DPREVIEW
- α9は既存のα7よりもしっかりとした造りになっているがそれほど重くない。ソニーは「ほとんどのボタンやダイヤル周辺を密閉しており、埃や水滴に対して強力だ」と述べている。
- カメラグリップはα7よりも少し深く、24-70GMのようなより重いレンズを快適にするものだ。
- とても革新的な仕様であるにも関わらず、既存のα7シリーズと基本的に同じような外観を維持している。しかしカメラの内側は高速化のために全てが改善されている。
- 2420万画素の積層型センサーは画素のすぐ後ろにバッファリンクするためのメモリが搭載されている。これと比較的適度な画素数が高速読出しのキーとなっており、20コマ秒の連写性能と最小限のローリングシャッターを実現している。
- 多くの写真家が望んでいたAFポイントのためのジョイスティックがある。また専用のAF-onボタンは歓迎されるものだ。
- 背面のホイールダイヤルは回転させると大きなクリック感があり、より簡単で正確な使用が可能となっている。ボタンは既存モデルのようなスポンジみたいな感覚ではなく、より直接的な感触を有している。
- α9の印象は全体的に少し速いことだ。起動時間が短縮され、ファインダーを覗き込んで表示されるまでの表示速度が向上している。
- 新しいVGAファインダーには感銘を受けた。それは鮮明で動く被写体を追従するために十分なリフレッシュレートを持っている。
- α9の4K動画は6K映像からの2.4倍オーバーサンプリングされており、ピクセルビニングやラインスキップはされていない。これは信じられないくらい鮮明な映像になる。さらに重要なことは読出し速度の向上によりローリングシャッターの歪みがとても小さいことだ。何故かS-logに対応していない点は残念でならない。これはソニーが静止画カメラマンをターゲットにしているからだが、このようなフルフレーム4K動画を撮影できるカメラとしては少し残念に感じる。
- 新型バッテリーNP-FZ100は既存バッテリーとほぼ同じ大きさだが、これまでのモデルで使用されていた「W」タイプの7.7Whから16.4Whに容量が増えている。これにより一回の充電で650枚の撮影可能となっている。
- カメラ左側のポート(ヘッドフォン、マイク、USB,HDMI)は全ておなじみだ。カメラのスピードにも関わらず、USBポートは3.0で無い点は予想していなかった。
- ご覧のようにアクセサリドアは特に堅牢なものでは無い。ソニーが耐候性について強く主張していない理由の一つだ。
- α9はイーサネットポートを搭載した最初のソニーカメラであり、メーカーの意図を明確にしている。また従来のフラッシュ同調ソケットを備えている。
- バッテリーグリップには2本のバッテリーが収納されているが、最大で3本のバッテリーが使える訳では無い。それでも2本のバッテリーを使えば1回の充電で1300枚を撮影することが出来、一眼レフの領域に到達するだろう。
DPREVIEWによるα9のAF動画
雑音が騒がしいので音量注意。
- ソニーは被写体追従を大幅に改善したと主張しており、我々はそれを確認できた。
- AFジョイスティックを誤って押し込んでしまうと、設定してある諸機能を作動させてしまう。(デフォルトで中央AF-S)
ePHOTOzine
- 我々はα9で撮影したが、20コマ秒の連写に感銘を受け実際にブラックアウトしないことを確認できた。
- フォーカスは高速でフレームの93%をカバーしている。このカメラはフルタイムのAF/AE追従機能を備えて241枚のRAW連写・JPEGを362枚まで速度低下無しに撮影できる大きなバッファを備えている。
- メカニカルシャッターの耐久は50万回までチェックされているが、20fpsの電子シャッターを搭載しているこのカメラでそのシャッター回数に達するのは難しいだろう。(訳注:電子シャッターではメカシャッターを使わないため)
The Photobrographer
- このカメラはアメリカで4500ドルで販売され、金曜日から先行予約が始まる。
- 多くの点でα9はα7R IIのようなものだが、有効画素ははるかに小さくなっている。
- カメラの正面はレトロスタイルの一眼レフのように見える。PENTAXやContaxを思い出してほしい。
- 新しいジョイスティックとアップグレードされた背面ダイヤル。
- カメラのグリップはα7シリーズとよく似ており、大きな進化では無い。
- ニコンや古いミノルタのようにAFモードやドライブを変更するダイヤルが追加されている。
- 今回は防塵防滴を試す機会が無かったが、私が話した人たちはすべて雨の中で使うことができたと述べている。
- ダイヤルとジョイスティックの追加は大きなアップグレードだ。
- FE100-400mmとの組み合わせではソニーの主張通り高速で正確なAFだ。ただし、これはプレスイベントでの光環境によるものなので、暗いスタジオ撮影でテストしてみたい。
The Pixel Connection
α9とはなんぞや?が分かりやすい動画
CAMERA LABS
素晴らしいAF追従・連写・顔認識速度。光環境は整えられているので悪条件での性能が気になるところですが、屋内スポーツでこれだけ追従出来れば御の字でしょう。
Max Yuryev
購入早見表
いつものようにフライングで早見表を作成。もちろん各店舗が出店するまで検索にヒットしませんので注意。
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