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LUMIX S新レンズやLiDAR AF、LAOWAの接点付きEマウントレンズなどP&I 2023まとめ

weixinにてP&I 上海 2023に関するまとめ記事が公開されていました。LUMIX S新レンズの情報、DJI LiDARはGH6やGH5M2とも連携を予定、電子接点付きEマウントLAOWAレンズなど。

Weixin:影像新势力

  • 今年のP&I SH2023は、ついに本拠地である上海に戻り、多くのメーカーが新製品を持ち寄り、オフラインで大多数のファンと交流することができた。
  • ソニーのブースが最も楽しく、フジのブースが最もノスタルジックで、ニコンのブースは気品にあふれ、キヤノンのブースは中華街の出入り口のようで、パナソニックはおそらくこの中で唯一、打ち上げパーティーをやっている。
  • ソニーブースでは、実際に撮影を体験できるシーンを多数用意し、ソニー製品の効果を実感できるようにしている。 例えば、デジタルオーディオマイクロホンを紹介するために、若い女性が歌っているシーンがあり、ユーザーが撮影する。
  • 発売されたばかりのソニーFE 70-200mm F4 MACRO G OSS IIも展示されており、その後ろにはGM IIの姿もあり、その大きさの違いは一目瞭然だった。
  • ニコンブースも講座開始と同時に満席となるなど、ニコンユーザーの学習意欲の高さがうかがえた。
  • また、ニコン製品の体験コーナーも充実していた。 P&I会場にはニコンの新製品はなかったが、近いうちにグランドデビューすることだろう。
  • キヤノンのブースは特に中国的な要素が多く、機器の性能を実際に体験できるデモも数多く行われていた。しかし、私にとって最も嬉しい驚きだったのは、ディープラーニング画像処理技術に基づくキヤノンの新しいツールソフトウェアで、高精度なノイズ除去や補間などの作業を可能にしている。
  • 富士フイルムのブースは、これまでと同様、富士フイルム時代の名品を持ち込み、富士フイルムの歴史が非常に長いこと、そして今日のレトロなスタイルの富士フイルムのカメラがよく知られていることをアピールした。直接購入できるフジのボディもあったが、X-T5やX-S20などの大ヒット商品は在庫切れだった。
  • パナソニックは、DJI PROとの技術提携を発表した。5ブランドの中で最も異例な存在だ。S1H、BS1H、S5M2、S5M2Xは現在、DJIスタビライザーRS3 Proと連携してLiDARによるピント合わせをサポートする最新ファームウェアを搭載。GH6とGH5M2はこの機能をサポートするファームウェアアップデートを10月中旬にリリースする予定だ。
  • さらに、パナソニックは最新のレンズラインナップを携えて登場した。 先に発表された28-200と100マクロに加え、パナソニックは大口径標準ズームと超望遠ズームを発表。 パナソニックによると、フルサイズ用レンズは全て自社で開発・生産しているとのことで、この大口径標準ズームの仕様は、特に28-75/2.8のようなものではあるが、借り物ではないことは確かだ。
  • VILTROXは未発表のAF27/1.2 XFを大々的に披露し、愛好家にその場で試用させるほどの自信があるようだった。 このレンズについては近日中にお届けする予定なので、お楽しみに。
  • Zhiyunはここ1年でたくさんの新製品をリリースした。多くの新製品が発売され、スタビライザーやライトが数多く展示されており、Weebill 3SやCRANE 4の良し悪しをその場で試すことができる。
  • Zhiyunのライトがどれだけコンパクトかについては、現場で見ればわかるだろう。今回のP&Iでは、DJIが出展していない中、ZhiyunとFeiyuの2つのスタビライザーブランドを会場で見かけた。
  • Yongnuoは今回、新発売の富士Xマウント単焦点レンズ「YN50mm F1.8X DA DSM Pro」も持ってきており、カメラに装着して試すことができる。しかし、私はその後に発売される富士マウントのF1.4 単焦点群の方が楽しみで、画質が嬉しい驚きになることを期待している。
  • 入り口のLAOWAもマニュアルレンズの品揃えを持って来ていて、未発売のレンズをテーブルいっぱいに並べて事前に触らせてもらった。 ソニーFEマウントの超広角レンズがあり、絞り情報を記録する接点があった。 そして、私が理解するところでは、LAOWAは将来オートフォーカスレンズもリリースする予定だ。

とのこと。
中国にて大きな写真産業の展示ショーが開催されたようです。各社新製品の発表こそなかったものの、いくつか気になるポイントがあるみたいですね。ハイライトは主に以下の通り。

  • ニコンの新製品が近いうちにグランドデビュー
  • パナソニックとDJI PROが技術提携
  • DJI RS Pro3 with LiDARと連携してLUMIX Sシリーズによるピント合わせ
  • DJI RS Pro3 with LiDARのピント合わせは年内にGH6やGH5M2でも利用可能
  • LUMIX S 新レンズロードマップ
    ・標準大口径ズーム(非PRO)
    ・超望遠ズーム(非PRO)
    ・レンズは自社開発・製造
  • LAOWAの電子接点付きEマウントレンズ
  • LAOWAが将来的にAFレンズもリリース

と言ったところでしょうか。ニコンの情報は「現地で仕入れたネタ」なのか「ネット上の噂」なのか、この時点では判断できません。おそらく後者と思われるので、過度な期待は禁物。ハイライトはやはりパナソニックで、中国以外ではまだ公開されていないLUMIX S レンズロードマップがいち早くお披露目されたようです。標準大口径ズームや超望遠ズームがどのようなスペックで登場するのか気になるところ。非PROの製品らしいので、手ごろな価格設定に期待。文中ではLUMIX Sレンズが自社開発・製造と言及していますが、少なくとも70-200mm F4の光学系はシグマの特許出願で見た覚えがあります。新しく登場する2本に関しては自社開発・製造なのかもしれませんね。(焦点距離にタムロン味があるものの)昨年に噂されていた「DJIとの共同開発によるLiDAR AF」はどうやら本当だった模様。既存のDJI LiDARを装着することで、現行機と連携させることが可能となるみたいですね。DJIのジンバル「RS Pro3」搭載が必須なのかどうか今のところ不明。Lマウントアライアンスとは別の枠組みなのか、マイクロフォーサーズシステムである「GH6」「GH5M2」にも対応するのは有難いですね。

CameraBetaが謎のLAOWAレンズ(開放F値がF5の小型レンズ)に関する画像情報を掲載しており、マウントには電子接点を搭載しています。現在のラインアップで接点付きはEFレンズとマイクロフォーサーズ用のみであり、てっきりマイクロフォーサーズ用かと思っていたのですが…。よく見てみるとEマウントっぽいですね。レンズ情報を伝達可能なEマウントの小型広角レンズと言ったところでしょうか。

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