PENTAX FORUMSによるリコーイメージングへのインタビュー記事の続編が公開されています。
D FA★に関する情報や、Q・645・GRなどについても語っています。
インタビューピックアップ
- GRシリーズのコンセプトは高画質と携帯性の両立であり、これを実現するためには現時点で単焦点設計が最善と考えている。
- Qラインに関する新製品情報はありませんが、Q-S1・Qマウントレンズを生産・販売していきます。しかし、現在はKマウントに注力しているのです。テレマクロはロードマップから削除されていますが、計画が中止されている訳ではありません。まだ保留中ですが、正確な目標時期はありません。すべてのRESOURCEをKマウントレンズに集中しています。米国市場ではK-1などのKマウントを中心とした販売であり、Qマウントを積極的に販売はしていません。基本的に米国市場では「凍結」しています。
- 新しい駆動方式のPLMは高速フォーカスを可能としていますが、駆動力に制限があるのでレンズは軽量でなければなりません。一方でDCモーターは高出力で力強いトルクを発生させることが出来るので、大きなフォーカスエレメントを持つレンズに適しています。現時点では大口径の高性能レンズに組み込まれるほど強力なトルクがないと考えており、PLMとは異なる高速で静かなアクチュエータの採用が必要である。
- 次のAF改善策として、アルゴリズムやアクチュエータ技術などの分野でフォーカス性能を向上させる研究開発が進められている。
- コンパクト路線のフルフレーム用レンズの可能性を検討している(フォーラムの推測ではロードマップに追加された望遠ズームと見ている)
- ペンタックス独自の機能を使いこなす情報提供をする方法は今後検討する。
- 自動AF微調整は実現するために研究中
- 645システムにチルト・シフトレンズを追加するか市場動向を注視しながらラインナップを拡大する。需要があることは認識している。
- (GPSとフラッシュの両立を検討しているか?という質問に対して)コンパクトなボディに様々なデバイスを実装する可能性は開発チームによって常に研究している。各モデルのコンセプトに基づいて組み込むデバイスは決定します。
- D FA★50mmは2017年度にリリースされる予定。85mmは未定です。このレンズはDA★55mmと同様のコンセプトで設計されており、フルフレームで最高の解像度を発揮する事に焦点をあてています。
気になるポイント
- GRの後継は不明
- Qシステムは継続
- 自動AF微調整は研究中
- D FA★50mmは2017年度中に登場するかも
といったところでしょうか。D FA★50mmは気になりますね!85mmは未定との事なので本年度中に登場するかどうかはあまり期待しない方がよさそうですね。
Qシステムは海外でディスコン扱いになっているとの噂もありましたが、どうやら海外での話のようです。
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