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FUJIFILM X-M5 手頃で軽量な唯一無二の選択肢

Mobile01が富士フイルム「FUJIFILM X-M5」のレビューを公開。この価格帯としては優れた動画機能を備え、魅力的なフィルムシミュレーションや実用的な連写性能、小型軽量デザインなどを評価。手頃な価格も歓迎されているみたいですね。

Mobile01:Fujifilm X-M5 + Viltrox AF 35mm f/1.7 評測報告|物超所值的最佳拍檔 ft. GR3X HDF

  • 外観:X-M5の三脚ネジ位置が本体下部にあり、フレーミングに不便。SmallrigのL型クイックリリースプレートとハンドルを使用すれば改善可能。
  • 質感:記載なし。
  • バッテリー:記載なし。
  • インターフェース:記載なし。
  • 携帯性:X-M5の重量はバッテリーとメモリーカードを含め355グラム。
  • グリップ:SmallrigのL型ハンドル付きクイックリリースプレートは、X-M5専用設計で質感も一致。グリップ力が大幅に向上し、必需品といえる。
  • 操作性:「フィルムシミュレーション」ダイヤル搭載。「NN」「NC」「CC」を頻用。操作は直感的だが、フロントダイヤル操作時に誤作動が起きる場合あり。「Qボタン」は押しづらく、構え直しが必要になることも。
  • 手ぶれ補正:レンズ内手ぶれ補正(OIS)は非対応。DIS使用時に1.32倍クロップが適用され、静止状態では効果的だが、低照度下ではジェリー効果が見られる。
  • ファインダー:記載なし。
  • モニター:記載なし。
  • メニュー:記載なし。
  • フォーカス:AF-C時に追尾可能で、20fps撮影時に画面遅延や黒画面は発生しない。追尾成功率は80%以上。「シャッター優先」や「ピント合わせ優先」のカスタマイズも可能。
  • 連写性能:20fpsでカード詰まりなく最大127枚の連写が可能。エントリークラスとしては優秀。
  • 解像性能:成熟した2,610万画素のX-Trans CMOS 4裏面照射センサーを搭載。
  • 高感度ISO:ISO 800~1600が実用範囲。ISO 3200~6400も使用可能で、ISO 12800でも細部が残る。
  • ダイナミックレンジ:「+3~-5」の範囲で実用的。特にアンダーでの撮影後の復元性能は優れており、フルサイズ機と同等。
  • ホワイトバランス
  • JPEG:X-M5「NC」とGR3X HDF「Nega Negative」の対決は、どちらも衝撃的な性能。
  • 動画:6.2K 30pと4K 60p対応。6.2Kではクロップなしだが、4K 60pでは1.18倍クロップ適用。DIS非対応の6.2Kでは手持ち撮影が難しい。横位置グリップで縦型動画も可能。
  • 内蔵マイク:「サラウンド」「フロント」「リア」「フロント+リア」の4オプション。明確な指向性があり、3.5mmマイクやBluetoothマイクにも対応。
  • 作例集
  • 総評:X-M5は手頃な価格、コンパクトさ、魅力的なデザインで注目される。写真の復権と共に人気が上昇中。軽量で手頃な価格のXマウント機としては唯一無二の選択肢。

手振れ補正の効果

指向性録音

第四世代と第五世代のスペックが入り混じるV-log向けの比較的低価格なXシリーズカメラ。センサーとプロセッサの組み合わせはX-S20と似ていますが、ボディ内手振れ補正や電子ビューファインダー非搭載、新型大容量バッテリーではありません。しかし、そのぶん小型軽量で低価格となっており、トレードオフを理解・許容できるのであれば面白い選択肢。

Mobile01の評価では、ソーシャルメディア向けの写真や動画撮影に適しているようです。他社のVlogカメラと比べると静止画向けの機能が充実しているので使いやすそうですね。フィルムシミュレーションダイヤルにより、簡単にカラーモードを選べ、SNSへの投稿に最適な設定が可能。コンパクトで軽量なデザインは持ち運びやすく、見た目もおしゃれ。画質や動画性能は優秀で、プロ並みの結果を手軽に得られるとしています。

オートフォーカス性能は他社ほどでもないと指摘するレビューもありますが、Mobile01の作例では多少の動体であれば普通に撮ることができそう(純正レンズではなくVILTROXレンズを装着していますが)。

フロントコマンドダイヤルは相変わらず押し込みボタンの誤操作が発生するらしいので、気になる場合は設定を固定するか、機能をオフにしておいたほうが良さそう。

私もX-M5を使用中。
AFはソニーやキヤノンなどと比べると確かに見劣りする部分を感じます。と言っても、前世代の富士フイルム機と比べるとずっと使いやすく、検出機能を利用できる場合は特に不満ありません。トラッキングAF単体で利用する場合は不安定で、常用したいとは思いませんでしたが…。

富士フイルム FUJIFILM X-M5 最新情報まとめ

主な仕様

  • センサー:2,610万画素 X-Trans™ CMOS 4
  • プロセッサ:X-Processor 5
  • JPEG/HEIF/TIFF/RAW
  • 9:16ショートムービーモード
  • ISO 160-12800
  • 拡張ISO 80-51200
  • メカニカルシャッター:15分〜1/4000秒
  • 電子シャッター:15分〜1/32000秒
  • フラッシュ同調速度:1/180秒以下
  • SD UHS-I 対応スロット
  • ボディ内手振れ補正なし(動画電子手振れ補正のみ)
  • インテリジェントハイブリッドAF
    ・13×9 / 25×17
    ・被写体検出:動物/鳥/クルマ/バイク&自転車/飛行機/電車
  • 3.0型 バリアングル式液晶モニタ 104万ドット
  • ファインダー非搭載
  • 連続撮影速度
    ・メカニカルシャッター:~5fps
    ・電子シャッター(x1.25):~30fps
    ・電子シャッター(クロップなし)~20fps:
  • 連続撮影枚数:
    ・約20コマ/秒 非圧縮RAW 23枚
    ・約10コマ/秒 非圧縮RAW 24枚
  • 動画
    ・MOV / MP4
    ・HEVC/H.265 / MPEG-4 AVC/H.26
    ・Long GOP
    ・6.2K 29.97p
    ・4K 59.94p
    ・FHD 240p
  • Vlogモード
  • 20種類のフィルムシミュレーション
  • USB-C 10Gbps
  • HDMI D
  • Wi-Fi:802.11b/g/n
  • Bluetooth Ver. 4.2
  • 3.5mm マイク(背面に搭載)
  • NP-W126S バッテリー
    ・省電力 440枚
    ・通常 330枚
    ・6.2K 45分
    ・4K 50分
    ・FHD 45-50分
  • サイズ:111.9×66.6mm
  • 重量:355g

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