ソニーのカメラは4K 240pや8K 120pを実装する可能性が高い？

Sony Alpha Rumorsがソニー関連の情報を発信。2023年11月に8K 120pや4K 240を含むコーデックに関する資料が公開されていると教えてもらった模様。SARはこれをα7S IVやFX3IIと結び付けているみたいですね。

Sony Alpha Rumors：It is very likely that the upcoming A7sIV and/or FX3II will record 4k240p

読者から興味深い技術情報を入手した。

2023年11月に発表されたXAVCコーデックに関する最新のソニーの論文をチェックすると、4K 240fpsのビットレートについて言及している。これは次のα7S IV / FX3 IIについてのヒントかもしれない。

XAVC HEコーデック(H265)を使用した4:2:0の480Mbpsの4K 240fpsはV90 SDカードで動作し、4:2:2の800Mbpsの4K 240fpsはCFexpressが必要になる。

このPDFの7ページをチェックしてほしい。そこには8K 120fpsと4K 240fpsの両方の情報が掲載されている。

つまり、コーデック的にはソニーはこれらのフレームレートに対応しているということだ。

確かに、4K 240pは将来のソニーのカメラで利用できるようになると思う。本当の疑問はα7S IVが出るのか、それともこのシリーズは将来のソニーFX3 IIに統合されるのか？ということだ。

とのこと。
SARが掲載しているPDFを確認してみると、4K 240p 480Mbpsや8K 120p 800Mbpsに関する記述が確かにあります。時期的に、第69回IEEE国際電子デバイス会議に関連した情報でしょうか。この場ではキヤノンも「高速・高精度の全方向オートフォーカスと95dBのDRを実現する画素ピッチ6μmのセンサー」について論文を発表しています。

カメラに実装する算段ができているのか不明ですが、8K 120pや4K 240pは面白そうですね。今回はあくまでもコーデックに関する情報であり、センサーやプロセッサの処理能力に加え、発熱や放熱の課題を解決しているのかどうかは不明。これを来るα7S IVやFX3 IIに期待するのは時期尚早なのかなと。