シグマ「20-200mm F3.5-6.3 DG|Contemporary」のレビュー第六弾 周辺減光・逆光編を公開。
簡易的なまとめ
広角端の強い周辺減光には注意が必要ですが、それ以外の領域は許容範囲内に収まっているように見えます。とはいえ、開放F値が大きく絞りによる改善効果は薄め。レンズ補正は常時適用しておくと良いでしょう。
逆光耐性は大部分のシーンでフレアを良く抑えています。ゴーストは状況によって目立つ場合があるものの、広角側の逆光シーン以外で遭遇する機会は少ないはず。
光条は絞れば綺麗ですが、特に望遠側は小絞りのF値が大きく、利用できる機会が少なめ。
Be mindful of significant vignetting at the wide-angle end, though other areas appear to fall within acceptable limits. That said, the large maximum aperture means the improvement effect from stopping down is minimal. It's best to keep lens correction applied at all times.
Backlight resistance effectively suppresses flare in most scenes. Ghosting can be noticeable depending on the situation, but you're unlikely to encounter it outside of wide-angle backlit scenes.
Sunstars look beautiful when stopped down, but especially on the telephoto end, the required small aperture values are large, limiting usable opportunities.
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20-200mm F3.5-6.3 DGのレビュー一覧
- 20-200mm F3.5-6.3 DG|C レビューVol.5 ボケ編
- 20-200mm F3.5-6.3 DG|C レビューVol.4 諸収差編
- 20-200mm F3.5-6.3 DG|C レビューVol.3 遠景解像編
- 20-200mm F3.5-6.3 DG|C レビューVol.2 解像チャート編
- 20-200mm F3.5-6.3 DG|C レビューVol.1 外観・操作・AF編
周辺減光
周辺減光とは?
フレーム周辺部で発生する不自然な光量落ち。
中央領域と比べて光量が少なく、フレーム四隅で露出不足となります。主に大口径レンズや広角レンズで強めの減光が発生。
- 良好
- 周辺減光
ソフトウェアで簡単に補正できる現象ですが、露出不足を後処理の補正(増感)でカバーするため、ノイズ発生の原因となる点には注意が必要。特に夜景や星空の撮影などで高感度を使う場合はノイズが強く現れる可能性あり。
20mm
最短撮影距離
隅に目立つ光量低下が発生しており、これは絞っても改善しません。ただし、歪曲収差を補正することで、暗い部分はトリミングされます。
無限遠
撮影距離が長い場合でも同じ傾向。基本的に歪曲収差の補正が前提。
50mm
最短撮影距離
広角端とは打って変わってズーム中間域は問題無し。
無限遠
撮影距離が長い場合、隅に僅かな減光が発生するものの目立つ影響はありません。
200mm
最短撮影距離
広角端ほどではないものの、絞り開放付近で穏やかな減光効果が発生。望遠側は歪曲収差の補正でトリミングが発生しないため、これは絞りかレンズ補正で修正する必要があります。
絞れば改善するものの、数段絞るとF11-16までF値が高くなる点に注意。
無限遠
近距離よりも減光効果の影響が強くなる。絞っても影響が残るので、レンズ補正は常時適用がおススメ。
逆光耐性・光条
20mm
絞り全域でフレアを良好に抑えています。絞るとゴーストがやや目立つものの、複雑な光学設計のレンズとしては許容範囲内。光源がフレーム隅に移動しても、目立つコントラスト低下はありません。
50mm
ズーム中間域では絞った際に発生するゴーストの数が減少します。
200mm
望遠端でもフレアを良好に抑制。絞った際のゴーストも少なく、全体的に良好。
光条
最小絞り付近まで絞ると良好な結果が得られますが、回折の影響が強め。解像性能とのバランスをとるのが難しい。
まとめ
広角端の強い周辺減光には注意が必要ですが、それ以外の領域は許容範囲内に収まっているように見えます。とはいえ、開放F値が大きく絞りによる改善効果は薄め。レンズ補正は常時適用しておくと良いでしょう。
逆光耐性は大部分のシーンでフレアを良く抑えています。ゴーストは状況によって目立つ場合があるものの、広角側の逆光シーン以外で遭遇する機会は少ないはず。
光条は絞れば綺麗ですが、特に望遠側は小絞りのF値が大きく、利用できる機会が少なめ。
作例
関連レンズ
- LUMIX S 28-200mm F4-7.1 Macro O.I.S.
- FE 24-240mm F3.5-6.3 OSS
- 28-200mm F/2.8-5.6 Di III RXD
- 28-300mm F/4-7.1 Di III VC VXD
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