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EOS Kiss Mをを実際に使って感じた良いポイント・悪いポイント【機材レビュー】

更新日:

キヤノンのミラーレス一眼「EOS Kiss M」を複数のページに渡りレビューしています。本ページでは「EOS Kiss Mを実際に使って感じた良いポイントと悪いポイント」をピックアップ。

目次

本ページを含めて現在編集中、2週間ほどを目安として作成予定。

  1. 外観・操作
  2. 画質
  3. オートフォーカス
  4. 実写体験
  5. 結論(編集中)
  6. 番外:カスタマイズ特集
  7. 番外:高輝度側・諧調優先 強をチェックする

良いところ

Kiss Mのココが良い!

  • EOS Kissシリーズとしてはコンパクト
  • 画質は上位機種と大差なし
  • タッチパネルの操作性が高い
  • まずまず良好な電子ビューファインダー
  • EOSとしてはカスタマイズの自由度が高い
  • 思ったよりもバッテリーの持ちが良い
  • Bluetooth通信でカメラ側・スマホ側から遠足操作可能
  • レンズが安い
  • EOS Kissながらマウントアダプタが使いやすい

コンパクトで片手操作が可能

シャッターボタンやダイヤルはもとより、(EOSでは左側に多い)電源レバーも右手で操作できる場所に配置されています。左手が使えない状態でもカメラを操作しやすいので便利ですね。

応用撮影モードを片手操作で扱うのは難しいですが、「シーンインテリジェントオート(A+)」「スペシャルシーン(SCN)」「クリエイティブフィルター(〇〇●)」との相性は抜群です。

片手操作で気になるポイントがある

しかし。完全に片手で操作出来るかと言うとそうでもなく、電源レバーの位置が片手操作だと微妙に使い辛い。モードダイヤルを軸にちょうど反対側に配置されていれば使いやすかったかもしれません。

また、ズームレンズキットの「EF-M15-45mm F3.5-6.3 IS STM」は沈胴式ズームレンズで左手による操作でレンズを展開させる必要があります。今後のレンズラインナップで電動式のズームレンズの登場が必要。

使いやすいタッチパネル・バリアングルモニタ

操作ボタンはEOS M5やM6と比べて少ない。例えばリアコマンドダイヤル・背面ホイール、露出補正ダイヤルなどEOS Kiss Mにはありません。カメラの設定を自分で調整したい私にとって使い辛いポイントです。

しかし、キヤノンのとても便利なタッチパネルシステムを活用することでEOS M6やM5の操作性に近づけることが可能です。ライブビュー表示から直接「露出補正」や「絞り値」「シャッタースピード」の設定変更機能を呼び出すことが出来るのはキヤノンの特徴と言えるでしょう。この操作方法があるおかげで露出補正ダイヤルやリアコマンドダイヤルが無くともスムーズにカメラ設定を変更することができます。

競合他社と比べてもこの操作性はトップクラス。私がタッチパネルの操作性でカメラを選ぶとしたらキヤノンかパナソニックを選びます。さらに、ソニーやオリンパス、富士フイルムのミラーレス一眼では対応していないメニュー画面やファンクション画面におけるタッチ操作も可能です。

上位機種と差が無い画質

操作性こそシンプルにまとまっていますが、最新のセンサーと画像処理エンジンの組み合わせで画質はとても良好。屋内や暗いシーンで重要となってくる「高感度ISO」はISO 2000前後までならノイズを気にせず撮影でき、家族写真ならISO 6400でも気兼ねない画質です。

この価格帯(ボディ単価6万円前後)では競合他社に負けない画質と言うことが出来ます。より高価なEOS M5やM6、そして一眼レフのEOS 80Dなどと比べて見劣りすることは無いでしょう。

