キヤノンが「EOS R3」用の最新ファームウェアを公開。Version 1.4.0で発生していた一部の不具合(Err70、追従性能)を修正するファームウェアの模様。
このファームウエアは、以下の機能向上と修正を盛り込んでおります。
- スピードライト EL-5に対応しました。
※AF補助光の自動調光機能には非対応です。- メニューに[登録人物優先]を追加しました。事前に登録した人物を優先して検出し、追尾することができるようになりました。
※小さい顔や斜め顔/横顔、顔の一部が隠れている、被写体に動きがあるシーンや撮影環境によっては、効果が得られない場合があります。- メニューに[通信設定をカードに保存・読込]を追加しました。同一機種のカメラ間でネットワーク設定を引き継ぐことができるようになりました。
- メニューに[流し撮りアシスト]を追加しました。対応レンズを使用して流し撮りを行ったときに、露光中、「手ブレ補正」と「被写体ブレ補正」が行われます。
- オートホワイトバランス(AWB)の設定で、ファインダーを覗いたときに、AWBの結果がファインダー内の表示に反映されるまでの時間を短縮しました。
- メニューにFTP転送時の「画像プロテクト」を追加しました。FTP転送を行った画像に、自動的にプロテクトをつけることができるようになりました。これにより、FTP転送済の画像かどうかを判別することができます。
- ファームウエアVersion 1.4.0にアップデート後、一部のEFレンズとの組み合わせで、特定条件下においてErr70が発生する場合がある現象を修正しました。
- ファームウエアVersion 1.4.0にアップデート後、電子シャッターで高速連続撮影時、撮影条件によってはサーボAFの本来の追従性能が得られない場合がある現象を修正しました。
- 軽微な不具合を修正しました。
※1-6, 9はVersion 1.4.0の変更内容、7, 8はVersion 1.4.1の追加内容となります。
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