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ePHOTOzineがソニー製ミラーレス「α6100」のレビューを掲載しています。
- α6000に取って代わる待望のAPS-Cエントリーモデルだ。約800ポンドで4K動画に対応した高速AFモデルである。
- ボディはプラスチック素材を使用している。金属パーツはチルトモニタのヒンジやコントロールダイヤル、三脚ネジ穴、レンズマウントなどに使われている。
- RECボタンはグリップにめり込む形で配置しているので誤操作しにくいデザインだ。しかし、必要な時にボタンを押すのは少々面倒である。
- 外観は5年前のα6000と比べて大きな変更点はほとんど無い。
- 電子ビューファインダーは144万ドットと妥当な解像度で見栄えは良い。しかし、競合カメラと比べると時代遅れに見える。色の再現性やダイナミックレンジは良好だ。
- モニター解像度は92万ドットだ。ファインダーと同じく競合モデルよりも少し劣っている。モニターのアスペクト比は16:9であり、動画撮影に最適だ。リフレッシュレートはファインダーよりも遅いように見える。
- メニューシステムは相変わらず複雑だが、マイメニューに良く使う機能を登録可能だ。
- ボディ内アプリ非対応である。
- リアルタイムトラッキングに対応する425点ハイブリットAFシステムは実写で非常に高速だった。
- 追従連写は11fps、サイレントモードでも8fpsと非常に高速だ。ただし、連写後のバッファクリア中に連写速度の変更は出来ない。「書き込み中」と表示されるのもストレスが溜まる。
- JPEGはリッチで温かみのある描写だ。色再現性に優れ、露出は非常に信頼性が高い。
- 優れた高感度ISOノイズ耐性を示している。ISO6400まで良好な結果となり、ISO12400でも予想していたよりディテールを維持している。ISO25600でもイメージサイズ次第で実用的だ。ISO51200は避けるべきだろう。
- ボディ内手ぶれ補正を搭載していない。三脚でカメラを固定している限り、動画の画質はとても良好だ。
- 静止画と動画でカスタマイズを分けることが出来ない。動画用のプロファイルを利用できない点は注意しておくべきだ。
このカメラの評価は複雑で難しい。価格がもっと下がればカメラの欠点を妥協できるかもしれない。今の金額ならばα6400を選択した方がビデオグラファーにとって遥かに適したカメラとなるはずだ。静止画のみ、4Kを必要とせず、α6000より優れたパフォーマンスが必要な場合はα6100を選ぶと良いだろう。
長所:高速AF・高品質な4K動画・優れたノイズ耐性・優れた画質・レンズラインアップ・WiFi/Bluetooth/NFC・小型軽量
短所:ボディ内RAW現像不可・長大なメニューシステム・タッチ操作の自由度が低い・フレームレートを切り替える際にメモリーカードのフォーマットが必要な場合がある・ローリングシャッターの影響が目に付く
とのこと。
ここ最近のソニー製ミラーレスとしては辛口な評価となっていますね。やはりα6600やα6400と比べ、一部ハードの変更やソフト的な機能制限が本体価格に見合っていないという見解。確かに、日本国内でもキャッシュバックや実勢価格を考えるとα6400のほうがおススメしやすい気がします。最終的にα6000のような価格帯になると面白い選択肢となりそうですねえ。
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