正直に言うと、もう少し高価な他社製ミラーレス「X-E3」「X-T20」「α6300」はさらに良好な高感度画質だったりします。

ボディ内デジタルレンズオプティマイザに対応

「デジタルレンズオプティマイザ」とはレンズから画像処理エンジンまで一貫して製造しているキヤノンだからこそ成しえたレンズ補正機能です。

状況に合わせて最適なレンズ補正を適用でき、高度な収差補正を可能としています。

小絞りにおける回折現象(F16やF22で描写が甘くなる現象)に加えて、コマ収差など絞り開放時のレンズ残存収差にも効果的な点がデジタルレンズオプティマイザの特徴と言えるかもしれません。

実際に使って恩恵を感じたのはガッツリ絞った風景撮影や絞り開放で連写撮影(動物・鉄道)など。キットレンズながらシャープな描写を楽しむことが出来ます。特にデジタルレンズオプティマイザで連写撮影が可能なのはEOS Kiss Mだけだったりします。

残念ながら、EOS Kiss Mが対応するレンズは「EF-M15-45mm IS STM」「EF-M55-200mm IS STM」「EF-M18-150mm IS STM」の3本のみ。風景撮影で小絞りを使いたい「EF-M11-22mm IS STM」に対応していないのはどうなの?と感じます。

良好な電子ビューファインダー

他社の電子ファインダーと比べて特に良い訳ではありませんが、不満も無く使いやすい電子ビューファインダー。

キヤノンは細かいスペックを公表していませんが、おそらく有機ELのリフレッシュレート60fpsなので他社と変わらないはず。

アイカップが小さいため、まつ毛にエクステなど施しているとファインダー接眼面に当たりやすいかもしれません。

カスタマイズの自由度が比較的高い

従来のEOSシリーズでカスタマイズできなかった十字ボタン全てに対応しています。これは地味に素晴らしい改善点。

自分好みの操作性に変えやすくなり「マニュアルレンズを楽しむためのEOS Kiss M」など楽しみ方に合わせたカスタマイズが可能。

ただし割り当て可能な機能はまだまだ少なく、他社を見習ってほしい部分があったりします。

今後の改善に期待。

思ったよりまともなバッテリーライフ

ミラーレス一眼の中ではバッテリーあたりの撮影枚数が少ないEOS Kiss Mですが、実際に使っていると日帰り旅行程度なら十分持ちそうです。

もちろん、電源つけっぱなしや動画撮影にバッテリーライフは左右されますが、それでも良好なパフォーマンスと感じます。

安定した動作で高機能な通信接続

スマートフォン用のキヤノン製カメラ用アプリ「Camera Connect」は他社と比較して動作が安定しており快適な操作が可能です。

WiFiを繋げる事で「撮った直後にスマホへ自動転送する機能」や「高機能な動画撮影の遠隔操作」などが使用でき、Bluetoothで接続することで「カメラ電源オフからの画像閲覧」や「シームレスな遠隔操作」を利用することが出来ます。

特に「カメラ電源オフからの画像閲覧」はライバルのソニーやオリンパス・富士フイルムのミラーレス一眼には無い機能です(オリンパスや富士フイルムには「転送予約」機能がありますが、電源オフ状態から起動して画像閲覧は出来ません)。

さらにパソコンのソフトウェア「EOS Utility 3」を使用してワイヤレス撮影が可能となってます。これは従来のEOS Mシリーズで対応していなかったポイント。

レンズが安くてコンパクト

現行のEOS M用純正レンズは少なく…。

上記7本(ズーム5本と単焦点2本)のみと非常に少ないです。

しかし、広角~望遠ズーム、マクロ、明るい単焦点と一通り揃っているうえに、全て5万円以下で手に入るレンズばかりです。特に広角ズームレンズ「EF-M11-22mmF4-5.6IS STM」のカテゴリは他社で7~10万円程度だったりするので、キヤノンの広角ズームはとても安い。

