Canon Rumorsがキヤノン関連の噂情報について発信。まだ先の話であるとしつつ、EOS R3の後継モデルである「EOS R3 Mark II」が計画されていると信頼できるソースから情報を得た模様。
Canon Rumors:Canon EOS R3 Mark II planned for 2025
- キヤノンEOS R3が発表されたとき、キヤノンはEOS R3がフラッグシップ機ではなく、2023年発売予定のEOS R1がフラッグシップと主張した。
- EOS R3ラインは "one and done(訳注:一度きり) "であるとの報道もあるが、そうではないようだ。
- EOS R3 Mark IIが計画されており、EOS R1とは多くの点で差別化されると聞いている。
- ソニーがグローバルシャッターのα9 IIIを発表し、ニコンも同種の「スピードデーモン」カメラを発表するという噂があることから、キヤノンもEOS R3 Mark IIで同じようなことをすると考えていいだろう。
- これはかなり先の話であり、現時点でどのような仕様になるかは明らかに決まっていない。
- また、EOS R3の購入に際して、EOS R3 Mark IIのために買い控えることは避けてほしい。EOS R3は素晴らしいカメラであり、後続機を長い間待つことになるだろう。
- 我々はこの情報の出所を信用するが、あくまでも噂話として扱ってほしい。
とのこと。
EOS R3はキヤノンのフルサイズミラーレスで初となる積層型CMOSセンサーを搭載したモデルですね。2400万画素センサーで最大30コマ秒の高速連写に対応、おそらく内部的には新世代と思われるDIGIC Xプロセッサを搭載しています(その後、R7などAPS-CやR6 II、R8などが続く)。ぱっと見は1D系を継承するようなカメラですが、モデルネームは「3」であり、真のフラッグシップモデル「EOS R1」がこの後に控えていると言われています。
EOS R3は2021年11月に発売したカメラであり、仮に2025年に発売が計画されているとすると4年の更新サイクルとなるのでしょうか。ハイエンドモデルを更新するには適度な期間となりそうです。今のところスペックは全く不明ですが、Canon Rumorsはα9 III(グローバルシャッター搭載の積層型CMOS)のようになるのではないかと予想している模様。グローバルシャッターではないにせよ、(R1が高解像モデルだったとしたら)低解像の連写特化モデルは必要かもしれませんね。
Canon Rumorsも言及していますが、まだ先の話であり、EOS R3の購入を控えたり売ったりするのは時期尚早。
噂のまとめ
カメラ
*新旧の情報が入り乱れています。
EOS R1
時期・価格・特徴
2023年春にティーザーが見れるかもしれない2023年後半まで期待できない- 2024年となる可能性あり
- 2024年2月の発表に向けて説明会が始まっている
- 他社の競合モデルを置き去りにするカメラ
- EOS R3よりも高くなる
センサー・AF
- EOS R3比で2倍の解像度
- 改良された視線入力AF
- グローバルシャッターの可能性は低い
- EOS R5よりも高解像
- 5400万画素となる?(未知ソース)
- DO超望遠レンズと共に開発発表される可能性あり
ファインダー・モニター
- EVF 720万ドット 0.7型 OLED 60~240hzのリフレッシュレート
- 可変リフレッシュレート
- 4000nitの明るさのEVF
- ブラックアウトフリー
EOS R5 Mark II
時期・価格・特徴
- 2024年前半
- 2024年2月の発表に向けて説明会が始まっている
センサー・AF
- 新型6100万画素 裏面照射型CMOSセンサー
- 62MP / 31MP / 15.5MP 可変解像度
- グローバルシャッターの可能性は低い
- 8段分のボディ内手ぶれ補正
- ソニーや富士フイルムに近いピクセルシフトマルチショット
- 2/4/8倍のデジタルテレコン
- R3やR6 IIと同じデュアルピクセルCMOS AF II
プロセッサ・ストレージ
- デュアルDIGIC Xプロセッサ
- DIGIC X2s Processor
- デュアルCFexpress Type B
連写
- 30fps 電子シャッター連写
- 12fps メカニカルシャッター連写
動画
- 8K 60pの内部収録(RAWは確認中)
- 4K ~120pの内部収録(オーバーサンプリング)
- 4K 120pよりもフレームレートが大幅に向上する
- FullHD 240p
- フォーカスブリージング補正
- R6 Mark IIと同じ新しい熱対策(8Kで40分以上)
ファインダー・モニター
- 944万ドット EVF
- 576万ドット 120fps EVF
- 動画撮影に最適な新デザインのバリアングルモニタ
- 視線入力AF
- 改良型バリアングルモニタ
インターフェース・バッテリー
- HDMI Aポート
- デュアルUSB-Cポート
- 画像サイズを抑えたRAW形式
- 新型バッテリーだがLP-E6と同じ形状
- 新カメラアプリが同時にリリース
RFマウントのシネマEOS?
・EOS C50
・EOS C90
EOS R5 C Mark II
- 2025年
レンズ
その他
- EOSR3 Mark II:2025年(CR)
- RF-S 大口径単焦点
・EF-M32mm F1.4の移行なら大喜び - TS-R 14mm F4L /TS-R 24mm F3.5L
・EOS R5 Mark IIと同じタイミングになると予想
・50mmが登場しても驚かない - RF24mm F1.4L USM
・ノーコメント - RF35mm F1.2 L USM
・2024年前半(CR3) - RF200-500mm f/4L IS USM
・RF100-300mm F2.8の供給が安定したら登場すると予想 - RF70-200mm F2.8L IS USM インナーズーム
・何度が言及されているレンズ
・EOS R1の登場と同時期は理にかなっている
・現行モデルと併売される
The Camera Insider
- EOS R5 Mark II2024年2月
- RF35mm F1.2 L 2本:2023年末
- RF14mm F4 L USM:2024年前半
- RF24mm F1.4 L IS USM:2024年前半
- RF28mm F1.4 IS USM:2024年前半
- RF35mm F1.4 L IS USM:2024年前半
過去の情報は「2023年 カメラ・レンズの新製品情報 速報・早見表」を参照してください。
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