DPReviewがソニーαシリーズでお馴染みシニアゼネラルマネージャー 田中健二氏へのインタビュー記事を掲載。その中でソニーα7S II後継モデルについて言及し、夏登場と明言しているようです。
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DPReview:Exclusive: Sony confirms a7S II successor this summer - "Everything is new"
- Covid-19は間違いなく生産と供給に影響を与えた。ただし、影響を最小限に抑えるため、サプライヤーと協力している。中国とタイの二つの生産拠点は供給と物量の問題がほとんど解決され、工場の操業を再開している。
- 長期的な影響はほとんど無いと思うが、需要は減少している。しかし、前向きな兆候もあり、例えば中国では6月18日のショッピングセール(訳注:おそらく「京東の日」のこと) では売り上げが昨年より良かった。α7 IIIやα7R IVなど高級ラインの強い需要があったのだ。
- 中国は良くなっているが、他の地域では明らかに異なっている。とは言え、大部分の地域で需要は回復し始めている。長期的な需要の心配はしていない。
- 動画は大きなチャンスだ。特に中国のフルサイズミラーレス市場は拡大している。
- 世界中のプロフェッショナルのニーズに応えるべくレンズラインアップを充実させていく。
- コンテンツクリエーター市場は急速に拡大している。ZV-1はあらゆるスキルレベルのクリエーターニーズを満たすように設計した。需要は高まっており、USB接続でWebカメラとしても利用可能だ(7月にデスクトップアプリを提供予定)。
- 多くのプロフェッショナルからリクエストを頂いており、今夏後半にα7S II後継モデルの発表を確認した。イメージセンサーを含めてシステム全体を完全に再設計している。期待と要望にお応えできると確信している。
- 「S」はもともと感度を意味していたが、今では画質や表現の面で「至高」を表現すべきだと思っている。画素がとても大きく、多くのプロやハイエンドユーザーが楽しめると思う。
- 主に4K 60pや4:2:2 10bitなどが要望として上がっている。
- RAW動画に一定の需要があると認識している。これらの人々にRAW動画を提供できるよう努力している。
- 他社にはないテクノロジーとイノベーションが我々の強みだ。ソニーは静止画・動画どちらも非常に高度なテクノロジーを備えている。様々なコンディションでのスピード・パフォーマンス・イメージの豊かさを誇りに思っている。
- 我々は進化を続け、製品のパフォーマンスを新し水準へ引き上げてゆく。他社と競争しているわけでは無い。消費者を満足させ、驚かす製品を作りたいと思っている。
- 積層型CMOSセンサーは最新技術であり、最大限活用したいと思っている。
- オートフォーカスの検出速度と精度はプロフェッショナルを含むユーザーから求められているものだ。動画需要に伴い、映画撮影におけるオートフォーカスは非常に重要だ。我々はオートフォーカス技術をさらに発展させることに専念している。
- 将来的にAIを利用した被写体認識はとても重要だ。
- レンズのオートフォーカスアクチュエーターはとても重要だ。これが十分速く動かないと問題になり、ノイズが発生するとフッテージに影響が出る。したがって、これに多くを投資している。
- コンピュータを使った写真テクノロジーはとてもポジティブだが、レンズには多くの利点がある。10?50年後には状況が変わっているかもしれないが、近い将来、例えば5年先であればまだガラスのレンズが優れていると思う。
- スマートフォンにはコンピュータを使った写真がとても役に立つが、傑作や商用作品を撮影したい場合は本物のレンズが適している。そしてレンズは進化しており、我々のいくつかのレンズはとても小さいがハイクオリティである。
- 今後、カメラがスマートフォンのようになるか、スマートフォンがカメラのようになるかは分からない。選択肢があるのは良いことだと思う。
とのこと。
噂されていた6月末・7月上旬の発表は無くなってしまいましたが、どうやらSARの噂通り夏中には発表されそうですね。やはりEOS R5などの出方を伺っているのでしょうか?それともソニー独自の計画・タイミングがあるのでしょうか。
フルリニューアルと言うことでどのようなカメラとなって登場するのか見当もつきません。「画素が大きい」という事は、従来通り低画素センサーを使用しているのでしょうか?正式発表でアッと驚くスペックを期待したいところですね。
レンズはアクチュエーターの強化に力を入れているらしいので期待大。今後はXDリニアモーターやデュアルフォーカス方式を採用して高速AFを実現しているレンズが増えるかもしれませんね。アクチュエーターを改良した「II型」の登場を期待しているレンズがいくつかあるので今後の動向に注目したいところ。
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