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Photofocusがここ最近話題となっているオリンパス映像事業についてオリンパスから得た回答を掲載しています。
今週の初めにブルームバーグがオリンパスCEOの見解をピックアップした。そこでは「オリンパスの映像事業売却は”ゼロ”ではない」と汲み取ることが出来る示唆があった。
その一方、先週は「映像事業撤退」についての噂を否定する公式声明を発表している。私はブルームバーグの記事公開後に再びオリンパスとコンタクトを取った。
- オリンパスは医療事業に注力している。
- 映像事業を売却する計画は無い。
- 現在の課題は市場の地位安定と強化である。
・積極的なマーケティング
・刺激的な製品ロードマップの確立
・写真と動画の技術開発を追求- 映像事業は他のビジネスの技術・革新における推進力であり続ける。
- オリンパスの映像事業には独自の強みがある
・小型軽量
・市場をリードする手ぶれ補正とフォーカス
・高水準の防滴性
・高い光学性能と機動性- M.ZUIKO DIGITAL ED 150-400mm f / 4.5 TC1.25x IS PROは来年までにローンチ予定だ。
ブルームバーグの記事はCEOの発言を直接引用しておらず、話に尾ひれがついているように感じる。オリンパスの映像事業が最大の収益源でないことは明らかだが、映像事業における技術は同社の医療部門にも活かしているとある。このため、収益性だけで語ることは出来ない存在理由がある。
正直に言うと、ここ最近はほぼ全てのカメラメーカーの売り上げが低迷している。ニコンが撤退するという噂を初めて聞いたのは2012年で、その後も今に至るまでこのような噂を耳にしている。しかし、ニコンはまだ健在だ。いちユーザーとして、オリンパス映像事業の成長に期待したい。
とのこと。
ここ最近はオリンパス映像事業に関する噂話・ニュースが絶えませんね。Photofocusは直接オリンパスに問い合わせたところ上記のような回答を得たようです。テンプレートのような回答ですが、「売却する計画は今のところない」と明記してある模様。
ブルームバーグ日本語版では「これまで売却はしないとの姿勢だったカメラ事業についても現在は見直しの対象に入っていると話した。」と記載しています。事業撤退までは無いにせよ、人員の削減や設備の見直しはあるのかもしれませんね。
「フォーサーズ」の一件があるため、オリンパスユーザーとしては心配せずにはいられないところですが、なんとか持ち堪えて欲しいところ。
オリンパスは既に今後投入予定の交換レンズロードマップを公開。さらに「ボディ2台・レンズ3本を毎年リリースする意気込みで開発に取り組みたい」と言った話があったりするので期待したいですね。
個人的には既に登録されている未発表カメラ「IM019」がどのようなカメラとして登場するのか非常に気になっています。E-M1 IIやE-M1Xの単なる焼き増しとなるのか、それとも新しいセンサー・プロセッサーの導入で「新世代のマイクロフォーサーズ」を見せてくれるのか…。
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