LAOWA MFT Argus 25mm F0.95の国内取り扱い開始

VenusOptics「LAOWA MFT Argus 25mm F0.95」の取り扱い開始を告知。4月15日発売予定で「60,390円」での出品を確認済み。フルサイズやAPS-Cと比べると安いですねえ。

【新製品】LAOWA Argus 25mm F0.95 MFT APO発売のお知らせ

株式会社サイトロンジャパン（本社：東京都新宿区、代表取締役：渡邉晃）は、Anhui ChangGeng Optical Technology (Venus Optics)社のカメラレンズブランド「LAOWA」の新機種「LAOWA Argus 25mm F0.95 MFT APO」を2022年4月15日に発売いたします。

本製品は、非常に明るい開放F0.95のマイクロフォーサーズカメラ用レンズです。APO設計採用により、色収差を補正したクリアな画像をお楽しみいただけます。インナーフォーカス機構によりブリージングを最小限に抑えるので、動画撮影にも最適です。

■発売概要

商品名「LAOWA Argus 25mm F0.95 MFT APO」

価格
希望小売価格：オープン価格
市場予想価格：67,000円前後（税込）
※市場予想価格はあくまで弊社が予想する価格であり、実際の販売価格とは異なります。

発売日：2022年4月15日（金）

コシナや中一光学もマイクロフォーサーズ専用のF0.95レンズを投入しており、LAOWAで3社目となる超大口径レンズ。他の2社と異なり非球面レンズや高屈折レンズ、そしてEDレンズを積極的に利用しているのが特徴と言えそうです。F0.95ながら製品名に「APO」を冠している興味深いレンズですね。アポクロマート設計と言うほどの高度な色収差補正を期待するのは禁物のようにも見えますが、実際のところはどうなっているのか気になるところ。

LAOWA Argus 25 mm F0.95 MFT APO
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正式発表時の情報

Laowa Argus 25mm f/0.95 MFT APO

Laowa Argus 25mm F0.95 MFT APOは、MFTカメラ用に特別に設計されたArgusシリーズの一員だ。最大口径 F0.95、優れた光学性能、インナーフォーカス、低フォーカスブリージングを受け継いでいる。APO設計により色収差を極限まで抑えたことで、他のレンズとの差別化を図っている。ビデオグラファーとフォトグラファーの両方にとって、最高級のプライムレンズだ。

レンズの仕様

発売日 2022-2 初値 399ドル

マウント MFT 最短撮影距離 0.25m

フォーマット 4/3 最大撮影倍率 0.17倍

焦点距離 25mm フィルター径 62mm

レンズ構成 8群14枚手ぶれ補正 -

開放絞り F0.95 テレコン -

最小絞り F11 コーティング不明

絞り羽根 9枚

サイズ・重量など

サイズ φ71×86mm 防塵防滴 -

重量 570g AF MF限定

その他絞りリング・電子接点なし

レンズの仕様
発売日	2022-2	初値	399ドル
マウント	MFT	最短撮影距離	0.25m
フォーマット	4/3	最大撮影倍率	0.17倍
焦点距離	25mm	フィルター径	62mm
レンズ構成	8群14枚	手ぶれ補正	-
開放絞り	F0.95	テレコン	-
最小絞り	F11	コーティング	不明
絞り羽根	9枚
サイズ・重量など
サイズ	φ71×86mm	防塵防滴	-
重量	570g	AF	MF限定
その他	絞りリング・電子接点なし

開発発表から数年経過しましたが、ようやくマイクロフォーサーズ用のF0.95レンズが登場しましたね。4/3フォーマット専用設計のF0.95はコシナ製フォクトレンダーシリーズ以外に存在せず、さらに（コシナと違い）非球面レンズやEDガラスを使用することで、どのような光学性能に仕上がっているのか気になるところ。
（補足：中一光学の「SPEEDMASTER 0.95/25mm MFT」を忘れていました）

LAOWAブランドを展開するVenus Optics社は2年前にマイクロフォーサーズ規格の賛同企業となっており、既に複数のレンズで電子制御に対応するモデルをリリースしています。残念ながら、このレンズはフルマニュアルとなっており、電子接点も存在しません。同様にコシナのF0.95レンズも電子接点は非搭載です。大口径と電子接点を両立するのは難しいのかもしれませんね。

価格は399ドルと非常に安く、海外でのNOKTON 25mm F0.95 IIの半値程度となっています。国内向けに正規代理店であるサイトロンジャパンがそのうち取り扱いを開始するはず。まだまだ未知数な部分が多いレンズですが、この価格であれば面白い選択肢となる可能性は高そうですね。従来のLAOWA MFTレンズは非常に高性能なモデルが多かったので、この25mm F0.95にも期待。