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抜群の携帯性!小型カーボン三脚 Leofoto LS-283CM レビュー

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このページでは抜群の携帯性を誇るLeofotoのカーボン三脚「LS-283CM」と付属自由雲台「LH-30」のレビューを掲載しています。

Leofotoとは

ここ最近、国内での知名度が急上昇している中国の三脚メーカーです。もともとOEMの三脚製造を手掛けるメーカーでしたが、2014年にLeofotoという会社を設立しブランドを確立したそうな。

三脚の多くはカーボン製(今回手に入れたようなミニ三脚は除く)で、三脚や雲台の材料は日本の東レや日本精工などから仕入れているらしい。そのあたりは上記デジカメwatchの記事にかなり詳しく書かれているのでおススメ。

デザインはアメリカの三脚メーカー「Really Right Stuff」に三脚・雲台ともに酷似しており、正直に言えば「似にせた」感がかなり強い。とは言え、本家よりも安価で一定の評価を得ているため今に至る。レビュー内でも書いていますが、三脚のとしてのクオリティはとても高いので「これぞLeofoto」と言えるオリジナルデザインを追求して欲しいところ。

カーボン三脚 LS-283CM

三脚ケース

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Leofotoではお馴染みの三脚ケース。

サイズはLS-283CMに最適化されており、雲台込みで小さすぎず、大きすぎず、程よいものとなっている。

全面に緩衝材が入っており、多少の衝撃なら三脚を保護してくれそうな印象。

ストラップは肩掛けするにはちょうど良い長さだが、たすき掛けで携帯するには短すぎる。残念ながらストラップはケースに縫い付けられているので取り外したり交換することは出来ない。

三脚ケースのファスナーには二つのスライダーが付いている。エレメントに引っ掛かりは無く、快適に開閉が可能。

ファスナーはケース中央では無く、サイドポケット側寄り。

全面に緩衝材が入っているため、折れ曲がり難い。三脚が入っていない状態でも形状が維持されるので、特に抵抗もなく三脚がすっと収まる。

サイドポケットには説明書と付属品が入っている。予備の石突や六角を入れておくと良いでしょう。

付属品

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  • 説明書
  • スパイク石突
  • 栓抜き兼カラビナ
  • 架台取り付け用カラビナ

が入っている。

スパイク石突は滑り止め・シールが施されており、しっかりと三脚に取り付けることが出来るように横穴も空いている。

やすっぽい付属品ではなく、単品で売っていてもおかしくないようなスパイク石突だ。

「栓抜き・カメラプレートの固定に使える爪・六角・六角ホルダー」の4役を担うカラビナ。

これさえあれば三脚周りの備品はなんとかなるはず。

もう一つのカラビナは架台裏に取り付けて荷物や重りをかけることができる。

サイズ

収納高は400mm(雲台含)とパイプ径28mmの小型三脚としては非常にコンパクト。大きなカメラバッグであれば内部に収容することも出来るはず。

重量は1.18kg(雲台含)と軽量でバッグのバランスを損なうことなく携帯可能。

収納時の長さは中型三脚よりも短く、脚を全て伸ばした時は中型三脚の収納時よりも少し長くなる。

このため、中型三脚と棲み分けやすく用途によって選びやすい。

3段目でもパイプ径は22mmあり、剛性も良好なので伸ばしきって使っても全く問題は感じられない。

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パイプ径「28 / 25 / 22mm」の10層巻きカーボン製。原材料は東レから仕入れているそうな。

前述したように脚を伸ばしきって使っても剛性に問題は感じられない。

仕様表を見ると耐荷重は15Kg。シグマのエビフライ「APO 200-500mm F2.8 / 400-1000mm F5.6 EX DG」が載るか載らないかくらいの耐荷重を備えているようなので、一般的なレンズであれば特に問題は無いでしょう。

