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キヤノン EOS R50 V は初心者向けの使いやすさと上級者向けの拡張性を兼ね備える

Digital Camera Worldがキヤノン「EOS R50 V」のハンズオンレビューを公開。初心者向けの使いやすさと上級者向けの拡張性を兼ね備える小さなCinemaEOSと表現。他社のVlog機は「動画向け」だがR50 Vはより動画に最適化されている模様。

Digital Camera World:Hands-on Canon EOS R50 V review: a "baby Cinema EOS" camera for content creators

  • 価格
    ・Canon EOS R50 V は 4 月発売。
    ・本体価格 649.99 ドル / 729.99 ポンド
    ・レンズ付きキットは 849.99 ドル / 959.99 ポンド
    ・最もコストパフォーマンスに優れるのは 999.99 ポンドのクリエイターキット
    (マイク・グリップ・メモリカード付)
  • 外観:記載なし
  • 質感:記載なし
  • バッテリー:記載なし
  • インターフェース
    ・ヘッドフォンジャック、マイクジャック、USB-C(最大 4K 60p の UVC 対応)、HDMI ミニポートを搭載。
    ・マルチファンクションシューにより、対応デバイスと高速通信が可能。
    ・Live Switcher アプリと互換性を持つ初のカメラ。複数カメラの手頃なセットアップを求めるユーザーに適する。
  • 携帯性
    ・レンズなしでは PowerShot V1 とほぼ同等の小型サイズ。
  • グリップ
  • 操作性
    ・ファインダー非搭載が目立つが、より重要なのは前面の録画ボタンの追加。一人撮影には便利な設計。
    ・トッププレートはビデオ撮影向けに再設計され、シャッターボタンは大きな赤い録画ボタンへ変更。
    ・PASM ダイヤルはビデオダイヤルに置き換えられ、マニュアル・オート・シーン・カスタム(3 種)・低速 / 高速・静止画モードに素早くアクセス可能。
    ・録画ボタンの隣にはライブボタンを配置し、ストリーミングを迅速に開始可能。
    ・パワーズームスイッチを搭載。
    ・背面にはカラー設定用の新ボタンを追加し、ピクチャースタイルやルック、ログモードへ即座にアクセス可能。
  • 手ぶれ補正
    ・ボディ内手ぶれ補正なし。
    ・ただし、キットレンズは最大 5 段分の補正効果あり。
    ・小型カメラのため、ジンバル使用が前提と考えられる。
  • ファインダー
    ・EOS R50 V はビューファインダー非搭載。
    ・EOS M6 Mark II のような外付け EVF には対応していない。
  • モニター:記載なし
  • メニュー:記載なし
  • フォーカス
    ・デュアルピクセル CMOS AF II は優秀。
    ・人物の顔・目、自動車、白鳥やガチョウまで正確に追尾。
  • 連写性能:記載なし
  • 解像性能:記載なし
  • 高感度ISO:記載なし
  • ダイナミックレンジ:記載なし
  • ホワイトバランス:記載なし
  • カラー
    ・背面のカラー設定ボタンにより、ピクチャースタイル、ルック、ログモードに簡単アクセス。Cinema EOS 機能を統合し、撮影の幅を広げる。
    ・注目に値する機能。
  • 動画
    ・基本機能として、前面のタリーランプや背面スクリーンの赤枠表示、縦向き撮影時の UI 自動回転を搭載。
    ・前面録画ボタンの配置により、直感的な操作が可能。
    ・ライブストリーミングもワンボタンで即時開始でき、他のカメラの煩雑な設定手順とは一線を画す。
    ・R50 V はジュニア Cinema EOS 機として、一般的なカメラとプロ仕様機の中間に位置。
    ・4K 30p は 6K からのオーバーサンプリングで高品質。スローモーションは 4K 60p / FullHD 120p に対応。
  • 総評
    ビデオやコンテンツ制作に最適化されたポータブルなカメラ。特に、スマホや固定レンズカメラからのステップアップを目指すクリエイターに適する。従来の動画向けカメラとは異なり、自撮りやストリーミング用途に特化し、録画ボタンやライブボタンを前面に配置。Cinema EOS の機能も取り入れ、ルックファイル、タイムコード、ゼブラ、擬似カラー、C-Log 3 などを搭載。交換レンズカメラとして、初心者向けの使いやすさと、上級者向けの拡張性を兼ね備える。

2025年3月に発表されたキヤノンの動画向けAPS-C EOS Rカメラ。「V」シリーズとしては初のEOSカメラであり、動画撮影に特化したコントロールレイアウトや機能を備えています。センサーやプロセッサの組み合わせは「EOS R50」とよく似ていますが、それ以外は全体的に動画撮影に最適化された全くの別物。

販売価格はEOS R50よりもやや高めですが、この価格帯のVlogカメラとしては充実した機能・操作・拡張性を備えています。実用的なクリエイター向け動画モデル。

Digital Camera Worldのハンズオンレビューでは、そのカメラデザインを高く評価しているようです。Vlogカメラとしては後発ながら、動画撮影用カメラとして欲しいコントロールが揃っている模様。

他社のようなオープンゲート撮影やProRes出力などには対応していないものの、このカメラに求められている動画機能としては十分と言えるかもしれませんね。センサーがやや古めのため、ローリングシャッター性能が十分かどうかが気になるところ。

キヤノン EOS R50 V 最新情報まとめ

  • 発売日:5月下旬
  • 予約開始日:2025年4月1日(火)AM10:00
  • 希望小売価格:オープン
  • キヤノンオンラインショップ:113,300円

主な仕様

イメージセンサー タイプ:APS-C DP CMOS
有効画素:2400万画素
ローパスフィルタ
センサー除塵 非搭載
手振れ補正 ボディ内IS非搭載
ISO ISO 100~32000
H: (ISO 51200に相当)
ストレージ SD UHS-II ×1
AF 検出方式:DP CMOS AF
測距点:651
測距輝度範囲:-5.0~20 F1.2
被写体検出 自動車

動物(犬 / 猫 / 鳥 / 馬)
乗り物(スポーツカー / バイク / 飛行機 / 電車)
シャッター メカニカル:-
電子先幕:1/4000秒~30秒
電子:1/8000秒~30秒
フラッシュ同調速度 1/250秒
連続撮影速度 メカ:12fps
電子:15fps
連続撮影枚数 RAW メカ:59
電子:36
ファインダー 非搭載
モニター サイズ:3.0型
解像度:104万ドット
可動方式:バリアングル
静止画出力 JPEG/HEIF/RAW/C-RAW
動画フレームレート 4K 30fps
4Kクロップ 60fps
フルHD 120fps
動画圧縮 LongGOP
動画出力 MP4
XF-HEVC S / XF-AVC S
4:2:2 10bit
4:1:0 8bit
ビデオガンマ Canon 709
Canon Log 3
PQ (HDR PQ; BT.2020
HLG (BT.2020)
BT.709 標準
動画機能 縦向きビデオ録画
タイムコード
タイムラプス
USB USB 3.2 Gen 2
UVC/UAC
マイク/ヘッドホン マイク:3ピン
ヘッドホン:3.5mm
HDMI Type D
Wi-Fi IEEE 802.11b/g/n/a/ac
Bluetooth 対応
その他ポート類 Canon E3
バッテリー タイプ:LP-E17
撮影可能枚数:
サイズ 約119.3 x 73.7 x 45.2mm
重量 本体のみ:約323g
バッテリー含:約370g
防塵防滴 -

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