2024年10月1日付けでニコンの気になる特許出願が公開。「24-120mm F4」「24-200mm F4-6.3」のほか、「22-105mm F4」を想定したような光学系の実施例が含まれています。
概要
- 【公開番号】P2024133428
- 【公開日】2024-10-01
- 【発明の名称】変倍光学系および光学機器
- 【出願日】2024-07-25
- 【分割の表示】P 2022540081の分割
【原出願日】2021-06-25- 【出願人】
【識別番号】000004112
【氏名又は名称】株式会社ニコン- 【背景技術】
【0002】
従来から、写真用カメラ、電子スチルカメラ、ビデオカメラ等に適した変倍光学系が提案されている(例えば、特許文献1を参照)。このような変倍光学系においては、合焦の際の収差変動を抑えることが難しい。実施例1
- 焦点距離:24.700-116.999
- F値:4.07
- 画角:85.22-20.32
- 像高:21.60
- 全長:128.45-178.87
- バックフォーカス:13.699-35.287
実施例3
- 焦点距離:22.600-103.000
- F値:4.08
- 画角:91.54-22.38
- 像高:21.60
- 全長:139.45-199.46
- バックフォーカス:11.455-39.811
実施例4
- 焦点距離:24.700-194.000
- F値:4.02-6.42
- 半画角:85.20-12.46
- 像高:21.60
- 全長:130.17-204.45
- バックフォーカス:12.455-38.864
分割特許なので参考までに。24-120mm F4や24-200mm F4-6.3は現行モデルとして製品が存在するので、見たことのない光学系ですが登場する可能性は低そう。
「22-105mm F4」は広角側の画角が若干広めで使いやすそうですが、広い範囲で24-120mm F4と被る製品を投入するとは思えません。ソニー「FE 20-70mm F4 G」のように、広角側へ振り切った製品だと面白そうですが…。
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