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リコーイメージングがハイライト拡散フィルター搭載「GR III HDF」「GR IIIx HDF」正式発表

リコーイメージングがハイライト拡散フィルター搭載の「GR III HDF」「GR IIIx HDF」を正式発表。NDフィルターの代わりにブラックミスとのような効果が得られるフィルターを内蔵しているとのこと。

今のところ国内でのアナウンスはありませんが、間もなく発表になるかと思います。
(更新:国内でも正式発表されました)

プレスリリースと特徴

  • 「RICOH GR III」「RICOH GR IIIx」をベースに、新開発のHDF(Highlight Diffusion Filter)を搭載した特別仕様モデル
  • 本GRシリーズの基本コンセプトである高画質や速写性、携帯性といったカメラの本質的な価値を踏襲しながら、従来のシャープな描写に加えて、ハイライト部を拡散して、ワンタッチで柔らかな写真表現が楽しめる新開発の「HDF(Highlight Diffusion Filter)」をカメラ本体に内蔵
  • 本製品は国内では公式ECショップでの限定販売品
  • ユーザーがカスタムしたホワイトバランスを3つまで登録可能
  • 3×3の測距エリア*を任意に移動させ、エリア内の適切な位置にオートでピントを合わせることができる、「ゾーンセレクトAF」

参考リンク

DPReview:Ricoh creates GR III HDF and GR IIIx HDF with highlight diffusion filters

  • GR III HDFとGR IIIx HDFは、既存のレンズ固定式APS-Cプレミアムコンパクトのバリエーションモデル。
  • 両機種ともNDフィルターではなく、独自の「ハイライト拡散フィルター」を搭載している。
  • リコーによれば、HDFは同社のインクジェット技術を使って開発されたもので、画像に拡散効果を加え、特にハイライト部分で「ブラックミスト」フィルターに匹敵するような見え方をするという。これにより、「フィルム写真やヴィンテージムービーで撮影されたような画像」が得られるという。
  • 光路内の切り替え可能なNDフィルターのように、HDF効果をオンまたはオフにすることができる。
  • デフォルトでは、FnボタンがHDFフィトラーの作動と解除に設定されている。
  • フィルター以外では、ホワイトバランスに関するカスタマイズが増えた(これは近日中のファームウェアアップデートで標準のGR IIIとGR IIIxに搭載される予定)。
  • また、ピント合わせの際にカメラが絞り込むゾーンを選択できるゾーンセレクトAF機能もある。
  • HDFバージョンのカメラのシャッターボタンは、違いを示すために黒ではなくダークシルバーである。
  • 希望小売価格:
    ・GR III HDF:1069.95ドル
    ・GR IIIx HDF:1149.95ドル
  • 2024年4月 発売

参考リンク

近日登場と噂されていたGRシリーズの新製品のようです。GR IVを期待していた人も多かったと思いますが、どうやら「III」の派生モデルとなる模様。NDフィルターの代わりに独自のHDFを搭載しており、ブラックミストのような効果が得られる模様。GR III搭載のレンズがカッチリ写る描写なので、程よく柔らかくなると良いですね。

NDフィルターは利用できなくなるので、必要であればアダプター経由でねじ込み式を使うことになります。通常のGR IIIが日中向けとするならば、HDFは夕方や夜向けと言ったところでしょうか。もちろん屋外でも木洩れ日や屋内に差し込む光などを柔らかく表現することができそうです。

購入早見表

HDFバージョン

リコーイメージング直営販売限定

GR III

GR IIIx

社外製アクセサリ

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