2016.2.24更新:画角比較追加
ニコンより突如として1.0型センサーを搭載したコンパクトデジタルカメラが3モデル発表された。
従来の競合モデルでは存在しなかった35mm判換算で15-50mmという超広角をカバーする広角モデルをはじめ、24-85mmを大口径でカバーするスタンダードモデル、24-500mmの高倍率をカバーするモデルの3種類。
高倍率モデルはブリッジカメラタイプの大型モデルで、他2機種はソニーのRXシリーズやキヤノンのGシリーズに似たサイズとなっている。今回はこの3モデルの機能性や外観の違いを分かり易く比較。
早くもカメラのキタムラなどでは予約を開始しているので早見表を作成。その他情報は現在収集中なので、追って更新していきたい。
公式
購入先早見表
Nikon DL 18-50
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Nikon DL 24-85
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Nikon DL 24-500
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外観比較
上面の写真を見ると分かるように18-50のみ贅沢にもナノクリスタルコートが採用されている。
正面
背面
上面
EVF装着図
スペック比較
気になるワンポイント
- 新型処理エンジン『EXPEED 6A』搭載
- 全機種タッチパネル搭載
- 全機種切り出し可能な4K動画対応
- 全機種Buletooth対応
- 24-85はスーパーマクロモード=0.37倍搭載(35mm換算で等倍)
さらにフォーカスブラケティング機能搭載 - 18-50はナノクリスタルコート採用
- 24-500は手ぶれ補正モードに『Sports』モード搭載
Nikon DL 18-50 | Nikon DL 24-85 | Nikon DL 24-500 | |
センサー | 1.0型 BSI CMOSセンサー (裏面照射型) |
||
有効画素 | 2081万画素 | ||
レンズ | 18-50mm | 24-85mm | 24-500 |
F値 | 1.8-2.8 | F1.8-2.8 | F2.8-5.6 |
シャッター | メカ 1/2000-30 電子 1/16000-30 |
メカ 1/1000-30 電子 1/16000-30 |
メカ 2000-30 電子 1/16000-30 |
AF | ハイブリッドAF (位相差/コントラスト) |
||
ファインダー | 外付け対応 | 0.39型 236万ドット | |
モニタ | 3.0型 104万ドット チルト式 |
3.0型 104万ドット バリアングル式 |
|
WiFi | 対応 | ||
バッテリー | EN-EL24 250コマ |
En-EL20a 290コマ |
|
サイズ | 105.5*62.5*56.6 | 105.4*61.5*50.0 | 122.5*89.9*139.4 |
重量 | 350g | 350g | 830g |
どれくらい広く写せるのか?
細かい話は抜きにして、どれくらいの範囲を写せるのかを該当する画角の一眼レンズで試してみた。微妙に違うかもしれないので、「まあだいたいこれくらい」と思って欲しい。
DL 18-50
18-50は写すことが出来る範囲が広い分、太陽などの光源が入り込みやすい。すると逆光による画質の低下が起こるのだが、このカメラのみ『ナノクリスタルコート』と呼ばれる一眼カメラ用レンズに用いられる高級コーティングが施されている。これにより逆光による画質の低下を防いで、安定した描写性能を得ることが出来る。
DL 24-85
安価なコンパクトデジタルカメラよりワイドに写すことが出来る。このモデルの特徴は通常使用出来る範囲の画角に加えて、小さいものを大きく写すことが出来るスーパーマクロ機能を備えている点だ。風景を広く写すも良し、ちょっと離れている被写体をズームで撮るも良し、花や小物を拡大して大きく写すも良しと万能機に仕上がっている。
スーパーマクロ(のイメージ)
DL 24-500
他の2機種と比べるとサイズが大きいが、その分広く・遠い物を大きく写すことが出来る。
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