PCmagが「Insta360 GO Ultra」のレビューを公開。より大きなサイズの上位機種に匹敵する性能を備えたウェアラブルなアクションカメラと評価。総合力は大型モデルに敵わないものの、用途によっては魅力的とのこと。
PCmag:Insta360 Go Ultra Review: Big Upgrades in a Tiny Package
- 外観:Go Ultraはカメラユニットはマグネット式マウントシステムを採用してアクションポッドに装着する従来通りの2ピース構造。取り付けは容易でロックも確実であるが、ポッド底部に装着するマグネット式クリップは別売り。
- 構造:カメラモジュールはIPX8準拠で水深10mまで対応し、防水性能に優れる。アクションポッドはIPX4準拠で生活防滴のみである。カラーはアークティックホワイトとミッドナイトブラックの2色展開。
- バッテリー:カメラとポッドはともに内蔵式バッテリーを搭載。カメラ単体では4K60で約36分撮影できるが30分で過熱。ポッド装着時は120分連続撮影が可能で、過熱もしない。Osmo Action 5 Proは4K60で約2時間、交換式バッテリーにより利便性が高い。
- インターフェース:内蔵ストレージは非搭載で、microSDXCスロットを採用。512GBカードで4K60を約17時間録画できる。
- 携帯性:カメラモジュールは約4.6×4.6×2.3cmで重さ54g、ペンダントにマグネットで取り付けて胸元で装着できる。クリップで帽子に固定することも可能。ポッドは約4.8×6.3×3.8cmで94g、カメラ装着時は合計144gとなる。
- 操作性:カメラには録画ボタンと状態を示すタリーランプを搭載。ポッドには2.5インチタッチスクリーン、Qボタン、録画ボタンを備える。
- メニュー:タッチ操作は直感的で、チュートリアル表示により初心者にも使いやすい。撮影モードは多彩で、タイムラプス、ハイパーラプス、ループ録画、スローモーション、星空撮影、特殊な「トドラータイタン」モードなどを備える。プリセットも豊富で、編集・作成も可能。ただしQメニューはモードタブに初期化される仕様や、プリセット画面がすぐ消える点が不便である。
- 画角:複数の画角を選べる。超広角は歪みがあるが臨場感が強く、リニアはVlogに適する。2倍デジタルズームも搭載。
- 静止画:静止画は12.5MPと50MP切替可能で、RAWとJPEGに対応。画質は自然で広角に強いが、被写界深度による表現は限定的。
- カラー:動画はSDRとHDR両方で8ビットに制限され、Log撮影がないため色補正の自由度は低い。
- HDR:HDRはRec.709ベースで扱いやすいが、真のHDR表現には及ばない。DJIやGoProは10ビットやRec.2020に対応しており上位である。
- 動画:新しい1/1.28型センサーと5nmプロセッサで画質が向上し、4K60 SDRや4K30 HDRで撮影可能。低照度性能はOsmoと同等。スローモーションはGoProやOsmoが優位。
- 音声:内蔵マイクは全方向集音で自然環境に適するが、風切り音や胸装着時のこもりが課題。外部マイク接続に対応しており、Bluetoothイヤホンやマイクを使用可能である。
- 総評:Go Ultraはフルサイズの競合製品に迫る性能を備えた初のウェアラブルアクションカメラ。手ぶれ補正、防水性能、バッテリー持続は他社上位機に匹敵し、動画はSNS用途に十分すぎる品質。価格はOsmo Action 5 Proより100ドル高いが、用途によっては魅力的な選択肢。ただし総合力では依然としてOsmoが最有力。
Insta360 GO 3Sの続く、ウェアラブルアクションカメラの最新モデル。従来の卵型カメラユニットのデザインではなく、やや大きめのスクエア型カメラユニットを採用。
カメラユニットの大型化により、大容量バッテリーの搭載、microSDカード対応、4K60pなど様々な強化が施されています。通常価格はGO 3Sとほぼ変わらないので、これから新規に導入するならGO Ultraで間違いなさそうですね。
PCmagのレビューによると、アクションカムとしては大型の上位機種に近い性能を発揮し、十分な画質を実現したウェアラブルアクションカムと評価。「ウェアラブル」が必要な人にとって魅力的な選択肢のようです。
Insta360 GO Ultra
関連アクセサリ
- リングリモコン:7,500円
- GO Ultra ピボットスタンド:5,000円
- GO Ultra 小さな巨人キット:1,700円
- フレキシストラップマウント:2,500円
- GO Ultra クイックリリースマウント:3,300円
- GO Ultra カスタムスキン:1,120円
- GO Ultra スクリーンプロテクター:1,700円
- GO Ultra 粘着タブ:2,500円
- GO Ultra 簡易クリップヘッドバンド:3,300円
- GO Ultra マグネット式簡易クリップ:1,700円
- GO Ultra クイックリリース安全コード:2,200円
- GO Ultra クイック着脱リストストラップ:2,500円
- GO Ultraアクアレンズ:2,200円
- GO Ultra アクションマウント:2,200円
- GO Ultra レンズガード:3,300円
- GO Ultra NDフィルターセット:9,900円
- GO Ultra 潜水ケース:9,900円
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- Insta360 GO Ultra 正式発表
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