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OM-D E-M1 Mark IIにファームウェア 1.2を適用する【機材レビュー】

E-M1 Mark IIのファームウェア 1.2

オリンパス OM-D E-M1 Mark IIファームウェア Ver 1.2が公開されていたので早速手持ちのカメラに適用しました。「M.ZUIKO DIGITAL ED 12-100mm F4.0 IS PRO」も1.1が公開されていたのでそちらも適用。

ファインダーの色再現改善

公式アナウンスではファインダーの色再現を改善したと記載されているので、さっそく確認してみると…。

変わったような?

ちょっと発色が強めになったような気がする。α7 IIやPEN-FなどOLED系の発色を同時に使っており、そちらに近づいたような気がする。背面モニターの色再現とファインダーによる色再現に差がなくなったかもしれません。

(追記:他の方も「ファインダーの発色は良くなった」とコメントしています。)

アップデート前のファインダー像を写真で撮って比較出来るようにしておけば良かったなと反省中。

見やすくなった反面、輝度差のあるシーンでファインダーを覗くとシャドーのノイズが目立つ印象を受けます。

AF Home設定の保持

従来のファームウェアでは「AF Home」状態に設定しても電源をオフにするとHomeボタンを押す直前の状態に回帰します。ファームウェア適用後は再起動時にAF Home状態が維持されるようになりました。

個人的には前の仕様の方が良かったかなぁと感じる。

と言うのは、E-M1 Mark IIのAF HomeはAFモードも設定可能となっていますので、Homeボタンを介してAF-SからAF-Cに変更していると、再起動時にそのAFモードも引き継がれてしまう。

そして電源再投入後に再度Homeボタンを押してもAF-S(AF HOME直前の状態)に戻れなくなってしまうのが不便。

*ちなみにカスタムモードを使っていると、Homeボタンに関わらずカスタムモードに設定している状態に戻ります。

バッファクリア中のメニュー操作が可能

アナウンスに記載はありませんでしたが、SDカードへの書き込み中にメニュー画面へアクセス可能です。(ファームウェア1.1で出来たかどうか確認するの忘れていました。どうだったかなぁ…)

ただし、レスポンスは遅い。

また、SDカードの初期化など部分的に操作不可。ドライブモード切替のへのアクセスは出来ませんでしたが、AFモードや測距点の切り替えは可能。

従来通り、書き込み中における再生プレビューへのアクセスは出来ませんでした。

ファインダー・モニター自動再生切替

ファインダーを覗きながら「再生ボタン」でプレビュー中にカメラを顔から離すと、プレビュー画面が背面モニターに表示されます。

ところがどっこい、プレビュー中に再びファインダーを覗くとファインダー内は通常のライブビュー状態に戻っている。そして再び背面モニターに戻るとプレビュー状態のままという複雑怪奇な状態になっている(笑

12-100 PROと静音連写の組み合わせの改善

AF-C時はこんなもんかな?という感じですが、AF-S時はかなり安定した印象。特にプロキャプチャモードで撮影した時には恩恵が多そうです。

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