Fuji Rumorsが2021年初旬に登場と噂している富士フイルム「X-E4」について噂情報を発信。当然と言えば当然ですが、引き続きX-Trans CMOS 4を使用したカメラになる模様。
X-Trans CMOS 4を搭載している
Fuji Rumors:Fujifilm X-E4 still with 26 Megapixel X-Trans sensor (and Why I’m Happy with That)
Fuji Rumorsのコメント欄にて、X-E4が新世代のセンサーを導入するかどうかについて、いくつかの憶測があることに気づいた。しかし、新型センサーの導入は無いだろう。富士フイルムは、2600万画素のX-TransセンサーをX-E4に搭載する。
率直に言って、2年半前のイメージセンサーだが、まだソニーの最新かつ最高の技術が詰め込まれている。センサー全体に位相差画素を搭載し、裏面照明型であり、さらに高速読み出しのための銅配線だ。ソニー製APS-Cセンサーとしては最高のものだ。
ソニーは4300万画素のAPS-Cセンサーもラインアップしているが、おそらくそれはAPS-Cカメラとしては行き過ぎた解像度である。個人的な見解として、APS-Cのスイートスポットは3200?3500万画素のどこかであると考えている。それは8K動画を可能にし、Fujinonレンズに対応し、ファイルサイズ、解像度、ダイナミックレンジ、コスト、そして単純に全体的なパフォーマンスの素晴らしいバランスとなることだろう。5000万画素以上が必要であれば、とにかくGFXシステムを導入することだ。
とのこと。
X-T4をはじめ、X-T3やX-Pro3に搭載している「X-Trans CMOS 4」はAPS-Cセンサーとしては珍しい裏面照射型の2600万画素センサーですね。とても良好な高感度性能に加え、ダイナミックレンジが広く、極めつけは非常に高速な読み出し速度を利用することが可能です。手持ちのX-T30やX-S10のパフォーマンスを確認する限りでは、E-M1 Mark IIIやEOS R5と同程度の非常に速い読出し速度に対応しています。
特にAPS-Cセンサーは更新が遅く、ソニーやニコンなどは比較的古いタイプのセンサーを使用しています。X-Trans CMOS 4を敢えてリニューアルする必要は無いでしょう。
逆に考えると、X-T4やX-Pro3など、上位機種と同等の画質・連写速度・AFを利用可能です。そして、2年半の間(X-Trans CMOS 4+X-Processor 4)の組み合わせで培われてきた機能改善と不具合への対策が全部盛りで安定感のあるパフォーマンスが期待できます。これが小型ボディに詰め込まれているとしたら、非常に魅力的なカメラと言えるかもしれません。
噂のまとめ
2021年初め頃に登場が期待されているもの
未発表カメラ「FF200003」の資料公開日は1月29日
- GFX100の小型版
1億200万画素のベイヤーセンサー搭載
GFX100よりも小さくなる
ボディ内手ぶれ補正搭載
GFX 50Sと同じくらいの大きさになる - GF80mmF1.7
- XF27mmF2.7 II
- X-E4
・背面液晶が可動するかもしれない
・X-Trans CMOS 4 - 新フイルムシミュレーション
レンズロードマップ
- XF18mmF1.4
- XF70-300mm F4-5.6 OIS
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