紅葉ばっかり撮っている、そんなアナタへ
9月も終わり、いよいよ紅葉の季節が近づいてまいりました。
涼しくなってくると自然と外に出歩く回数も多くなるもので…。写真を撮りに行く回数は増えても、撮りに行く被写体が毎回同じでマンネリ気味のそこのアナタ。「紅葉ばっかり撮ってるのもなあ…」と思う方もいらっしゃるはず。
もちろん私もそんな一人で、去年と同じもん撮っても新鮮味が無い。
そこで今回は、秋の季語から被写体を探してモチベーションアップにつなげて行きたい!とそんな記事。秋といえばなんだ?一番に出てくるのは紅葉。ではそれ以外には何があるのか?
以下にネットで検索した秋の季語をリストアップしていってみよう
9月
動物 | 植物 | 植物2 | 人工物 | 風景 |
トンボ | 金木犀 | コスモス | 露草 | |
ハゼ | 秋彼岸 | すすき | ||
サケ | 栗 | ダリア | ||
イワシ | ヘチマ | ナス | ||
ミノムシ | 枝豆 | かぼちゃ | ||
ぶどう |
動物
秋でお馴染みのトンボの他に最近とんと見かけなくなったミノムシやハゼ・サケ・イワシなども旬らしい。すばしっこい動体が多く、ハードルの高さを感じずにはいられない被写体が多い。魚は調理されている魚肉ならいざしらず、川や海のナマモノを撮るのはシャッターチャンスが少なすぎて本気モードで臨まないことにはカット数が稼げなさそうだ。
かと言ってミノムシは居たらラッキーぐらいの遭遇率。但し見つけたらしっかりフレーミングを決めて撮影出来るので、見つけたら写真を撮ってみよう。
植物
コスモスは植物園などで大規模に開催しているところが多い。但し、大規模にやってる所はもちろん人気が高いので広角なんぞ持って行ったら人ばっかり写るハメになる。持って行くなら中望遠やマクロレンズなどが良いだろう。マクロレンズを屋外で使用する際は風に気をつけないと快適に撮影出来ない。秋風には気をつけたい。
野菜で言えばかぼちゃなども秋っぽい。かと言って他所様の畑に土足で踏み入れて撮影する訳にもいかないので、商店街の店頭に売っている商品をしっかりフレーミングして撮影したりなど。無人販売店なんかどうですかね?
10月
動物 | 植物 | 植物2 | 人事 | 風景 |
ムクドリ | 椎茸 | 菊 | 案山子 | 灯籠 |
ツグミ | 松茸 | コスモス | 蕎麦 | 秋風 |
ウズラ | 落花生 | 彼岸花 | 菊人形 | 紅葉狩り |
キツツキ | 柿 | 相撲 | 茸狩り | |
鹿・猪 | りんご | 運動会 | 月見 | |
渡り鳥 | 稲 |
動物
猪は責任持てませんので、撮りたい方は自己責任で。オススメはしませんヨ。撮るのなら超望遠で。
夕日をバックに渡り鳥なんてのもオツな気がする。
野鳥系はかなり根気が必要。慣れればすぐ見つかるのかもしれないが、ふらっと出かけて探したものの鳴き声はすれども見つけることが出来ない残念な結果に…。
植物
秋といえばキノコの時期。ちょっと山を歩けば色々生えているので撮り放題だ。間違っても取り放題で腹を壊さないように注意。
他には柿や林檎などの定番や、蕎麦の花も結構いい感じ。特に福井県では今年(2015年)は坂井平野でかなりの敷地で蕎麦を植えている。
自生していなくても良いなら、落花生などを買ってきてそれっぽく撮るのも有りだろう。今度やってみようかな。
人事
案山子(カカシ)も秋の季語だったりするらしい。収穫時の秋作物を守るために多く利用されたのだろうか?案山子×稲とか。
上で紹介した蕎麦の花に加えてそば打ちを公開している蕎麦屋もあるので、そば打ちを写真で撮ってみるのもアリ。
他にも相撲の秋場所や運動会など。国技館での相撲観戦は自分の席でのみ撮影可能。撮るのなら相当の望遠レンズが必要で、高速シャッターを切ろうと思うと高感度に強いフルサイズボディになってくる。
風景
「秋風」と言う見えない物を表現してみるとか。例えば「ススキ」が「秋風」に揺らいでいる写真。
定番の「紅葉狩り」「きのこ狩り」などなど。
団子を買ってきて、「ススキ」と「満月」を一緒に撮ってみてはどうだろう?
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