには非対応だ。このため、マイクロポイントでのAFや低照度AFは純正ほどうまくいかない

TZE-01と比べてデメリット

  • スペースを節約するために回路がむき出しとなっている。強度に影響はないが、少し信頼できない
  • ファームウェアアップデート用の電子接点への接続はクリップタイプでずれやすい。TZE-01はレンズキャップからアクセスすることが出来た
  • いくつかのレンズでは不具合が残っている

TZE-01と比べて互換性が向上いている模様。絞りリングやスイッチ、マニュアルレンズが動作するようになるのは嬉しいですねえ。特にソニーEマウント用レンズには絞りリング搭載モデルが多いので嬉しいポイント。
さらにAPS-C Zカメラとの互換性も確保されており、AFレンズの幅が広がるのでZ fc・Z 50ユーザーに朗報。私もZ fcを予約しているので、これを機会にTZE-01からETZ11へ乗り換え予定です。

ただし、AF性能は純正ほどではなく、低照度AFや動体追従への過度な期待は禁物。あくまでも静止画用と割り切って購入したほうが良いでしょう。もちろん、マウントアダプター側のさらなるファームウェアアップデートに期待したいところ。

過去の情報

  • Zカメラ用ソニーEマウントレンズアダプター
  • ソニー、シグマ、タムロン、ツアイス、サムヤンなどに対応
  • 1500元

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