DPReviewが正式発表されたばかりのソニー製スマートフォン「Xperia PRO-I」のサンプルギャラリーを公開。1型2000万画素 Exmor RSセンサーから60%の領域を使用した1200万画素となるらしい。
DPReview:Sony Xperia Pro-I sample gallery
ソニー「Xperia Pro-I」は、DRAMを内蔵した2000万画素の1型 積層型CMOS Exmor RSイメージセンサーを搭載している。撮像エリアの中央部約60%のみを使用しているが(1200万画素の画像を生成)、スマートフォンとしては大型センサーだ。メインカメラの焦点距離は24mm相当で、315点の像面位相差オートフォーカスを搭載し、フレームカバー率は90%だ。
1/2.5型センサーを搭載したF2.2の超広角カメラと、1/2.9型センサー 50mm相当のF2.4の望遠カメラを搭載している。3つのカメラはすべて、リアルタイムのオートフォーカス追従機能を備え、スピードを追求している。メインカメラは毎秒20コマ、毎秒60回のAF/AE演算が可能で、超広角カメラと望遠カメラは10コマ/秒と十分な速度で撮影できる。
ソニーXperia Pro-Iを手にした我々は、数日間シアトル周辺でサンプル撮影を行った。
注:試作機に搭載されていた50mmの望遠モジュールが機能しなかったため、メインカメラと超広角カメラのサンプルのみを掲載。
とのこと。
Xperiaとしては最も大きなセンサーサイズのカメラを搭載したスマートフォンとなりましたね。ただし、1型センサーをフル活用しているわけでは無いらしく、60%の領域から1200万画素を使用しているとのこと。画素ピッチは2.4μm(当然ながら、この画素ピッチはRX100 VIIと同じ)なので、実質的に1型センサーをクロップして使用しているので、RX100 VIIと同じ低照度性能は期待しないほうが良いかも。とは言え、スマートフォンとしては画素ピッチが広いことに変わりなく、良好な画質に違いは無さそう。(例えばiPhone 13 Proの広角レンズ画素ピッチは1.9μm)
また、F値を抑えた24mmレンズの性能はフレーム周辺部まで良好な性能を発揮しているように見えます。特にF4まで絞った際はかなり安定していますね。
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