Canon RumorsがCR2と中程度の格付けでキヤノンEOS Mシステムについて噂情報を発信。2021年でEOS Mシステムは打ち止めとなり、将来的に2台のRFマウントのAPS-Cカメラが登場するかもしれないと述べています。
来年は新製品が登場しない?
Canon Rumors:It looks like 2021 will be the last year for the EOS M lineup [CR2]
キヤノン史で最大の疑問の一つとして、同社がEOS Mラインアップをどうするのかということがある。望んでいたかどうかに関わらず、大部分の人は、キヤノンがEOS Mシステムの開発にリソースを費やすことはないだろうと思っている。
私は最近二人の情報提供者と話をしたが、どちらも「2021年がEOS Mの「ラインアップの最後の年になる」と述べ、EOS M50 Mark II(Kiss M2)は「将来登場する2台のRFマウントAPS-Cカメラのための一時しのぎ」であることを示唆していた。
「APS-CのRFマウントカメラが2台登場する」というのは初めて聞いた話だが、それなりに筋が通っている。EOS Mのラインアップにはファンがいて、もしキヤノンが現行のEOS Mと同じサイズのAPS-C RFマウントカメラを発売することができれば成功することだろう。
どちらの情報提供者も、APS-C EOS Rカメラ用の「RF-Sレンズ」はないが、将来のレンズは「APS-C専用レンズがない空白を埋める」設計になると断言していた。これは、APS-Cの撮影者が必要とするであろう唯一のレンズがお散歩キットズームと広角レンズであるとし、いくらか理にかなっている。
私は「RF 18-45mm F4-5.6 IS STM」が2021年に登場すると発信した。それはAPS-Cカメラのキットレンズとして適しているように見えるが、フルサイズセンサーにも対応するだろう。
キヤノンはまた「RF 10-24mm F4L USM」もリリースするだろう。これはAPS-Cユーザーの広角ニーズをカバーするレンズとなるだろうが、価格の観点から10mm始まりの非Lレンズが必要になると思う。
EOS Mは市場に在庫がまだあるため、2021年以降も少し維持するのではないかと思っている。しかし、キヤノンは遅かれ早かれEOS Mの今後を検討する必要があると思う。
とのこと。
以前からEOS Mシステムの今後について噂情報が流れていますが、Canon Rumorsは一貫して2021年で終了すると発信し続けています。現在もそれは変わっておらず、さらに2台のAPS-C RFマウントカメラに関する情報も出てきたようです。以前に「2021年後半にEOS R7を投入する」なんて噂もあったので、近い将来にAPS-C RFカメラを見ることが出来るかもしれませんね。
RF-Sレンズは登場せず、そのような需要はEOS RPのような低価格のフルサイズミラーレスがカバーするのでしょうか?Canon Rumorsが言及している「RF18-45mm F4-5.6 IS STM」がどのようなサイズ・価格のレンズとして登場するのか気になるところ。
既にとてもコンパクトな「RF50mm F1.8 STM」が登場しており、EOS M並にコンパクトなAPS-Cモデルが登場したとしても相性が良さそうなレンズに仕上がっています。将来的にAPS-Cでの使用を見越してデザインしていたとしたら、RF50mmのコンパクトサイズに合点がいきます。今後、このようなレンズを増やすとしたら、「35mm F2.8」や「40mm F2.8」のようなフルサイズ対応レンズが登場するかもしれませんね。
噂
- 2021年後半にAPS-C RFカメラが登場する
- 複数のAPS-C RFカメラが登場する
- 2021年はEOS Mラインアップ最後の年となる
- スポーツカメラマン・ビデオグラファーどちらにもパンチのあるカメラ
- EOS RPより小さくなるわけではない
- RF-Sレンズの計画はない
- RF18-45mm F4-5.6 IS STMは”APS-Cカメラにも”適したレンズとなる
- デュアルピクセルCMOS AF II
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