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キヤノンのフラッグシップ「EOS R」に関連しそうな特殊グリップの特許出願

2021年8月11日付けでキヤノンの気になる特許出願が公開されています。EOS R3と通じるデザインのミラーレスカメラですが、ボディに空洞を設けた握りやすいグリップデザインとなっています。

  • 【公開番号】特開2021-117xxx
  • 【公開日】2021年8月10日
  • 【出願日】2020年1月23日
  • 【発明の名称】撮像装置
  • 【出願人】
    【識別番号】000001007
    【氏名又は名称】キヤノン株式会社
  • 【課題】横位置、縦位置のいずれの撮影位置でも良好な把持性を確保し、かつ、縦位置から横位置、または横位置から縦位置に変更する際に、装置を取り落とす恐れのない撮像装置を提供する。
  • 【0001】
    本発明は、使用者が把持部を把持し易くするための開口部を設けた撮像装置に関する。
  • 【背景技術】
    【0002】
    一眼レフカメラやビデオカメラ等の撮像装置には、従来から、撮像角度を変更する際の操作性を向上させる等のために、グリップを把持し易くするための工夫が施されたものがある。

(ぱっと見ためはCinema EOSがあるものの)ボディの形状や全体的なコントロールレイアウトを見るに、静止画向けのEOS Rカメラに見えますね。ただし、グリップの形状が非常に特殊で、カメラに空洞を開けることで薄型デザインながら良好なハンドリングを実現している模様。
さらにグリップ内部にダイヤル「111b」を備えたデザインも面白い。
また、背面モニタ周囲の「120a」「120b」は一見すると空冷ユニットの吸気・排気口に見えますが、文献によるとタッチセンサとのこと。ここに来て「EOS R」のタッチFnバーの再来となるのか気になるところですねえ。

Twitterで「デカくね?」というリアクションを頂いたので、「マウントがRF」と仮定してEOS R3と比較したのが以下の通り。

確かにデカいですねえ…。

注意ポイント

いつも通り、これは特許であり、必ずしも実用化されるデザイン・商品とは限りません。とは言え、キヤノンが新しいカメラの形を模索しているのは間違いないように見えます。今後の展開に期待。
将来的に積層型センサーの進化でメカニカルシャッターが必要無くなり、ユニットが小型化するとこのようなデザインも現実的となるかもしれませんね。

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