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PENTAX PENTAX K-3 Mark III PENTAX 一眼レフ カメラ 機材レビュー 海外の評価

「PENTAX K-3 Mark III」は使って楽しいカメラだが…

IMAGING RESOURCEがリコーイメージング「PENTAX K-3 Mark III」のレビューを公開。既存のPENTAXユーザーにとって十分価値のあるカメラとなるが、それ以外では難しい選択肢であると言及しています。

IMAGING RESOURCE:Pentax K-3 III Field Test

ビルド・外観

  • 頑丈でしっかりとした防塵防滴仕様のカメラだ。
  • 前面・背面・上面・底面には頑丈で軽量なマグネシウム合金を使用し、非常に頑丈だが過度に重いとは感じない。

携帯性

  • SDカードとバッテリー込みで820gだ。フェザー級のカメラでは無いが、D500よりも少し軽い。

グリップ

  • ミラーレスカメラで一眼レフほどのグリップを備えているカメラはそう多くない。特にPENTAX K-3 Mark IIIほどのグリップを備えたカメラはほとんど無いだろう。
  • 指をかける窪みの有るグリップは心地よいものだ。

操作性

  • 前面のコマンドダイヤルはクリック感のある満足のいく操作性である。
  • ミラーレスよりもボディサイズが大きく、ボタンなどのコントロールを配置するスペースが遥かに多い。そして全てのコントロールが便利な場所に配置されている。
  • カメラのコントロールは非常に豊富なカスタマイズに対応している。
  • 上部のスマートファンクションボタンにより露出補正やISOなどに素早くアクセス可能だ。

手ぶれ補正

  • センサーシフト式手ぶれ補正は効果的に機能するが、ファインダー像は安定しない。
  • リアルレゾリューションシステムとしても機能する。

ファインダー

  • 1.05倍と大きなファインダーを搭載している。これはAPS-C一眼レフの中では最大となるものだ。

モニター

  • 背面の3.2型タッチパネルはシャープで良好に機能するが、チルト式の可動構造は採用していない。これは利便性を損なうものであり、ローアングル時にチルトモニタが無いと不便に感じる。

メニューシステム

  • 一眼レフは2021年で少しクラシカルな印象だが、メニューは一新され、フォントも新しくなっている。少なくとも従来の古風なフォントでは無くなっている。
  • 新しいメニューシステムの操作は比較的簡単だ。K-3 Mark IIIに詰め込まれた多くの機能を考えるとよくまとまっている。

オートフォーカス

  • 新型SAFOX13 AFシステムを搭載している。これは101点AFポイントを搭載し、従来の27点AFから大きく向上している。
  • 101点のAFのうち、ユーザーが選択できるのは41点、うち25点はクロスタイプだ。
  • クロスタイプのAFポイントがカバーするエリアはフレームの1/9であり、フレーム全体を動き回る被写体を追跡する場合は問題となる可能性がある。
  • AFの性能は非常に印象的だ。D500ほど機能的ではないようだが、良好に機能する。
  • AF精度はそれほど正確ではないものの、これは使用しているレンズによっても異なる。最高の状態では非常に高速で、ほぼ正確に動作する。とは言え、最高の状態でもD500に完全に匹敵するとは言えない。
  • 瞳検出に対応しているが、ミラーレスカメラほど正確ではない。

連写性能

  • 最大で12コマ秒の連続撮影に対応している。これはK-3 IIよりも4fps速い連写速度だ。AF-C時は11コマ秒まで低下する。
  • 連写速度は素晴らしいが、バッファには注意が必要だ。バッファクリアはSDカードによって異なるが、最高で30~40枚となりあまり良くない。XQD・CFexpressに対応しているD500に匹敵するのは難しい。
  • SanDisk Extreme Pro V30 170MB/秒
    ・RAW+JPEG:33枚 20秒でクリア
    ・RAW:34枚 15秒でクリア
    ・JPEG:51枚:7秒でクリア
  • SanDisk Extreme V30 90MB
    ・RAW+JPEG:34枚 24秒でクリア
    ・RAW:33枚 18秒でクリア
    ・JPEG:50枚 7秒でクリア

画質

  • 2570万画素のAPS-C裏面照射型CMOSセンサーを搭載している。ローパスフィルターは非搭載だが、センサーシフ式の手ぶれ補正を利用して疑似的にローパスフィルターのような効果を得ることが出来る。
  • 低ISO感度時は良好な画質だ。発色はとても良好で、ディテールも豊富だ。どちらかと言えばレンズの解像性能が物足りないと感じる。
  • ISO感度が上げても画質はとても良好だ。ISO 3200~6400でも良好な結果を得ることが出来た。
  • ISO感度は1,600,000まで対応しているが、これは現実的な数値とは言えない。酷い画質だが、それでも印象的な高感度ISO性能だ。
  • PENTAX K-3 Mark IIIのホワイトバランスは多少の調整が必要と感じるので、RAW出力で後処理に対応できるようにするといいだろう。

