12月6日付けでキヤノンの前群交換式単焦点レンズの特許出願が公開されたようです。
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焦点距離を変化できる単焦点レンズを検討している?
- 【公開番号】特開2018-194765(P2018-194765A)
- 【公開日】平成30年12月6日(2018.12.6)
- 【発明の名称】一部のレンズ群を共通化したレンズシステム
レンズ系1(実施例1)
- 焦点距離:35.72mm
- F値:2.90
- 画角:43.28
- 像高:33.63mm
- レンズ全長:144.59mm
- バックフォーカス:47.02
レンズ系2(実施例1)
- 焦点距離:49.52mm
- F値:2.90
- 画角:34.18
- 像高:33.63mm
- レンズ全長:136.70mm
- バックフォーカス:47.02
とのこと。
リンク先の特許図面では「SP」から前方の「LF1」「LF2」を交換できる光学系のようです。全体を小型化しつつ、2種類の焦点距離を利用できる単焦点レンズとのこと。(このようなレンズを作ろうとするとレンズが肥大化するそうな)
どちらもF2.8と単焦点レンズとしてはやや暗く、これなら標準大口径ズームでも良さそうな気がしますが…。像高が33.63mmとフルサイズの21.64mmより遥かに大きいのでティルト・シフトレンズを想定しているのかもしれませんね。それならF2.8と言うのも理解できます。
バックフォーカスを見る限りではミラーレスと言うより一眼レフ用ですかね。
このアイディアが実際に世に出るとは限りませんが、登場するとしたら物撮りのカメラマンにとって面白い選択肢となるかもしれません。
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