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ニコン Z6III は長所と短所を考慮すると価格が高すぎる

Xitekがニコン「Z6III」のレビューを公開。Z 6IIから全体的に大きく進化しているものの、残されている欠点もあり、大幅に値上げされた価格設定は高すぎると言及。

Xitek:重新定义中端 尼康Z6Ⅲ详细评测

  • 外観:Z 6IIをベースとしてZ 8の要素を取り入れている。(ファインダー部・ロゴの位置など)
  • 質感:マグネシウム合金を採用しつつ、トップやリアにはSereeboPを採用。
  • バッテリー:EN-EL15cを使用。バッテリーグリップはホットスワップに対応。
  • インターフェース:CFexpress BとSD UHS-IIに対応。カードスロットのドアはストラップ金具と干渉する。マイクとヘッドホンの配置が逆。HDMIはCからAに変更。
  • 携帯性:前モデルよりも僅かに大きく重いが、手に取ってみるとほぼ変化なし。
  • グリップ:記載なし。
  • 操作性:従来通り。四葉ボタンではない。グリップ付近のボタン配置はZ 8と似ている。背面のレイアウトはZ8とほぼ同じ。
  • 手ぶれ補正:フォーカスポイントVRに対応。
  • ファインダー:Z最高の解像度で、高輝度、広色域。全体的にシャープで色収差や歪曲収差を低減。
  • モニター:バリアングル式の3.2型210万ドットモニタ。
  • メニュー:記載なし。
  • フォーカス:低照度性能はZ 8よりも良好。鳥専用の被写体検出は未実装。被写体検出時の人物追従は良好だが、1点や3Dトラッキング時はエリア外の被写体に対して反応が遅れる。全体的な性能はZ 8やZ 9に近いが、追従性能が若干低下する。Z 6IIよりは明らかに良好。
  • 連写性能:最大120コマ秒のプリ連写に対応するが、現時点でRAW非対応。RAWでは最大20コマ秒に対応。
  • 解像性能:ピクセルシフト式の高解像撮影に対応。カメラ内での合成はできない。
  • 高感度ISO:800-1600で高画質。3200-6400でノイズが増加する。12800-25600でカラーノイズが増えるものの、ディテールは影響していない。51200でディテール低下。Z 8よりも良好で、Z 6IIと同等。
  • ダイナミックレンジ
    ・+2EVまでハイライトの復元が可能。+3EVで白飛びの情報が戻らなくなる。Z 6IIと同等。
    ・-3EVの復元でノイズが増える。-4/-5EVでカラーノイズが悪化。Z 6IIと同等。
  • ホワイトバランス
  • JPEG:リッチトーンポートレートに対応。
  • クラウド:Nikon Imaging Cloudにより、自動転送やカラープリセットのレシピなどをダウンロード可能。ファームウェアアップデートにも対応。
  • 動画:N-RAWやProResRAW HQ・422HQに対応。オープンゲートは非対応。ローリングシャッターはZ 8ほど抑えられていない。小型ボディながら連続撮影時間は長い。
  • 作例集:リサイズのみ。
  • 総評:Z 6IIからAF・連写速度・動画などが強化されている「ミニZ 8」のようなカメラ。α7 IVのような3000万画素ではないこと、動画機能は強力だがH.265で4:2:0のみ、N-logの欠点、予想以上の高い価格設定などが購入を妨げる。特に販売価格はZ 8との差が大きくないため、もう少し値引きする必要があるように見える。

世界初の部分積層型CMOSセンサーとEXPEED 7を組み合わせた「Z 6」シリーズの最新モデル。外装のデザインやコントロールレイアウトを含めてフルモデルチェンジしており、従来機と比べて大幅な性能向上が期待できるスペック。読み出し速度がZ 6IIの約3.5倍となり、ローリングシャッターを抑えた静止画(電子シャッター時)や動画撮影を実現。

