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ソニー α7 V レビュー シャッター方式によるダイナミックレンジ比較

α7 Vのレビューの第五弾 ダイナミックレンジ編(簡易版)を公開。

簡易的なまとめ

  • 電子シャッターとメカニカルシャッターで結果が異なる
  • 暗部の持ち上げ時にノイズが1段分ほど異なる
    (メカニカルシャッターが有利)
  • 白飛びの閾値は同程度

α7 Vのレビュー一覧

ダイナミックレンジテスト

撮影環境

  • ILCE-7M5
  • SGMA 70mm F2.8 DG Macro
  • ISO 100 F8 1/400s を適正露出として±5EVで撮影
  • 電子シャッター/メカニカルシャッターで撮影
  • ロスレス圧縮RAW(圧縮RAWはLightroom非対応のため)
  • 現像時に適正露出に戻して現像

全体像

ぱっと見た全体像に大きな違いはありません。白飛びの閾値も同程度に見えます。

メカニカル 電子シャッター
-5EV
適正露出
+5EV

暗部をクロップ

分かりやすいように、暗部をさらに「シャドウ+5」設定で明るくして、クロップしたものを以下に掲載。メカニカルシャッターと電子シャッターの違いは明らかで、非常に暗い部分をRAW現像で持ち上げた際のノイズ量に違いがあります。見比べると、その違いはおよそ1段分くらいでしょうか。

電子シャッターでかなり暗い部分を大幅に増感しないかぎり問題となりませんが、ベストを尽くしたい場合はメカニカルシャッターを利用したほうが良さそうです。

なお、露出オーバー(+白飛び)からの復元において、シャッター方式による違いは確認できませんでした。

以上のことから、メカニカルシャッターは電子シャッターと比べて以下の利点が発生します。

  • RAW現像時に暗部の編集耐性が高い
  • 白飛びギリギリの明部を1段分さらに確保することができる
    (露出補正-1EVの設定でも暗部の編集耐性は電子シャッターと同じ)
メカニカル 電子シャッター
-5EV
-4EV
-3EV
適正露出
+3EV
+4EV
+5EV

まとめ

残念ながら、実写撮影時にロスレス圧縮RAWを多用していたのでAdobe Lightroomを使った現像がまだできません(完全対応していない)。

作例をあまりお出しできないのが残念ですが、テスト結果を見る限りではシャッター方式で1段程度の差が発生します。輝度差のあるシーンにおいて、ベストを尽くす場合は電子シャッターを避けたほうが良いでしょう。(サンセットなどの逆光シーンなど)

ロスレス圧縮RAWと画質優先の圧縮RAW、通常の圧縮RAWでどのような違いが発生するのかは、Adobe Camera RAW対応後にチェックしてみたいと思います。

参考情報

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