富士フイルムがX Summit ストックホルム 2023にてGFレンズロードマップを更新。500mm F5.6の望遠レンズと電子制御の動画向けレンズを追加しました。
富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、35mm判の約1.7倍となるラージフォーマットセンサー※を搭載したミラーレスデジタルカメラ「GFXシリーズ」用交換レンズ「GFレンズ」の最新の開発ロードマップを公開します。今回の開発ロードマップでは、超望遠の撮影領域を拡張する単焦点レンズと静止画撮影のみならず動画撮影にも適したパワーズームレンズの2本を新たに加えます。「GFレンズ」のラインアップを20本に拡充し、ラージフォーマットセンサーによる超高画質撮影の領域をさらに拡大します。
超望遠単焦点レンズ
焦点距離500mm(35mm判換算:396 mm相当)の超望遠単焦点レンズです。「GFレンズ」における望遠側撮影領域を250mmから500mmまで2倍拡張し、さらにはテレコンバーターを装着することで最大焦点距離700mm(35mm判換算:554 mm相当)までカバーします。従来のGFレンズ群ではリーチできなかった、遠く離れた被写体を捉えることが可能。野鳥をはじめとする野生動物や飛行機の撮影をラージフォーマットならではの高解像・高画質でお楽しみいただけます。
パワーズームレンズ
標準域をカバーする、電動駆動のズームレンズで、静止画撮影のみならず動画撮影にも適しています。絞りやフォーカスに加え、ズームの操作も電動駆動とすることで緻密でなめらかな動きを実現。プロフェッショナルのニーズにも応える描写が可能です。
富士フイルム関連記事
- 富士フイルムが10月23日にXシリーズ新製品発表を予告
- 富士フイルムGFXレンズをHasselblad CFV 100Cで利用するアダプターのプロトタイプ
- 富士フイルムは全セグメント成長中で市場第3位を目指している
- デザインと性能の両面で完成度が高いカメラ|FUJIFILM X-E5
- X-T30 III と XC13-33mmF3.5-6.3以外の新製品は期待できない?
- 富士フイルムX-T30 IIIはフィルムシミュレーションダイヤルを搭載する?
- 富士フイルム X-T30 III と XC13-33mmF3.5-6.3 は10月23日に正式発表される?
- 富士フイルム XC13-33mmF3.5-6.3 はパワーズーム非搭載になる?
- 富士フイルムX-T30 IIIとXC13-33mmに関する追加情報
- XF23mmF2.8 R WR レンズレビュー完全版