さらに高速連写は20コマ秒まで対応し、4K 120pや5.4K 60pの動画撮影が可能となっているのも魅力的。CFexpress Type Bに対応しており、20コマ秒の高速連写の無限連写や高ビットレート動画の内部収録は競合製品と比べて抜きんでるポイント。

Xitekのレビューでは前モデルと比べて遥かに良好なAFや連写性能、動画機能などを評価。ただし、Z 8など積層型CMOSセンサー搭載モデルと比べると性能差があると指摘しています。また、強化された動画機能ですが、ハイエンド部分での機能強化が目立つものの、ミドルレンジの使い勝手ではあまり変化がない模様。長所と欠点を考慮すると、価格設定が高く感じたようです(北米の価格を基準にするべきではないとも言及)。

ニコン Z6III 最新情報まとめ

  • 発売日:2024年7月12日
  • 予約開始日:2024年6月19日10時
  • 希望小売価格:オープンプライス
  • ニコンダイレクト:435,600円(税込)
  • 市場推定価格:435,600円(税込)

主な仕様

  • イメージセンサー
    ・タイプ:部分積層型CMOSセンサー
    ・有効画素数:2450万画素
    ・読み出し速度がZ6IIの約3.5倍
    ・すべての撮影モードでローリングシャッター歪みを抑えた撮影が可能
    ・Z6IIより約10倍の高速データ処理が可能
    ・除塵ユニット:8.0段(フォーカスポイントVR)
    ・手振れ補正:8.0段(フォーカスポイントVR・ピクセルシフト撮影)
  • ISO 100~64000
  • HEIF
  • 高効率RAW・高効率★RAW・ロスレス圧縮RAW
  • CFexpressカード Type B・SD UHS-II
  • プロセッサ:EXPEED 7
  • AFシステム:ハイブリッドAF
    ・測距点:299点
    ・測距輝度範囲:-10~19EV f/1.2レンズ使用時
    ・被写体認識:人物(顔、瞳、頭部、胴体)、犬、猫、鳥、飛行機、車、バイク、自転車、列車
    ・その他:
  • ドライブ性能:
    ・メカニカルシャッター:1/8000~30秒
    ・電子シャッター:~1/16000秒
    ・フラッシュ同調速度:1/200秒以下
    ・フラッシュ同調速度(電子):1/60秒以下
    ・撮影速度:約14コマ/秒 メカ・約20コマ/秒 電子
    ・撮影枚数:1000コマ以上
  • ファインダー:約576万ドット 0.5型UXGA OLE 約0.8倍 120 fps
    Real-Live Viewfinderに近い見えが得られるように設計
    DCI-P3相当の広い色域
    4000cd/m2対応
  • モニター:バリアングル式 3.2型 約210万ドット
  • 動画:
    ・5.4K:60p
    ・4K:120p
    ・1080:240p
    ・出力:NEV、MOV、MP4
    ・N-RAW(12bit)
    ・Apple ProRes RAW HQ / 422HQ
    ・電子IS:対応
    ・連続撮影時間:125分
  • インターフェース:
    ・USB:Type-C端子(SuperSpeed USB)
    ・ヘッドホン:φ3.5m
    ・マイク:φ3.5m 音声のライン入力に対応
    ・HDMI:Type A
    ・Wi-Fi:IEEE802.11b/g/n/a/ac
    ・Bluetooth標準規格 Ver.5.0
    ・その他:アクセサリーターミナル
  • バッテリー
    ・タイプ:EN-EL15c
    ・撮影可能枚数:EVF 約360コマ / LCD 約390コマ
    ・MB-N14対応
  • サイズ:約138.5×101.5×74mm
  • 重量:約760g
  • 防塵防滴:対応
  • ボディ材質:
    ・前面:マグネシウム合金
    ・上面/背面:Sereebo® Pシリーズ
  • Nikon Imaging Cloud
  • フレキシブルカラーピクチャーコントロール

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