富士フイルムが手のひらサイズのデジタルカメラ「INSTAX Pal」を正式発表しました。
富士フイルム株式会社(本社:東京都港区、代表取締役社長・CEO:後藤 禎一)は、INSTAX “チェキ”(※1)シリーズの新たなラインアップとして、いつでもどこでも気軽に撮影できる“手のひらサイズカメラ”「INSTAX(インスタックス) Pal(パル)™」を2023年10月5日に発売します。ライフスタイルにあわせて楽しめる5色を揃え、撮影シーンや撮影体験をより広げていきます。 さらに今回、「INSTAX Pal™」の本体カラーにマッチしたカラビナ付きシリコンケース、華やかさと上品さを併せ持つパープルのミニフォーマットフィルム「SOFT(ソフト) LAVENDER(ラベンダー)」も同時発売します。
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- 発売日:2023年10月5日
- カラー:ミルキーホワイト / パウダーピンク / ピスタチオグリーン / ラベンダーブルー / ジェムブラック
- 「手のひらサイズのコンパクトさ」と「広角レンズ」でいつでもどこでも気軽に撮影可能
- 多機能リングアクセサリを同梱
- 撮影・プリント時に、ミニ・スクエア・ワイドフォーマットの3種類から選択可能
- 撮影画像は本体から専用アプリへ自動転送、SNSで簡単共有
- 専用アプリと接続することで豊富な撮影体験が可能
- スマホプリンター「INSTAX Link™」シリーズなどとの連携で簡単にチェキプリント
主な仕様
- 撮像素子 1/5型CMOS原色フィルター
- 記録画素数 2560 × 1920 ピクセル
- 記録メディア 内蔵メモリー、microSD/microSDHCメモリーカード
- 記録枚数 内蔵メモリー約50枚、microSD/microSDHCメモリーカード1GBあたり約850枚
- アプリ未接続時撮影上限枚数 50枚
- 記録方式 DCF準拠Exif Ver2.3
- 焦点距離 f=16.25mm (35mmフィルム換算)
- 絞り F2.2
- 撮影可能距離 19.4cm 〜 ∞
- シャッタースピード 1/4秒 〜 1/8000秒(自動切替)
- 撮影感度 ISO100 〜 1600(自動切替)
- 露出制御 プログラムAE
- 露出補正 −2.0 EV 〜 +2.0 EV(1/3 EVステップ)
- 測光方式 TTL256分割測光、マルチ測光
- ホワイトバランス 自動
- フラッシュ オートフラッシュ / 強制発光 / 発光禁止
撮影可能範囲 約60 cm 〜 1.5 m- セルフタイマー 約2秒 / 約10秒
- ズーム なし
- 外部インターフェース USB Type-C ケーブル接続部(充電専用)
- 電源 リチウムイオン電池 (内蔵型)
- 充電時間 約2〜3時間
- 本体外形寸法 42.3mm × 44.4mm × 43.0 mm(突起部除く)
- 本体質量 約41g
DPReview:Fujifilm Instax Pal review, a tiny digital camera that makes Instax film optional
Palとそのアプリ、そしてプリンターがもたらす楽しさにもかかわらず、この価格は親にとっては少々高すぎるだろう。同じ金額で、富士フイルムのInstax Mini Evoが手に入る。こちらは、デジタルとアナログのハイブリッドプリントを1台で実現できる。あるいは、もっと安い値段で、スマートフォンを持った子供が好きな写真をプリントできる。Instax mini Link 2のプリンター単体は、Palキットの半額だ。
もちろん、最大の違いはPalのフォームファクターであり、そこにPalの魅力があると我々は考えている。小さくてポケットに入るので、10代の若者が小さなカラビナでPalをバックパックに取り付け、その場でたくさんの写真を撮る姿が想像できる。プリントは二の次で、より厳選したものを選ぶかもしれない。
Instax Palは実にニッチな製品であり、そのため一部の人しか魅力を感じないだろう。私は、富士フイルムがInstaxの技術的な予算を、変わり種のデジタルカメラではなく、ポラロイドI-2のようなフル機能のインスタントカメラを作ることに使ってほしかったと思う。
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