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【実写レビュー】SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO

古いレンズだけど案外いいかも!

PENTAX K-S2 / SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO

PENTAX K-S2 / SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO

ペンタックスのフルサイズ機が春に発売とあって、そりゃあフルサイズ対応の標準ズームでも買っとかにゃと物色。ちょっと前に発売されたHDDFA24-70mmと言う選択肢もあったけども「そこまで標準使うかな?」と言う疑問。そこで戦力を広角と望遠に注力すべく、標準大口径はタムロンの安レンズに決定。

タムロンの安レンズはA17(70-300mm)でトラウマになるようなパープルフリンジを味わっていたので、かなり抵抗感があった。ということで、事前の下調べは入念に行った。

元々、APS-C機での使用を調べると安いレンズの割りには高評価。28-75mmと言う焦点距離はAPS-C機で標準?中望遠の画角となるので、スナップから何かを注視して切り取りたい時までこれで完結出来る。絞りを開ければ柔らかい(悪く言えば甘い描写)描写、絞れば思いの外シャープな画質を得ることが出来る。「いや、そんなシャープじゃないよ?」という時は一度ピントの微調整をしてみよう。私の新品のレンズはとっても前ピンだった。

あとはカメラやPCで現像時にコントラストやシャープネスを好みに設定してやれば、結構自由に調整出来る。今回は自分好みの高コントラストにファインシャープネスを+1。彩度は上げすぎた感がある。

PENTAX K-S2 / SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO

PENTAX K-S2 / SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO

ボケはかたいと言われているけども、それ以上にズーム出来る利便性が先に立つのであまり気にしてなかったり。

解像度も必要十分。開放ではガチピンでもちょっぴり甘すぎるかな?とは思うものの、まあコスト的にはこんなもんでしょう。画素ピッチ的にはPENTAX K-S2で使用出来れば、3600万画素のフルサイズでも十分使えるはず!フルサイズで使うと周辺描写がきになるらしいのでそこんところは、来春に要チェックかな。

高コントラストでもパープルフリンジがそこまで目立たないので、その点が不安だった自分としては満足の行く画質。これでフルサイズ対応のF2.8通しのレンズとして3万円を切るレンズなのだから、もう全然オッケー。

また、75mmでの最大撮影倍率が高いので、これが結構大きく写すことが出来るのでマクロっぽい撮影も可能。

安くて、大口径で、そこそこ良い描写で、マクロ撮影も可能。
フルサイズは標準よりも望遠や広角に力を入れたい、けど標準大口径も欲しい!という欲張りなアナタにオススメ。

注意点は手ぶれ補正が搭載されていないので、キヤノン・ニコンマウントにおいて暗所で使う時は使い難さを感じるかもしれない。ペンタックス機やソニー機であればボディ内手ぶれ補正で対応出来る。

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特設ページ『格安フルサイズ標準大口径 SP AF 28-75mm F/2.8 XR Di LD Aspherical [IF] MACRO (Model A09)

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