脚は簡単に分解が可能なので、悪条件での使用後にメンテナンスしやすい。残念ながらパーツごとに買い足すことは出来ないっぽいのでパーツの紛失には気を付けたい。

脚の展開

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開脚角度は「85°/ 55°/ 22°」。

センターポールが無いので地面スレスレまで三脚を開くことが可能。脚が短いので不整地でも対応しやすい。

開脚のロックは脚の付け根についている金具を引き出すことで解除できる。

購入初期は開脚動作が非常に固くなっているので六角ネジを使って好みの固さに調整すると良いでしょう。

脚の伸縮

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全伸長は「675mm」で最低高は「132mm」。

ベルボンのULTRA miniシリーズと似た使い勝手だが、より高く、より低い位置に架台をセットできるのは強み。

石突

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小型三脚としては珍しく、石突を交換可能。

付属のスパイク石突や別売り大型石突を使い分けることで状況に合わせて三脚を安定させることが出来る。

特にローアングルの撮影が多いのであれば別売りの大型石突がおススメ。付属のゴム石突は硬く滑りやすいので場合によって固定し辛いことが多い。

開脚角度に関わらず広い設置面を固定することが出来るので、マクロ撮影や岩場での三脚設置で真価を発揮する。

安い石突では無いけど、かなりおススメ。

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架台

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センターポールが無いスッキリとした雲台ベース。

イモネジが存在せず、雲台を固定する手段がないのは注意すべきポイント。特に抵抗の掛かった状態で雲台のパン動作が多いならば気を付けたい。

雲台用ネジは「UNC3/8(太ネジ)・UNC1/4(小ネジ)」どちらにも対応している。

「UNC1/4(小ネジ)」の場合は「UNC3/8(太ネジ)」を押し下げてそのまま固定できる仕組みは面白い。ネジ穴の異なる雲台を使い分けているのであれば魅力的な機構。

万が一、この機構が破損したとしても架台裏から交換できそうな仕組みになっている。

架台横には「UNC1/4(小ネジ)」に対応するアクセサリーを装着可能なネジ穴が一つ。

マクロ撮影でビデオライトやフラッシュをマジックアームに装着して利用したり、超望遠レンズと組み合わせた時に照準器を設置することも出るでしょう。

自由雲台 LH-30

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ボール径30mmの自由雲台。三脚に付いてくる雲台としては許容範囲だが、単品で買うには少し割高と感じる。

メインのノブにトルク調節機構は無いので「少し締めた状態で操作」するのは難しい。また、微妙にトルクがかかった状態としても、上下と左右で抵抗感が異なるため使い辛い。

ロックはとても簡単で良好。重い機材を載せてもズレる兆候は無い。

パン操作が個別に配置されているが、こちらはラチェット機構無し。動作は自由雲台と比べると少し滑らかだが価格を考慮するともう少し頑張って欲しいところ。

クイックプレートシステムはアルカスイス互換でクイックリリースクランプは別売りアクセサリーと交換が可能。

実写

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三脚のサイズはマクロ撮影に最適。フルサイズミラーレスに90mmマクロレンズを装着しても良好なバランスをキープ。

俯瞰姿勢でもまったく問題無し。これはマクロ撮影で心強い相棒となってくれそうだ。

大型石突を装着することで、岩場でもしっかり設置面を捉えることが出来た。渓谷や岸壁などで高さが必要と無い場合は積極的に担いでいきたい。

そして何より携帯性がとても良好。カメラバッグに装着してもバッグの重心に影響を与えない程に軽い。架台横のアクセサリーネジに付属のカラビナを装着することでベルトバックルに引っ掛けて携帯してもいいくらい。

側面のアクセサリーネジにカラビナを付けることでバッグや腰に引っ掛けて携帯するこも出来る。

バックパックに装着するには不安定なので、腰に引っ掛けるのが良いでしょう。1Kgと軽量かつコンパクトなので移動時に邪魔と感じることが少ない。カメラバッグに固定するより脱着が手軽となるのでおススメ。

ただし、付属のカラビナはキーリング部分が細く弱いので別途頑丈なカラビナとキーリングを用意するべき。

カメラバッグのショルダーストラップにカラビナを装着する方法が思ったよりも良い。

屈みこまない限り予想以上に安定する上、三脚が必要なシーンで取り出す手間がとても少ない。

硬くて重い三脚を目が行き届かない背面に固定すると他人やモノに当てないか心配。しかし、この固定場所なら安心できる。脱着が楽なので「三脚を伸ばしたまま移動(手がふさがることによる自身の転倒・他人にぶつけて危害を加える可能性)」したいと思わなくなるのも地味に良い。

まとめ

満足度は三脚が95点で雲台が50点。三脚に限って言えば強くおススメできるモデル。

価格は3万円台と安くは無いが、28mm径の小型カーボン三脚と考えると比較的安い。そして交換可能な石突やサイズと高さの自由度のバランス、分解が容易な脚などを考慮するとライバル不在。

テーブル三脚やポケット三脚よりも大きく、(一般的な)小型三脚よりも小さい絶妙なサイズ感が素晴らしい。

これで雲台無しのモデルが2万円台で登場するなら超おススメ。むしろ雲台は3万円の小型三脚の「おまけ」と考えるのが妥当かもしれない。

雲台はサイズの割に保持力は良好なのだが、期待していた滑らかな動きとは少し違ったので他のモデルに変更予定。同社の大型自由雲台「LH-40」や「LH-55」が気になっていたりする。

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Points

  • 頑丈な三脚ケース
  • 豪華な付属品
  • 小型軽量のカーボン三脚
  • パイプ径28mm~22mmで分解可能
  • 石突交換可能
  • センターポール無しで最低高がとても低い
  • 雲台の固定用イモネジが無い
  • 保持力は高いが滑らかに操作できない自由雲台

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