このページでは「EOS Kiss Mの購入を検討しているけど、どのキットを買えば良いのか分からない!」と言う人のために焦点距離ごとにどのような写り方をするのかまとめています。
目次
本ページを含めて現在編集中、2週間ほどを目安として作成予定。
- 外観・操作
- 画質
- オートフォーカス
- 実写体験
- 結論(編集中)
- 番外:カスタマイズ特集
- 番外:高輝度側・諧調優先 強をチェックする
- 番外:キットレンズの焦点距離をチェックする
Index
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM(ズームキット)
焦点距離別の作例
15mm
キヤノンのAPS-C用センサーは他社よりちょっとだけ小さいのです。
よって「15mm」は他社(ニコン DX・FUJIFILM X・PENTAX K)で言うところの「16mm」程度の画角。マイクロフォーサーズで言えば12mm、フルサイズで言えば24mmくらいでしょうか?
スマートフォンのカメラがおよそ28mm相当(35mmフルサイズ)ですので、スマホより少し広めに写ると考えておけばOK。
画角が広いので被写体を大きく写したい場合は思っている以上に近寄る必要があります。
18mm
スマートフォンより僅かに狭い画角の焦点距離。スマホ世代の人にとって慣れ親しんだ画角と言えるかもしれません。
15mmと同様、被写体を大きく写したい場合は一歩前に出る必要がありそうです。
遠近感が付きやすい焦点距離なので、背景(遠方)の被写体が小さくなりやすい点に注意。
24mm
画角が少し狭くなってきましたね。
圧縮効果で背景が徐々に大きくなってきているのが分かります。旅行で観光名所を背景に撮影するのであれば24?35mmが使いやすそう。
しかし、背景を大きくぼかすにはまだ力不足のように感じます。
28mm
家族写真に使いやすそうな距離感と画角。徐々に背景がボケるようになってきましたね。
EF-M28mm F3.5 マクロ IS STMと同じ焦点距離ですが、本レンズは絞り開放でF4.5となっています。2/3段明るいEF-M28mmマクロはもう少しボケが大きくなることでしょう。
と言っても劇的にボケが増える訳では無いので、ボケ量目的で28mmマクロに手を出すのはおススメしません。
35mm
いわゆる「標準レンズ」と呼ばれる焦点距離より僅かに狭い画角。
家族や友人をクローズアップして撮りたい時に重宝しそうです。
45mm
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMの望遠端。
新生児?未就学のわが子を撮るのであればこの辺までカバーしていれば十分でしょう。
EF-M55-200mm F3.5-6.3 IS STM(Wズームキット)
焦点距離別の作例
55mm
レンズを切り替えて「EF-M55-200mm F3.5-6.3 IS STM」の広角端。
生まれて間もないわが子を撮るには距離感が開きすぎでしょうか?ポートレート撮影なら程よい感じです。
圧縮効果が高まり、ボケは大きくなるので背景から被写体を分離したい場合には便利。
一方、絞っても背景までピントが届かない場合が多いので注意。
70mm
被写体との距離が広がってきました。
家族写真でこの距離感は変ですが、愛犬などペットを撮るには良いかもしれません。
100mm
キャッチボールできそうな距離感。
会話しながら撮影するのであれば、このあたりが限界かも。
画角がとても狭くなるので、動く被写体をクローズアップして捕捉し続けるのは難しい。
135mm
100mm?135mmは個人的に野良猫を撮影しやすい焦点距離だと思っています。
200mm
運動会や学芸会の撮影などで使いそうな焦点距離です。
家族写真で普段使うにはちょっと考えられない距離感ですね。圧縮効果で背景がとても近く感じられるのでトリックアート的な写真を撮るには良いかもしれません。
EF-M18-150mm F3.5-6.3 IS STM(高倍率ズームキット)
手持ちに該当レンズが無いため、上記18mm?135mmを参照してください。(150mmなので135mmよりも少し画角が狭いです。)
EF-M22mm F2 STM(レンズキット)
手持ちにEF-M22mm F2 STMが無かったので似たような焦点距離のレンズを使って撮影。
EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STMを使った時より背景のボケ量が多く被写体を浮かび上がらせることが可能です。と言っても22mmと画角が広いレンズですので、絶対的なボケ量は多くありません。
おすすめキットは?
こんな方におすすめ
- ボディキット…既にレンズを所持 or マクロレンズを別途購入
- ズームキット…未就学児童の成長記録
- ダブルレンズ…家族写真
- 高倍率キット…旅行
- Wズームキット…休日カメラマン
個人的におススメはダブルレンズキット。普段使いのズームレンズと背景をぼかしたい時のレンズが揃っているので一眼カメラの入門に最適。必要に応じて望遠ズームを買い足す感じでOK。
高倍率キットは望遠端が150mmと非力なため、望遠側を重視していると力不足と感じるかも。キヤノンの18mmは他社と比べて画角が少し狭いので標準ズームとして使うと広角側も力不足。あくまでもレンズの交換が出来ない状況や交換する時間が捻出できない旅行などに使いたいところ。
ダブルズームはお父さんが休日の写真ライフを楽しんだり、子供の運動会で役に立つ望遠ズームレンズが必要ならチョイス。ディズニーランドやユニバーサルスタジオでパレードやショーをアップで撮りたい時もコレ。
購入早見表
ブラック | ボディ | 楽天市場 |
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ズームキット | 楽天市場 |
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高倍率キット | 楽天市場 |
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ダブルレンズ | 楽天市場 |
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Wズーム | 楽天市場 |
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ホワイト | ボディ | 楽天市場 |
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