不足している「ぼかし易いレンズ」もマウントアダプターとEFレンズを導入すれば2~3万円程度で手に入ります(サイズは少し大きいですが)。

マウントアダプタが使いやすい

ソニーEマウントほどでは無いですが、オールドレンズを使うためのEOS M用マウントアダプターが存在します。

EOS Mシリーズの中でもボタンカスタマイズの自由度が高い(前述)ため、マニュアルフォーカスレンズを使うための機能をボタンに配置しやすい点は良いですね。例えば十字ボタンに「ピーキング」「拡大」「モニタの輝度変更」などを登録しておくと便利。

フォーカスピーキングの精度は良好で極端な大口径レンズ・広角レンズを使わなければストレスなく撮影可能です。

悪いところ

Kiss Mのココが悪い!

  • 連写性能は良いが連続撮影枚数が少ない
  • オートフォーカスフレームの自由度が足りない
  • ビジュアルガイドモードが無い
  • バリアングルモニタを引き出し辛い
  • お洒落なボディケースが少ない

連続撮影枚数に難あり

EOS Kiss Mは連写性能は「ワンショットAF時に10コマ」と部分的にミドルクラスの一眼レフ以上に連写速度が高速です。

その一方で撮影した画像をカメラに溜め込む能力が乏しいため、10コマ(サーボ時は7.4コマ)で撮影したらあっと言う間に連写が詰まります。例えばRAW出力の場合、連続撮影枚数は10枚なので1秒で詰まります。JPEG出力のみだったとしても3秒ほど。

EOS Kiss Mには中速連写設定が無いため、高速(サーボAFで7.4コマ秒)か低速(4コマ秒)しか選択できません。中速(5コマ秒)と低速(3コマ秒)あたりで設定できれば良かったと感じます。

オートフォーカスエリアの自由度が足りない

EOS Mシリーズのオートフォーカスシステムは極めてシンプル。他社で言うところの「AF-S(ワンショットAF)」「AF-C(サーボAF)」に加えて、エリア設定は…

  • 顔認識・追尾優先
  • ゾーン
  • 1点(スモール1点)

上記3種類のみと選択肢がとても少ないです。

分かりやすい反面、状況に応じた細かい設定が出来ないのでイラっとするこがしばしば。

例えば「騒がしい背景で小さな被写体にピントを合わせたい」場合はスモール1点でもフォーカスエリアが大きく、ピントが背景に抜けて固定されてしまうことが多いです。

また、「小動物をゾーンAF」で撮影する場合、ゾーンAFのフレームが大きすぎて意図しない場所にピントを奪われてしまうことがあります。このような場合にゾーンエリアのサイズを変える手段はEOS Kiss Mに用意されていません。

また、レンズによってフォーカスエリアに制限があるため、対応・非対応レンズをとっかえひっかえで使っていると混乱してしまいます。

瞳オートフォーカスはワンショットAF限定

EOS初となる「瞳AF」は残念ながらワンショットAF限定でサーボAFに対応していません。(顔認識はサーボで使えます)

「そもそも瞳AFが必要なほど被写界深度が浅いレンズが無い」と言う問題もありますが、アダプタ経由でEF50mm F1.8 STMなどを使うときはあったほうが便利。

ビジュアルガイドモードが無い!

EOS Kiss X9の「応用撮影モード」に存在したビジュアルガイドモード機能がありません。

カメラの背面モニタに絵を使って分かりやすく操作できる機能だったのですけども…、なぜこの機能を省いたのか理解出来ません。

また、マニュアルモード(M)時のビジュアルガイドモードは「絞り・シャッター・ISO」が背面モニタに表示され、タッチ操作で全て調整できるので玄人でも重宝する機能だったと思うのですけど…。

おしゃれなアクセサリーが少ない

登場して間もないこともありますが、EOS M10やEOS M100と比べて純正で用意しているお洒落なオプションパーツがありません。

ホワイトとブラウンの純正ボディーケースくらいでしょうか?

ちょっと物足りないなぁ…というのが正直なところ。

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