ダイナミックレンジ

  • ベースISO感度のISO100でダイナミックレンジは10.57EVだ。D500とほぼ同じパフォーマンスである。
  • 興味深いことにISO 200でダイナミックレンジが向上し、さらにISO 400で向上する。これは他のPENTAXカメラと同じく、RAWにノイズリダクションが適用されているからだ。
  • RAWにノイズリダクションが適用されるのは少し変と感じるかもしれないが、結果が良いので誰も文句は言わないだろう。
  • PENTAX K-3 Mark IIIのRAWは後処理時にとても柔軟性がある。画質が破綻することなく、シャドウのディテールを引き出すことが可能だ。そしてハイライトを回復させることが出来る。

仕上がり機能

  • 記載なし。

動画

  • 従来モデルでは不可能だった4K UHD 30pの動画撮影に対応している。
  • 4Kの画質は安定しており、静止画と同じカラープロファイルを使用可能だ。
  • ISO感度全域で優れたディテールを維持している。
  • しかし、ボディ内手ぶれ補正は動画撮影でうまく機能しない。そしてセンサーの読み取り速度はそこまで速くない。三脚の使用がおススメだ。
  • 4K動画がセンサーのフル画角では無いのが残念だ。フル画角が必要な場合はFullHDを使う必要がある。4Kほどシャープではないが、見栄えは良好だ。
  • 動画撮影のAF性能に問題は無いがAF速度は少し鈍い。ジョイスティックの動作は遅いのでタッチパネルでの操作が最適だ。
  • 低照度における動画性能はとても良好だ。

作例集

総評

ここ数年のミラーレスカメラの進歩は目覚ましいものがある。ファインダーで露出やカラーを確認できるライブビュー、フレーム全体の広いAFエリア、動画撮影時の被写体追従などを備えている。そしてモニタを傾けることも出来る。
そうは言ってもPENTAX K-3 Mark IIIは楽しいカメラだ。ほぼ全ての面で細心の注意を払って設計されたように感じる。グリップは手に馴染み、コントロールレイアウトは素晴らしく、自由なカスタマイズが可能だ。

好きな面も多いが、嫌い面もある。チルトしない背面モニタは、少なくとも私のユーザーエクスペリエンスにとって劇的な影響がある。AFはK-3 IIと比べて大きく改善しているが、それでも最新ミラーレスのようなカバーエリアではなく、ニコンD500の優れたAFには及ばない。

従来のPENTAXユーザーにとって魅力的なカメラとなるかもしれない。非常に使いやすく、光学ファインダーは私が見た中で最高のものだ。イメージセンサーの画質も見事である。しかし、これからPENTAXの導入を検討する動機とはならないだろう。既に市場はミラーレスへと移行しており、キヤノン・ニコンはミラーレスに軸足を移している。ソニーがAマウントを復活することもないだろう。

  • 長所:
    ・優れたボディデザイン
    ・防塵防滴
    ・大型光学ファインダー
    ・良好な画質
    ・最高の状態で優れたAF
  • 短所:
    ・モニタが動かない
    ・レンズによってはAFが不正確
    ・バッファが浅い
    ・動画機能は素晴らしいものではない
    ・2021年にAPS-C一眼レフに2000ドルの価格設定は高い

とのこと。
補足しておくと、IMAGING RESOURCEのレビュワーは野鳥撮影をする機会が多く、AFや連写性能にはこだわりがある人物です。そしてプライベートでD500を使用しているので、自然と評価は辛口になるのかなと思われます。

PENTAX K-3 Mark IIIは従来のPENTAX APS-Cカメラと比べて全体的に大きな進化を遂げた最新機種ですね。新型APS-C・プロセッサ、AFセンサーを搭載し、PENTAXとしては初となるAFジョイスティックやタッチパネルも搭載。そしてメニューシステムを一新し、自由度の高いボタンカスタマイズやスマートファンクション機能にも対応しています。全体的に力の入ったAPS-C一眼レフに見えますが、登場する時期が少し遅かったと言ったところでしょうか。

確かに、より低価格に「X-T4」や「α6600」のような高性能APS-Cミラーレスが存在し、今ではニコン「D500」も手ごろな価格で購入可能。そもそも論として同価格帯(±5万円)にはフルサイズミラーレス「Z 6II」「S5」「α7 III」「EOS R6」などが存在しており、「PENTAX K-1 Mark III」はレンズキットで購入できる価格設定。面白そうなカメラですが、2021年に一眼レフを続けるには付加価値と高い価格設定が必須となるかもしれませんね。

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