中国の写真機材メーカーであるYongnuoが新しいマイクロフォーサーズカメラ「YN455」を正式発表しました。SnapdragonSoCを使用し、Android 10を使用して4Gネットを利用可能とのこと。
- 4/3型センサー
・2000万画素- Snapdragon SoC
・CPU 8コア 2.2GHz
・6GB RAM
・64GBストレージ
・最大256GBメモリーカード対応(Micro SD)
・2/3/4Gネットワーク対応(Nano-SIM)
・800万画素フロントカメラ- 5.0型チルトタッチモニタ
- 4K 30p
- 3.5mm ヘッドホンジャック
- 3.5mm マイクジャック
- デュアルUSB-Cポート
(側面は最大1080p出力・底面はOTG対応)- 2.4/5GHz Wi-Fi対応
- Bluetooth 5.0対応
- GPS搭載
- LEDライト搭載
- サイズ:162×85×56mm
- 重量:670g
- 4400mAhバッテリー
・18W PD/QC3 急速充電対応
・取り外し可能- 動作温度:0~55℃
- 価格
・ボディ:3888元(日本円で6.6万円くらい)
・25mm F1.7キット:4487元
・42.5mm F1.7キット:4686元
Yongnuoと言えば既にマイクロフォーサーズカメラ「YN450M」をリリースしており、このカメラはその後継モデルとなる模様。以前はあくまでもAndroid搭載のスチルカメラ(頑張ってVlog)と言った印象でしたが、今回はライブ配信など動画撮影に関係する機能を強化しているように見えます。センサーも1600万画素から2000万画素へ向上していますね。
注目は5.0型の大型チルトモニタを搭載していること。富士フイルム「X-A7」に搭載されている大型モニタですら3.5型であることを考えると、5.0型がかなり大きいことが分かります。「Blackmagic Pocket Cinema Camera 4K」のモニタと同じサイズであることを考えると、やはり動画撮影に力を入れているように見えます。また、タッチパネルのレスポンスは向上し、マルチタッチにも対応している模様。
ライブビューのインターフェースは従来機を継承していますが、デザインは少し変わっているように見えます。パッと見のデザインは秀逸ですねえ。タッチ操作の応答性や実際のAF速度を含めて使い勝手が気になるところ。
さすがに手ぶれ補正には対応していないので、レンズ側の光学手ぶれ補正が正常に動作するのか気にななります。互換性は要注意ですが、Yongnuoは2020年にマイクロフォーサーズシステムの賛同企業に名を連ねており、正式にマウント情報を得ているものと思われます。(とは言え、LAOWAのように完全な互換性とはいかない気もしますが…。)
実際にどのような使い勝手となるのか気になるところですねえ。ただし、日本語版が登場するのかどうか不明。
このカメラが成功するかどうかまだ分かりませんが、Yongnuoが「450M」に続いて「455」を投入したということは、何かしらの手ごたえを感じているのかもしれません。
将来的にマイクロフォーサーズが生存競争を勝ち抜いていくのだとしたら、これも一つの選択肢なのかなぁと思うのです。これでAdobe関連のアプリが動作すると面白そうですねえ。
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