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キヤノン EOS R100 は伸びしろの少ないスターターカメラ

PCmagが「EOS R100」のレビューを公開。ここ最近のミラーレスとしては魅力的な価格ながら、数世代前のテクノロジーで限定的な動画機能やタッチ非対応などを指摘しています。

PCmag:Canon EOS R100 Review

  • 外観
  • 質感
  • バッテリー:LP-E17を使用。他社では一般的なUSB充電に非対応。
  • インターフェース:フラッシュを内蔵しているが手動で持ち上げる必要あり。SD UHS-Iのメモリーカードに対応。USB-Cはデータ転送のみでUVC非対応。
  • 携帯性:小型軽量だが相性の良いレンズが少ない。
  • グリップ
  • 操作性:勝手知ったるキヤノンらしいコントロール。
  • 手ぶれ補正:非搭載。
  • ファインダー:エントリークラスとしては平均以上。十分な解像度。
  • モニター:104万ドットの固定式。タッチ操作が非対応は問題あり。
  • メニュー:初心者向けの設定あり。Qメニューのカスタマイズは非対応。
  • フォーカス:最新のAFではないが、信頼性が高く役に立った。
  • 連写性能:ワンショットAFで6.5fps、サーボでは3fpsまで低下。RAWでのバッファは非常に小さい。
  • 解像性能:2400万画素。
  • 高感度ISO:カメラの画質向上は停滞しており、最新センサーとの画質差は小さい。ISO 5400まではディテールが良好。
  • ダイナミックレンジ:記載なし。
  • ホワイトバランス:記載なし。
  • JPEG:記載なし。
  • 動画:時代遅れ。4Kでは低速コントラストAFに切り替わり24p固定。FHDでは高速で静かなAFを利用可能。
  • 作例集:価格が魅力のカメラであり、年々高価になるミラーレスの中において競合製品は存在しない。
  • 総評:伸びしろの少ないスターターカメラ。魅力的な価格設定だが、数世代前のテクノロジーで新しいものは何もない。画質は非常に良好だが、タッチ操作非対応で、動画撮影には制限ある。よりお金をつぎ込めるのであればEOS R50のほうが良いだろう。

とのこと。
2023年6月に登場。EOS Rシリーズの中では最も手ごろな価格で入手でき、おどろくほど小型軽量なボディサイズを実現しているカメラですね。ただし、カメラのコアの部分(センサー・プロセッサ)はやや古く、タッチ操作非対応、USB充電非対応などいくつか注意点が存在します。カメラの知識がある人からすると、多少の価格差を考慮してもEOS R50のほうが良い買い物と感じるかもしれません。とは言え、全く知識のない人からすると、高度な機能や性能を省略したEOS R100が適している可能性もあります。個人的には最低でもR50かなとは思いますが…。

PCmagのレビューでは、手ごろな価格ながら素晴らしい画質と評価。タッチ操作非対応や4K時のAF制限について指摘しており。やはりEOS R50や他の競合製品を検討したほうが良いとも言及。同紙における最近のカメラレビューとしてはかなり辛口。スマートフォンなどタッチ操作が身近な存在となった現代において、タッチ操作まで省略したのは凄いですねえ。

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