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パナソニックはボディの小型化に合わせてレンズの小型化も進んでいる

独自のソースから上海P&I 2024におけるパナソニックインタビューに関する情報を教えていただきました。ボディの小型化に合わせてレンズも中型・小型サイズを開発中、8Kの仕様、中国市場についてなど。

影像新势力

訳注:パナソニックの回答もあれば、筆者の見解も混じっているように見えるので注意)

新製品

  • LUMIX S1シリーズの次世代機はもうすぐ登場すると考えていいだろう。
  • パナソニックは新しいカメラの仕様に満足することなく、その後の開発作業を継続している。例えば動画の仕様。
  • 8K/30Pは問題を解決するための 「妥協 」仕様となる可能性。
  • 8K/60Pはユーザーが本当に望んでいるものかもしれず、さらに8K120Pが理想だと考えるユーザーもいる。
  • しかし、120Pの開発にはより多くの時間を費やす必要がある。
  • パナソニックはまず幅広い用途を実現することを選択した。
  • Arri LogC3を搭載したLUMIX GH7に加え、パナソニックとArriは今後も協力していく予定。

レンズ

  • レンズに関して、現在の方向性は、ボディに合わせてデザインを行うこと。
  • 初期のLUMIX S1シリーズは「大柄」であり、対応するレンズもフィットしていた。
  • その後、ボディはLUMIX S5で大幅に軽量化された。中型・小型のレンズに注力した。
  • LUMIX S9の発売で、P&Iショーで展示している「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」のようなレンズが注目されている。
  • 一部のユーザーは「LUMIX S 28-200mm F4-7.1 MACRO O.I.S.」の焦点距離はまだ十分ではないと述べている。パナソニックは検討中とのこと。
  • パナソニックは、Lマウントアライアンスの観点から、非公認のLマウントAFレンズが発売される可能性があると述べた。

LUMIX Lab

  • より多くのユーザーの意見を聞き、ソフトウェアの改良やバージョンアップを図っていきたい。
  • LUMIX Labがより古いモデルをサポートすべきかどうか社内で検討中。

中国市場

  • 中国市場ではミラーレスカメラの売れ行きが好調を維持しており、ミラーレスカメラの販売台数が最も多い地域。
  • パナソニックのカメラ製品は中国市場を最優先事項としてレイアウトされており、生産能力も世界の消費者のカメラ需要に対応するために増加している。
  • 中国のユーザーの声をもっと知り、より多くの中国の消費者に愛されるカメラ製品を生み出したいと語った。
  • 中国市場が動画撮影にシフトし、多くの動画制作グループが誕生する中、パナソニックのGOV動画認定講座は23回目を迎え、多くの受講生を育成してきた。
  • パリオリンピックにおいて、パナソニックはオリンピックのグローバルパートナーとして、大会のあらゆる側面に深く関わっている。
  • 円相場の変動に伴い、多くの中国人消費者がパナソニックのカメラを買うために日本に行き、中国に持ち帰ることがわかった。この抜け穴をふさぐために、日本市場で値上げを行い、苦い思いをした日本の消費者も少なくない。
  • パナソニックは、為替レートで価格を常時調整するのは難しいと考えている。
  • 並行輸入品は完璧なアフターサービスを得ることができない。国内販売店でカメラを購入することを勧めている。

既にパナソニックはLUMIX S9に最適な広角ズームレンズ「LUMIX S 18-40mm F4.5-6.3」を予告しています。非常にコンパクトな広角レンズであり、初期のLUMIX Sシリーズからは想像できない路線を進んでいます。今後もこのような携帯性の高いレンズが登場するのでしょうか?また、今後登場すると思われるLUMIX S1シリーズの後継モデルについて、ボディサイズを維持するのか、LUMIX S5のようにダウンサイズするのかも気になるところ。今のところ後継モデルに関する噂情報はまったくありませんが、これから徐々に明るみになるのでしょうか。

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