Sony Alpha Blogがシグマ「30mm F1.4 DC DN|Contemporary」のレビューを掲載しています。
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- フルサイズ換算で45mmに相当する画角だ。
- フォーカスリングは大きく使用するのがとても楽しい。
- レンズは程よいサイズでとても軽量だ。ストリート写真に適している。
- オートフォーカスは高速で静かである。
- 30mm F2.8 DNと比較してサイズと重量、価格が2倍で明るさは2段分有利だ。
- シャープネス:α6000
・中央:F1.4でvery good、F2~F8までexcellent、回折はF11から始まる。
・隅:F1.4-F2でvery good、F2.8~F8でexcellent、回折はF11から始まる。
・結果は優れており、中央から四隅までとても一貫性のある画質だ。30mm F2.8 DNと比べて1グレード高い。- 絞り開放では周辺減光が強い。
- 歪曲はとても強く、動画では目に見える。30mm F2.8 DNよりも遥かに大きい。
- F1.4で色収差は発生するが、F2.8付近で解消する。
- フレアは発生しない。
- ボケはとても良好で30mm F2.8 DNのように騒がしくない。玉ボケは良好で玉ねぎボケの傾向は無い。
- 発色は良好だ。
- 動画撮影では素晴らしいボケを得ることが出来るが、建築物の歪曲を補正しきれない。
- 動画撮影中のAFを最適化するためにはファームウェアVer3へアップデートする必要がある。
30mm F1.4 DC DNは380ユーロで堅実なパフォーマンスのレンズだ。静止画には強いが動画では弱点が露呈する。
長所:一貫性のある優れたシャープネス・コンパクトで比較的軽量・良好な価格設定・高速AF・とても良好なボケ
短所:特に動画で歪曲が目立つ・絞り開放は色収差と周辺減光が目立つ
もしも本レンズの代替を提案するならば…
- 30mm F2.8 DN:180ユーロでとても良好な性能だがF2.8でボケ量が少ない
- E 35mm F1.8 OSS:フルサイズで50mmに相当する画角、動画でより良好なパフォーマンスを発揮。
- Touit 1.8/32:優れたレンズだが高価。
個人的に45mm相当の画角より50mmの画角を重視し、定期的に動画撮影を行うことからE 35mm F1.8 OSSをチョイスする。
とのこと。
私もマイクロフォーサーズ用を使用していますがおおむね似たような印象です。絞り開放における軸上色収差はやや目立つので場合によって絞る必要がありそうですね。開けてやや柔らかく、絞るとカリッとシャープになる傾向を持っています。
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